PROGRAM
プログラム
東京・春・音楽祭
Spring Festival in Tokyo
東京春祭 歌曲シリーズ vol.38
Tokyo-HARUSAI Lieder Series vol.38
东京春祭·歌曲系列vol.38
ルネ・パーペ(バス)&カミッロ・ラディケ(ピアノ)
René Pape(Bass)& Camillo Radicke(Piano)
勒内·帕普(低音)&Camillo Radicke(钢琴)
プログラム詳細
Detail
※この公演は終了しました。
日時・会場
東京文化会館 小ホール
Date / Place
Tokyo Bunka Kaikan, Recital Hall
Date / Place
东京文化会馆 小音乐厅
出演
Cast
Bass:René Pape
Piano:Camillo Radicke
曲目
モーツァルト:無限なる宇宙の創造者を崇敬する汝らが K.619 [試聴]
ドヴォルザーク:《聖書の歌》op.99 [試聴]
クィルター:《3つのシェイクスピアの歌》op.6 [試聴]
ムソルグスキー:《死の歌と踊り》 [試聴]
【試聴について】
[試聴]をクリックすると外部のウェブサイト「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」へ移動し、プログラム楽曲の冒頭部分を試聴いただけます。ただし試聴音源の演奏は、「東京・春・音楽祭」の出演者および一部楽曲で編成が異なります。
Program
Mozart:Die ihr des unermesslichen Weltalls Schöpfer ehrt, K.619
Dvořák:“Biblical Songs” op.99
Quilter:“3 Shakespeare Songs” op.6
Mussorgsky:“Songs and Dances of Death”
[ アンコール曲 ]
シュトラウス:献呈シベリウス:安かれわが心よ
シューマン:若者のための歌のアルバム 作品79より 第21曲子供の見守り
[ Encore ]
R.Strauss:ZueignungJ.Sibelius:Be Still,My Soul
R.Schumann:Kinderwacht
チケット情報
Ticket
料金(税込)
全席指定 | U-25 | ネット席 |
---|---|---|
¥8,500 | ¥2,000 | ¥1,200 |
Price(tax included)
All-reserved seat | U-25 | Live Streaming |
---|---|---|
¥8,500 | ¥2,000 | ¥1,200 |
来場チケット
●オンライン・チケットサービス先行
「Myセレクト3」
2023年12月3日[日]10:00 〜12月6日[水]23:59
●全席指定
2023年12月17日[日]10:00
●U-25
2024年2月15日[木]12:00
※「チケットれすQ」は予定枚数に達した為、取扱い終了となりました。
各種サービスとプランの詳細はこちら
ネット席
- 2024年2月23日[金・祝] 12:00
ライブ配信のみとなります。会場で開催する公演と同時刻に、ご自身のPC・スマホ・タブレット画面にてご鑑賞いただけます。公演終了後のアーカイブ配信はございません。
ネット席の詳細はこちら
Streaming ticket
- February 23 [Fri.], 2024 at 12:00
Only Live-Streaming is available. You can enjoy the concert through your devices (e.g. computer). There is no archive streaming.
details of the LIVE-Streaming ticket
曲目解説
Song Commentary
曲目解説PDFダウンロード東京春祭 歌曲シリーズ vol.38 ルネ・パーペ(バス)&カミッロ・ラディケ(ピアノ)
モーツァルト:無限なる宇宙の創造者を崇敬する汝らが
モーツァルトは1784年に友愛を旨とする秘密結社フリーメイソンに入会し、熱心な会員としてフリーメイソンのための曲をいくつも書いた。タイトルから推察されるように本曲も、同じく会員だった作詞者ツィーゲンハーゲンの依頼によって書かれた「ドイツ語の小カンタータ」。モーツァルト最晩年の1791年に完成。8分近い曲だが、楽章として分けられることなく続けて演奏される。
ドヴォルザーク:《聖書の歌》
全10曲からなる歌曲集《聖書の歌》は1894年の作。前年には最後の交響曲《新世界より》が完成している。アメリカに滞在していたドヴォルザークは名声の頂点にあったが、グノーやチャイコフスキー、親しい友人だったハンス・フォン・ビューローらの訃報に接し、さらには父が病に倒れたこともあり、敬虔な心境になったことが、聖書にもとづく本曲を書く動機につながったのかもしれない。その内的なまなざしは、熱心なカトリック信徒であったにもかかわらず、ラテン語ではなく、チェコ語訳の『詩篇』を用いていることからも推察される。
クィルター:《3つのシェイクスピアの歌》
1905年に作曲・出版された本作の詩は、第1曲「来たれ、死よ」と第2曲「おお、わが愛しの人よ」が、シェイクスピア『十二夜』(1602)第2幕の道化フェステの歌から、第3曲「吹け、吹け、冬の風」が同『お気に召すまま』(1600)第2幕の貴族アミアンズの歌から、それぞれ採られている。いずれも劇中歌だが、クィルターは内容を忠実に表現した歌曲に仕上げている。
ムソルグスキー:《死の歌と踊り》
1875~77年にかけてムソルグスキーの友人だった詩人ゴレニシチェフ=クトゥーゾフの詩に曲を付けた作品。4つの死の場面が描かれており、第1曲「子守歌」は幼い子供、第2曲「セレナード」は若い乙女、第3曲「トレパーク」は貧しい酔っ払いの老農夫、第4曲「司令官」は戦場に斃れた若い兵士たち。いずれも語り部による情景描写のあと、死神が一人称で言葉巧みに死へ誘う構成になっている。
主催:東京・春・音楽祭実行委員会
後援:ドイツ連邦共和国大使館
Organizer:Spring Festival in Tokyo Executive Committee
Support:Embassy of the Federal Republic of Germany in Japan
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