東京・春・音楽祭

　東京・春・音楽祭はこれまで、企業・個人の皆さまからのご賛同、地域の方々のご協力を得て、多くのお客様にご来場いただき、東京の春を告げる国内最大規模の音楽祭として発展してまいりました。皆さまと東京の春を祝う風物詩として東京に永く根付いていくような音楽祭を開催することは、クラシック音楽ファンの裾野を広げ、音楽の枠に留まらない国内における芸術文化のさらなる発展、ひいては日本から海外に向けた芸術文化の発信にもつながると考えております。

　そして今、私共は、コロナ禍において多くの方の心の拠りどころとなったクラシック音楽という文化の持つ力を改めて確信し、心を動かす時空間を皆さまと共有する輪をさらに広げるべく、音楽祭を継続してまいります。しかしながら、多くの芸術文化がひしめく東京において、国内外の一流アーティストの演奏を、趣向を凝らした形で皆さまにお届けし続けることは、決して容易ではありません。音楽祭を継続するにあたり、皆さまからのご支援が大きな支えとなります。

　どうかこの機会に、広く皆様のお力添えをいただきますよう、お願い申し上げます。