PROGRAM
プログラム
東京・春・音楽祭
Spring Festival in Tokyo
東京春祭プッチーニ・シリーズ vol.7
Tokyo-HARUSAI Puccini Series vol.7
Tokyo-HARUSAI Puccini Series vol.7
《マノン・レスコー》(演奏会形式)
“Manon Lescaut”(Concert Style)
“Manon Lescaut”(Concert Style)
プログラム詳細
Detail
日時・会場
2026年4月16日 [木] 18:30開演(17:30開場)
2026年4月19日 [日] 15:00開演(14:00開場)
東京文化会館 大ホール
出演
指揮:ピエール・ジョルジョ・モランディ
管弦楽:読売日本交響楽団
合唱:新国立劇場合唱団
合唱指揮:冨平恭平
/他
曲目
プッチーニ:歌劇《マノン・レスコー》(全4幕/イタリア語上演・日本語字幕付)
関連公演
東京春祭〈よく解る〉シリーズ vol.2
《マノン・レスコー》
お話と演奏で紐解くオペラ
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Date/Place
April 16 [Thu.], 2026 at 18:30(Door Open at 17:30)
April 19 [Sun.], 2026 at 15:00(Door Open at 14:00)
Tokyo Bunka Kaikan Main Hall
Cast
Conductor:Pier Giorgio Morandi
Orchestra:Yomiuri Nippon Symphony Orchestra
Chorus:New National Theatre Chorus
Chorus Master:Kyohei Tomihira
/etc.
Program
Puccini(1858-1924):“Manon Lescaut”(Opera in 4 Acts / Sung in Italian with Japanese surtitles)
Related performances
Tokyo-HARUSAI〈Making Sense〉Series vol.2
“Manon Lescaut”
With Talk and Music
チケット情報
Ticket
料金(税込)
| S | A | B | C | D | E | U-25 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ¥24,500 | ¥20,500 | ¥16,500 | ¥13,000 | ¥9,500 | ¥7,000 | ¥3,000 |
Price(tax included)
| S | A | B | C | D | E | U-25 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ¥24,500 | ¥20,500 | ¥16,500 | ¥13,000 | ¥9,500 | ¥7,000 | ¥3,000 |
来場チケット
先行発売
2026年1月18日[日]12:00~1月21日[水]23:59
【対象席種】
各日S~B席
〈よく解る〉シリーズ《マノン・レスコー》とのセット券(先行発売限定)
S¥26,500 A¥23,000 B¥19,500
先行販売について
一般発売
2月1日[日]10:00
※U-25チケットは2026年2月13日 [金] 12:00より発売




※トリオ・チケットの対象はS~B席のみ。
※U-25スペシャル★は、4月16日 [木] 公演のみが対象です。
※当日券の取扱いについて
残席があり会場にて当日券を販売する際、料金は各券種+500円となります。
オンライン・チケットサービス等で事前のご予約をお勧めいたします。
Admission ticket
Ticket Presales
January 18 [Sun.] 12:00 to 21[Wed.] 23:59
Only available category S~B
※Set Ticket ( Set Ticket with Tokyo-HARUSAI〈Making Sense〉Series vol.2 “Manon Lescaut” With Talk and Music)are available only on the Japanese website.
General Ticket Sales
February 1 [Sun.] at 10:00
※U-25 ticket will be on sale on February 13 [Fri.], 2026 at 12:00.



※Category S, A and B are acceptable for the Trio ticket.
※U-25 Special★ is only available for the performance on April 16 [Thu.].
※Same day ticket
If seats are still available on the day of the concert, the same day tickets will be on sale for an additional 500JPY to each ticket price.
We recommend purchasing ticket in advance.
