東京・春・音楽祭2021
Spring Festival in Tokyo2021
川口成彦(フォルテピアノ)~協奏曲の夕べ
Naruhiko Kawaguchi(Fortepiano) - An Evening of Concertos
川口成彦(古钢琴)〜协奏曲之夜
ピリオド楽器で聴くモーツァルト&ベートーヴェン
Plays Mozart and Beethoven on Historical Instruments
聆听用古乐器演奏莫扎特&贝多芬
プログラム詳細
Detail
日時・会場
東京文化会館 小ホール
Date / Place
Tokyo Bunka Kaikan Recital Hall
Date / Place
东京文化会馆 小音乐厅
出演
Cast
Fortepiano:Naruhiko Kawaguchi
Violin:Sho Maruyama,Shiho Hiromi
Viola:Rika Sasaki
Cello:Tomofumi Shimane
Violone:Noritsune Morooka
曲目
モーツァルト:
J.C.バッハのソナタによる協奏曲 第2番 ト⻑調 K.107-2
ピアノ協奏曲 第12番 イ⻑調 K.414(室内楽版)
C.P.E.バッハ:幻想曲 へ⻑調 Wq.59-5(フォルテピアノ・ソロ)
ベートーヴェン(V.ラハナー編):ピアノ協奏曲 第2番 変ロ⻑調 op.19
Program
Mozart(1756-91):
Concerto for Piano in G major K.107-2 after J.C.Bach Piano Sonata
Concerto for Piano No.12 in A major K.414 (Chamber Version)
C.P.E.Bach(1714-88): Fantasy in F major Wq.59-5 (Fortepiano Solo)
Beethoven(1770-1827)(arr. by Vinzenz Lachner):Concerto for Piano No.2 in B-flat major op.19
チケットについて
Ticket
【重要】「東京・春・音楽祭2021」チケット発売延期のお知らせ
緊急事態宣言の発令を受け、1月11日(月・祝)以降に順次予定しておりました「東京・春・音楽祭2021」のすべてのチケット発売を延期いたします。新たなチケット発売日程は、2月上旬に当サイト及びSNS(Facebook, Twitter)、音楽祭のメールマガジンにてご案内いたします。
お客様にはご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解賜りますよう、お願い申し上げます。
【Important notice】Postponement of ticket sales for “Spring Festival in Tokyo 2021”
In accordance to Japanese Government's announcement of the state of emergency, we will postpone the sale of all tickets for the "Spring Festival in Tokyo 2021" which was scheduled to be sold from January 11th 2021.
The new ticket release schedule will be announced on our website and SNS in February.
Thank you for your understanding.
January 7, 2021
料金(税込)
S席 | A席 | U-25 | 視聴料 |
---|---|---|---|
¥5,000 | ¥3,500 | ¥1,500 | ¥1,500 |
Price
S | A | U-25 | Viewing Fee |
---|---|---|---|
¥5,000 | ¥3,500 | ¥1,500 | ¥1,500 |
来場チケット
発売日
※先行発売はございません。
- S・A席
- 2021年1月31日(日)10:00
- U-25
- 2021年2月25日(木)12:00
ご購入にあたって
必ず、「新型コロナウイルス感染拡大予防への取組みとお客様へのお願い」をお読みいただき、内容をご確認・ご同意いただいた上でチケットをお申込みください。
基礎疾患(糖尿病・心不全・呼吸器疾患等)をお持ちの方や妊娠中の方、その他体調に不安のある方は、医師の判断や関係機関の情報をご確認の上、慎重なご判断をお願いいたします。
