アーティスト
ARTIST

東京オペラシンガーズ(合唱)
1992年、小澤征爾指揮、蜷川幸雄演出で話題を呼んだ《さまよえるオランダ人》の公演に際して、世界的水準のコーラスをという小澤氏の要請により、東京を中心に活躍する中堅、若手の声楽家によって組織された。当公演の合唱は圧倒的な成果を上げ、各方面から絶賛を受けた。その評価により同年、第1回サイトウ・キネン・フェスティバル松本《エディプス王》、バイエルン国立歌劇場日本公演《さまよえるオランダ人》(W・サヴァリッシュ指揮)に招かれ、再び高い評価を得た。
Tokyo Opera Singers(Chorus)
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翌1993年から活動は本格化し、サイトウ・キネン・フェスティバル(現セイジ・オザワ松本フェスティバル)、東京・春・音楽祭等を活動の中心に置く他、キーロフ歌劇場管弦楽団(B・ゲルギエフ指揮)、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団(Y・テミルカーノフ指揮)、バルセロナ交響楽団(大野和士指揮)、イタリア国立放送交響楽団等の来日公演に出演、音楽界の活性化に大きく貢献することとなった。1998年には長野冬季オリンピック開会式において、世界6ヵ国を結ぶ《第九》合唱で、中心となる日本側の演奏を担当した。1999年にはヨーロッパの代表的音楽祭の一つであるエディンバラ音楽祭に出演(東急文化村制作《トゥーランドット》)、最大級の賞賛を得た。2000/01年ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団と共演(小澤征爾、S・ラトル指揮)、同楽団からも高い評価を得た。東京・春・音楽祭には、東京のオペラの森時代も含めて第1回から連続出演。2006年にヴェルディ《レクイエム》で共演したR・ムーティからも高い評価を得、以降2016年まで5回の共演をはたしている。東京春祭では他に2010年からスタートした東京春祭ワーグナー・シリーズの合唱も担当、2011年には主要メンバーによる「にほんのうた」シリーズを開始。また2011年4月11日、大震災一月後に急きょ開催されたZ・メータ指揮《第九》(東日本大震災被災者支援チャリティーコンサート)にも出演、当公演は大きな感動を呼んだ。2018年10月上海国際芸術祭、翌年3月上海交響楽団演奏会、2019年1月にはR・ムーティ指揮シカゴ交響楽団来日公演に出演。2020年1月北京国際芸術祭「相約北京」に出演。
出演公演
PARTICIPATING PERFORMANCES
20210402
東京文化会館 大ホール
東京春祭ワーグナー・シリーズ vol.12
《パルジファル》(演奏会形式/字幕付)
20210402
Tokyo Bunka Kaikan Main Hall
Tokyo-HARUSAI Wagner Series vol.12
"Parsifal"(Concert Style/With Subtitles)
20210411
東京文化会館 大ホール
東京春祭 合唱の芸術シリーズ vol.8
モーツァルト《レクイエム》
20210411
Tokyo Bunka Kaikan Main Hall
Tokyo-HARUSAI Choral Works Series vol.8
Mozart "Requiem"
20210413
東京文化会館 小ホール
にほんのうた X ~東京オペラシンガーズ
合唱で聴く美しい日本のうた
20210413
Tokyo Bunka Kaikan Recital Hall