曲目解説
Song Commentary
曲目解説PDFダウンロードプッチーニ:歌劇《マノン・レスコー》
ジャコモ・プッチーニ(1858-1924)は、ロッシーニやヴェルディと並び立つ、イタリア・オペラの巨匠。彼の音楽は先人と比べ、抒情の天才ともいうべき特質が際立っている。同時代のマーラーやドビュッシーの影響も受けながら多彩な和声・音色を駆使して、持ち前の音楽性に磨きをかけた。また、台本作成には大変厳しく、その審美眼はプッチーニと協働した作家たちに多くの苦労を与えた。しかし完成した台本と独自の音楽が融合したオペラは、人々の心を深いところから酔わせるものとなった。
《マノン・レスコー》は、彼の三作目のオペラであり、その名を世界に轟かせた出世作。普段から良き劇作の発見にアンテナを張っていたプッチーニは、アベ・プレヴォの小説『マノン・レスコー』に目をつけたが、この作品はすでにオーベールやマスネによってオペラ化され、特にマスネの作品は評判になっていた。「題材としてリスクがある」とプッチーニを支援する楽譜出版社社長のリコルディからも反対されたが、プッチーニは同作に対する執心を保ち続け、オペラ化に着手。そして1892年、台本作家を5人(歌詞に手を入れたリコルディを含めると6人!)も費やし、大いなる情熱で《マノン・レスコー》を完成した。
《マノン・レスコー》は、粗削りなところもありながら強烈なエネルギーに貫かれ、のちの《ラ・ボエーム》や《トスカ》に通じる甘美なメロディと劇的表現が全編を支配している。初演は1893年、トリノのテアトロ・レージョで行なわれた。
【あらすじ】
第1幕:
フランスのアミアンにある宿屋の広場で、若き騎士デ・グリューが友人たちと談笑している。兄レスコーに連れられ、修道院へ向かうマノン・レスコーの姿を一目見たデ・グリューは、その美しさに心を奪われ、マノンが一人になった隙に愛を告白する。
マノンと別れたあと、デ・グリューは彼女の面影を胸に、ロマンティックなアリア〈なんと素晴らしい美人〉を歌う。甘く流麗な旋律に若々しい情熱が溢れている。
しかし、この出会いを見た好色な老富豪ジェロントもマノンの美しさに目をつけ、兄レスコーを買収し、マノンをパリへ連れ去ろうと企む。計画を知ったデ・グリューは、マノンに真実の愛を訴え、二人は熱い二重唱を交わす。そしてパリへと駆け落ちするのであった。
第2幕:
デ・グリューとの貧しい暮らしを見限ったマノンは、兄レスコーの手引きにより、ジェロントの豪華な邸宅で愛人として暮らしていた。しかしマノンの心は満たされず、有名なアリア〈華やかに着飾っても(柔らかなレースの中で)〉を歌う。このアリアにはプッチーニらしい繊細な心理描写が光っている。
そこへデ・グリューが現れ、マノンの裏切りを激しく非難するが、マノンもまた彼への愛を忘れられない。デ・グリューはすべてを許し、愛の二重唱〈いとしい方〉を歌う。ここはオペラ全体のクライマックスの一つであり、音楽は官能的な高揚を見せる。
しかし、二人が抱き合っているところへジェロントが帰宅。忘我のマノンはデ・グリューの制止も聞かず、宝石類を持ち逃げしようとするが、ジェロントの通報で逮捕されてしまう。
第2幕と第3幕の間には、プッチーニの音楽の中でも名高い〈間奏曲〉が演奏される。痛切なまでの悲しみ、デ・グリューの苦悩、そして二人の悲劇的な運命を、激情的な管弦楽の響きによって描き出す。
第3幕:
早朝のル・アーヴル港で、マノンは他の女囚たちとアメリカ行きの船を待っている。デ・グリューは彼女を救おうと試みるが失敗。乗船が始まり、マノンの番が来た時、デ・グリューは彼女と引き離されるくらいなら死んだほうがましだと、アリア〈ご覧ください、狂った僕を〉を歌う。デ・グリューは、自分もアメリカへ連れて行ってほしいと船長に懇願し、特例として許可される。
第4幕:
アメリカに渡った二人だが、再び問題を起こし、追われる身となった。ニューオーリンズ近郊の広大な荒野をさまよい、疲労困憊したマノンはついに力尽き、倒れ込む。必死に水を探しに行くデ・グリューの姿が見えなくなり、取り残されたマノンは、死の恐怖と絶望に襲われ、最後のアリア〈ひとり寂しく〉を歌う。自らの運命を呪い、デ・グリューへの愛を振り絞るように歌う姿が、聴く者の胸を打つ。
戻ってきたデ・グリューの腕の中で、マノンは「自分は死んでも愛は死なない」と口にして、息絶える。愛する人の亡骸の上でデ・グリューは崩れ落ちる。
主催:東京・春・音楽祭実行委員会
共催:読売日本交響楽団
Organizer:Spring Festival in Tokyo Executive Committee
Co-presenter:Yomiuri Nippon Symphony Orchestra, Tokyo
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