PROGRAM
プログラム
東京・春・音楽祭
Spring Festival in Tokyo
東京春祭 合唱の芸術シリーズ vol.8
Tokyo-HARUSAI Choral Works Series vol.8
Tokyo-HARUSAI Choral Works Series vol.8
モーツァルト《レクイエム》
Mozart "Requiem"
Mozart "Requiem"
プログラム詳細
Detail
※この公演は終了しました。
日時・会場
東京文化会館 大ホール
Date / Place
Tokyo Bunka Kaikan Main Hall
Date / Place
Tokyo Bunka Kaikan Main Hall
出演
指揮者:シュテファン・ショルテス
ソプラノ:天羽明惠
メゾ・ソプラノ:金子美香
テノール:西村 悟
バリトン:大西宇宙
管弦楽:東京都交響楽団
合唱:東京オペラシンガーズ
合唱指揮:田中祐子
Cast
Conductor:Stefan Soltesz
Soprano:Akie Amou
Mezzo Soprano:Mika Kaneko
Tenor:Satoshi Nishimura
Baritone:Takaoki Onishi
Orchestra:Tokyo Metropolitan Symphony Orchestra
Chorus:Tokyo Opera Singers
Chorus Master:Yuko Tanaka
曲目
シューベルト:交響曲第4番 ハ短調 D417《悲劇的》[試聴]
モーツァルト:レクイエム ニ短調 K.626[試聴]
【試聴について】 [試聴]をクリックすると外部のウェブサイト「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」へ移動し、プログラム楽曲の冒頭部分を試聴いただけます。ただし試聴音源の演奏は、「東京・春・音楽祭」の出演者および一部楽曲で編成が異なります。
Program
Schubert(1797-1828):Symphony No.4 in C minor D417 “Tragic”
Mozart(1756-91):Requiem in D minor K.626
チケット情報
Ticket
3月31日 チケット発売開始のお知らせ
料金(税込)
S席 | A席 | B席 | C席 | D席 | E席 | U-25 | ライブ・ストリーミング配信 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
¥11,000 | ¥9,500 | ¥8,000 | ¥6,500 | ¥5,000 | ¥4,000 | ¥2,500 | ¥2,500 |
※当初予定しておりました料金より変更となりました。
Price
S | A | B | C | D | E | U-25 | Live streaming |
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¥11,000 | ¥9,500 | ¥8,000 | ¥6,500 | ¥5,000 | ¥4,000 | ¥2,500 | ¥2,500 |
*The ticket price has been changed from the initial announcement.
来場チケット
発売スケジュール
※先行発売はございません。
※当公演は等間隔での空席設定は行いませんが、感染症の拡大防止のため、一部の座席は販売いたしません。
- S・A・B席
- 2021年4月4日(日)10:00
- C・D・E席
- 2021年4月4日(日)10:00
- U-25
- 2021年4月4日(日)10:00
ご購入にあたって
必ず、「新型コロナウイルス感染拡大予防への取組みとお客様へのお願い」をお読みいただき、内容をご確認・ご同意いただいた上でチケットをお申込みください。
基礎疾患(糖尿病・心不全・呼吸器疾患等)をお持ちの方や妊娠中の方、その他体調に不安のある方は、医師の判断や関係機関の情報をご確認の上、慎重なご判断をお願いいたします。
ネット席
発売スケジュール
- 2021年4月4日(日)12:00
ご購入にあたって
ライブ配信のみとなります。会場で開催する公演と同時刻に、ご自身のPC・スマホ・タブレット画面にてご鑑賞いただけます。公演終了後のアーカイブ配信はございません。
Admission ticket
Release Schedule
- S・A・B
- April 4,2021 at 10:00
- C・D・E
- April 4,2021 at 10:00
- U-25
- April 4,2021 at 10:00
Before buying ticket
Before you reserve your ticket of Spring Festival in Tokyo 2021, please make sure to read through and understand the “Coronavirus Prevention Measures and Visitor Rules”.
If you have an underlying condition or are pregnant, be extra cautious about your decision to come, taking into consideration the advice of your doctor and information from relevant institutions.
Please check the latest information on our official website and SNS before coming to the concert.