ご来場の際は当公式サイトやSNSにて、公演の最新情報をご確認いただきます様お願い申し上げます。
ライブ・ストリーミング配信視聴
発売日
- 2021年2月10日(水)12:00
ご購入にあたって
ライブ配信のみとなります。会場で開催する公演と同時刻に、ご自身のPC・スマホ・タブレット画面にてご鑑賞いただけます。公演終了後のアーカイブ配信はございません。
チケット購入方法等詳細は決定次第、当公式サイト上にてご案内いたします。
Admission ticket
Release Date
- S・A
- January 31,2021 at 10:00
- U-25
- February 25,2021 at 12:00
Live streaming (Viewing fee)
Release Date
- February 10,2021 at 12:00
曲目解説
曲目解説PDFダウンロードモーツァルト:J.C.バッハのソナタによる協奏曲 第2番 ト長調 K.107-2
作品リストでは27曲の番号付きのピアノ協奏曲を書いているモーツァルトだが、第4番までは他者の作品の編曲であり、このト長調協奏曲も若い頃に多大な影響を受けたヨハン・クリスティアン・バッハのピアノ・ソナタの編曲となっている。
モーツァルトの死後に発見された未発表作品で、3曲をまとめてK.107の作品番号が与えられ、ブライトコプフ・ウント・ヘルテルの「旧モーツァルト全集」で初めて出版された。
編成はピアノ、ヴァイオリン2、チェロと極めてシンプル。第1楽章アレグロと、第2楽章アレグレットからなる。
モーツァルト:ピアノ協奏曲 第12番 イ長調 K.414
ウィーンに居を定めたモーツァルトは、フリーの音楽家として独自に収入を得るため、予約演奏会を催すようになった。本作は、そのためにまとめて作曲された3曲(ピアノ協奏曲第11〜13番)の真ん中の作品だが、時期的にはもっとも早く完成されていたという。
楽器編成も最小で、弦楽4部の他にオーボエ、ホルンが各2。家庭向けの楽譜出版も考慮され、弦楽四重奏のみによる伴奏もできるようになっている。
第1楽章は優美なアレグロのソナタ形式。第2楽章はアンダンテのソナタ形式。1782年1月に亡くなった敬愛するヨハン・クリスチャン・バッハを偲ぶため、同楽章の第2主題は、クリスティアンの歌劇《心の磁石》から採られたとされる。第3楽章アレグレットは軽快なロンド形式で、人気絶頂だった頃のモーツァルトの典雅な調べがフィナーレを飾る。
C.P.E.バッハ:幻想曲 ヘ長調 Wq.59-5
クラヴィーアの名手と謳われたエマヌエル・バッハは、同時代の学習者のために『正しいクラヴィーア奏法についての試論』第1部・第2部を残した。多感様式の時代に生きたエマヌエルがこだわったのが「ファンタジー(幻想曲)」という様式。それは「あいまいな拍節分割」と「過剰なまでの転調」という2つの要素からなる。緩急、強弱の極端なデュナーミクも、自身の技巧を際立たせるために意図されたもので、エマヌエルの名人芸を彷彿とさせる。
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 op.19
作曲に着手したのは17歳の頃だったにもかかわらず、出版したときには30歳を過ぎていた(初演は1795年)。ベートーヴェンの逡巡を表すかのように、初稿(1790年)、第2稿(1793年)、第3稿(1795年)、第4稿(1798年)と、4度にわたって改訂され、ようやく1801年に決定稿(第4稿)が出版された。
編成はフルート1、オーボエ2、ファゴット2、ホルン2と弦楽5部。第1楽章は、アレグロ・コン・ブリオのソナタ形式。第2楽章アダージョは、変奏曲形式の緩徐楽章。第3楽章は、モルト・アレグロのロンド形式。いわゆる「ため息」の音型で綴られていく第2楽章に象徴されるように、楽曲全体がハイドンやモーツァルト時代のロココ趣味に溢れている。室内楽版で聴くと、そうした典雅な趣がいっそう明らかになる。
主催:東京・春・音楽祭実行委員会
Organizer:Spring Festival in Tokyo Executive Committee
- ※掲載の曲目は当日の演奏順とは異なる可能性がございます。
- ※未就学児のご入場はご遠慮いただいております。
- ※チケット代金お支払い後における、お客様の都合による変更・キャンセルは承りません。
- ※やむを得ぬ事情により内容に変更が生じる可能性がございますが、出演者・曲目変更による払い戻しは致しませんので、あらかじめご了承願います。
- ※チケット金額はすべて消費税込みの価格を表示しています。
- ※営利目的のチケットの転売はいかなる場合でも固くお断りします。正規の方法以外でご購入いただいたチケットのトラブルに関して、当実行委員会はいかなる責任も負いません。