東京・春・音楽祭2021
Spring Festival in Tokyo2021
東京春祭 歌曲シリーズ vol.28
Tokyo-HARUSAI Lieder Series vol.28
东京・春・音乐节 歌曲系列 vol.28
マルクス・アイヒェ(バリトン)&クリストフ・ベルナー(ピアノ)
Markus Eiche(Baritone)& Christoph Berner(Piano)
Markus Eiche(男中音)和 Christoph Berner(钢琴)
プログラム詳細
Detail
日時・会場
東京文化会館 小ホール
Date / Place
Tokyo Bunka Kaikan Recital Hall
Date / Place
东京文化会馆 小音乐厅
出演
Cast
曲目
ブラームス:ティークの「マゲローネ」によるロマンス op.33
Program
Brahms (1833-97):Romanzen aus L. Tiecks Magelone op.33
チケットについて
Ticket
【重要】「東京・春・音楽祭2021」チケット発売延期のお知らせ
緊急事態宣言の発令を受け、1月11日(月・祝)以降に順次予定しておりました「東京・春・音楽祭2021」のすべてのチケット発売を延期いたします。新たなチケット発売日程は、2月上旬に当サイト及びSNS(Facebook, Twitter)、音楽祭のメールマガジンにてご案内いたします。
お客様にはご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解賜りますよう、お願い申し上げます。
【Important notice】Postponement of ticket sales for “Spring Festival in Tokyo 2021”
In accordance to Japanese Government's announcement of the state of emergency, we will postpone the sale of all tickets for the "Spring Festival in Tokyo 2021" which was scheduled to be sold from January 11th 2021.
The new ticket release schedule will be announced on our website and SNS in February.
Thank you for your understanding.
January 7, 2021
料金(税込)
S席 | A席 | U-25 | 視聴料 |
---|---|---|---|
¥6,500 | ¥5,000 | ¥1,500 | ¥1,500 |
Price
S | A | U-25 | Viewing Fee |
---|---|---|---|
¥6,500 | ¥5,000 | ¥1,500 | ¥1,500 |
来場チケット
発売日
※先行発売はございません。
- S・A席
- 2021年1月31日(日)10:00
- U-25
- 2021年2月25日(木)12:00
ご購入にあたって
必ず、「新型コロナウイルス感染拡大予防への取組みとお客様へのお願い」をお読みいただき、内容をご確認・ご同意いただいた上でチケットをお申込みください。
基礎疾患(糖尿病・心不全・呼吸器疾患等)をお持ちの方や妊娠中の方、その他体調に不安のある方は、医師の判断や関係機関の情報をご確認の上、慎重なご判断をお願いいたします。
ご来場の際は当公式サイトやSNSにて、公演の最新情報をご確認いただきます様お願い申し上げます。
ライブ・ストリーミング配信視聴
発売日
- 2021年2月10日(水)12:00
ご購入にあたって
ライブ配信のみとなります。会場で開催する公演と同時刻に、ご自身のPC・スマホ・タブレット画面にてご鑑賞いただけます。公演終了後のアーカイブ配信はございません。
チケット購入方法等詳細は決定次第、当公式サイト上にてご案内いたします。
Admission ticket
Release Date
- S・A
- January 31,2021 at 10:00
- U-25
- February 25,2021 at 12:00
Live streaming (Viewing fee)
Release Date
- February 10,2021 at 12:00
曲目解説
曲目解説PDFダウンロードブラームス:ティークの「マゲローネ」によるロマンス
ブラームスは23歳の時、バリトン歌手ユリウス・シュトックハウゼンと知り合った。彼はブラームスの歌曲のよい伴侶となり、この連作歌曲集を作曲する動機をもたらした。最初の6曲は1861年に着手し、1865年に2冊に分けて出版され、残りの9曲は1869年に出版されて、シュトックハウゼンに献呈された。同年にはブラームスのピアノ伴奏とシュトックハウゼンの歌唱によって初演された。
テクストとなったのは、19世紀ドイツ・ロマン派の作家ルートヴィヒ・ティークの作品だが、マゲローネの説話そのものは古く、中世ヨーロッパにまでさかのぼる。ティークの原作は全18章で構成され、各章にはそれぞれ1篇の詩が挿入されている。ブラームスはその中から15篇の詩を選んで付曲した。第10曲と第13曲にはそれぞれ「絶望」「スリマ」という原詩にはない表題がつけられている。
物語は、美しきナポリ王女マゲローネと、プロヴァンスの伯爵ペーターとの様々な冒険に彩られた恋物語。まず第1曲は、ペーター伯爵に向けて、とある吟遊詩人が諸国遍歴の旅へと誘う歌。第2曲は、その歌に鼓舞されて旅立ったペーターの勇ましい決意。第3曲は、旅の途中、ナポリで催された馬上試合で見初めた美しき王女マゲローネに恋焦がれる情熱的な歌。第4曲は、ペーターがマゲローネの乳母に託した歌で、王女への熱烈な愛を告白する。第5曲は、ペーターからマゲローネへの2通目の恋文。時に疑心暗鬼になり、激しく揺れ動く恋心を歌う。第6曲では、初めての逢引きの約束を取り付け、歓びを抑えきれないペーターが、何とか心を鎮めようとする。第7曲は、幸せな逢瀬を思い返して、自室でリュート片手に恋の陶酔感に耽る。しかし第8曲では、恋敵が現れ、恋の成就も風前の灯火となった二人は、駆け落ちを決意。ペーターは愛用のリュートとの別れを惜しみつつ、明日へ希望をかけて歌う。第9曲、駆け落ちに成功してナポリを出た二人だったが、途中でマゲローネが疲れてしまい、ペーターは彼女を木陰に休ませて子守唄を歌う。第10曲では、マゲローネに贈った指環を鳥がかすめとってしまう。それを追いかけてペーターは舟で海へと漕ぎ出すが、運悪く嵐に遭って、マゲローネと離れ離れになり、深く絶望する。第11曲、取り残されたマゲローネはさすらいの旅を続け、とある山小屋の老夫婦のもとに住み込む。そこで紡ぎ車を前に寂しさを嘆く。第12曲では、ペーターは難を逃れて、さるスルタンの庭番となる。彼はマゲローネを想い、あらためて別離の悲しみを歌う。第13曲は、ペーターを慕うようになったスルタンの娘スリマが、彼に切々と想いを伝える。第14曲で、マゲローネへの想いを断ち切れないペーターは、駆け落ちしようと誘われたスリマをかわして一人、舟で脱出する。第15曲は、ついにマゲローネとの再会を果たしたペーターが、永遠に変わらぬ愛を誓う。
主催:東京・春・音楽祭実行委員会
後援:ドイツ連邦共和国大使館
Organizer:Spring Festival in Tokyo Executive Committee
Support:Embassy of the Federal Republic of Germany in Japan
- ※掲載の曲目は当日の演奏順とは異なる可能性がございます。
- ※未就学児のご入場はご遠慮いただいております。
- ※チケット代金お支払い後における、お客様の都合による変更・キャンセルは承りません。
- ※やむを得ぬ事情により内容に変更が生じる可能性がございますが、出演者・曲目変更による払い戻しは致しませんので、あらかじめご了承願います。
- ※チケット金額はすべて消費税込みの価格を表示しています。
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