Streaming ticket
Release Schedule
- April 4,2021 at 12:00
Before buying ticket
Only Live-Streaming is available. You can enjoy the concert through your devices (e.g. computer). There is no archive streaming.
曲目解説
Song Commentary
曲目解説PDFダウンロードシューベルト:交響曲 第4番 《悲劇的》
11歳のシューベルトは奨学金を得て寄宿制神学校に入学する。同校はサリエリの指導下にあり、高名な作曲家との師弟関係が長く続くことになる。寄宿舎では毎日のように有志が集ってオーケストラ作品が演奏され、おもにヴィオラで参加したであろうシューベルトにとって管弦楽法のよき鍛錬の場となった。いったん教職に就いたシューベルトであったが、その後、作曲により報酬を得る、つまり“プロの音楽家”に転じ、19歳の時に書かれたのが、この「悲劇的交響曲」だった。4本のホルンを用いた同曲は、当時としては大きな編成の作品であった。
荘重なアダージョの序奏から始まる第1楽章はソナタ形式。悲劇的な遁走のメロディを弦が奏でると、第1主題がトゥッティで咆哮し、第2主題は信号のように短い動機を繰り返す。そして簡潔かつ効果的なコーダで切り上げる。アンダンテの第2楽章はロンド形式。いにしえの舞曲を想わせるひなびたテーマは10年後、「即興曲 変イ長調」に転用された。第3楽章はメヌエット。荒々しいアクセントが打たれたメヌエットに続き、トリオでは第1楽章の遁走のメロディが明るくコケティッシュに奏でられる。ハ短調の序奏に導かれる終楽章はソナタ形式。「悲劇的」という言葉とは裏腹に、もっと軽やかな、モーツァルトの歌劇《ドン・ジョヴァンニ》にも通じる颯爽とした音楽が駆け抜けていく。
正式な初演は、作曲家の死後約20年を経て、1849年にライプツィヒで行なわれた。
モーツァルト:レクイエム
モーツァルトの絶筆となった《レクイエム》の創作過程は、映画『アマデウス』で描かれたような多くのエピソードで粉飾されているが、その真相は、昨今のゴーストライター騒動を彷彿とさせる、ありがちな話だった。自称作曲家のヴァルゼック伯爵は、匿名を条件にプロの作曲家に作品を依頼し、できあがった音楽を自作として公表、自ら演奏することを愉しみにしていた。この《レクイエム》も、若くして亡くなった妻の追悼演奏会を催すべく、モーツァルトに依頼したものだった。ただし、作曲料の半分は完成後に支払うという約束で……。
モーツァルトは死の床にあった最後の二週間も気力をふり絞って作曲を続けていた、という義妹の証言が残っている。そして「ラクリモーサ(涙の日)」の8小節目までを書いて、35歳の作曲家は天に召された。夫の死後、残金を受け取るべく、未亡人コンスタンツェは《レクイエム》の補筆完成を画策。紆余曲折を経て、弟子のジュスマイアーがこれをやり遂げた。完成版はヴァルゼック伯爵の指揮で1793年に初演され、コンスタンツェは残りの作曲料をせしめた。
音楽は、カトリック教会のラテン語の典礼文に付されている。「主よ、永遠の安息を彼らに与えたまえ」と歌い始める第1曲「入祭唱」のみがモーツァルト自身の手で完成された部分であり、残りは大なり小なり断片・草稿をもとに補完されたものである。このように、モーツァルトとジュスマイアーの“共作”とも考えられる《レクイエム》に対し、後半の「ドミネ・イエズ(主イエス)」以降、音楽が痩せていくと揶揄する向きもあるが、今日《レクイエム》がモーツァルトの傑作として度重なる演奏機会を得ていることは言を俟たない。モーツァルト研究家のアルフレート・アインシュタインは次のように述べている。「全体を通じての印象は分裂しているが、モーツァルトの意図は明瞭である」。
全曲の掉尾を飾る「聖体拝領唱」に至り、再び冒頭部分(「入祭唱」と「キリエ」の一部)を繰り返して統一感を保持しながら、厳かに曲を閉じる。
主催:東京・春・音楽祭実行委員会
Organizer:Spring Festival in Tokyo Executive Committee
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