PROGRAM
プログラム
東京・春・音楽祭
Spring Festival in Tokyo
にほんのうた XIII~東京オペラシンガーズ
Japanese Songs XIII - Tokyo Opera Singers
日本歌曲 XIII~东京歌剧歌手
合唱で聴く美しいにほんのうた
Beautiful Choral Arrangements of Japanese Songs
聆听合唱的优美日本歌曲
プログラム詳細
Detail
※この公演は終了しました。
日時・会場
東京文化会館 小ホール
Date / Place
Tokyo Bunka Kaikan, Recital Hall
Date / Place
出演
合唱:東京オペラシンガーズ
ソプラノ:黒田なるみ、駒井ゆり子、髙品綾野、谷原めぐみ
アルト:佐藤寛子、菅原章代、成田伊美
テノール:土崎 譲、渡邉公威、渡辺 大
バス:寺本知生、成田 眞、藪内俊弥
指揮/ピアノ:寺嶋陸也
Cast
Chorus:Tokyo Opera Singers
Soprano:Narumi Kuroda, Yuriko Komai, Ayano Takashina, Megumi Tanihara
Alto:Hiroko Sato, Akiyo Sugawara, Yoshimi Narita
Tenor:Joe Tsuchizaki, Koi Watanabe, Dai Watanabe
Bass:Tomoo Teramoto, Makoto Narita, Toshiya Yabuuchi
Conductor/Piano:Rikuya Terashima
曲目
【山 大地 川 海 空】
ふじの山(文部省唱歌):巖谷小波・作詞/作曲不詳(寺嶋陸也・編曲)
蔵王讃歌(混声合唱のための組曲《蔵王》より):尾崎左永子・作詞/佐藤 眞・作曲
廣島高師 《山男の歌》(坊がつる讃歌):神尾明正・作詞/武山信治・作曲(寺嶋陸也・編曲)
大地讃頌(混声合唱のためのカンタータ《土の歌》より):大木惇夫・作詞/佐藤 眞・作曲
河口(合唱組曲《筑後川》より):丸山 豊・作詞/團 伊玖磨・作曲
初恋:石川啄木・作詞/越谷達之助・作曲(寺嶋陸也・編曲)
砂山:北原白秋・作詞/中山晋平・作曲(寺嶋陸也・編曲)
昴:谷村新司・作詞作曲(寺嶋陸也・編曲)
ひこうき雲:荒井由美・作詞作曲(寺嶋陸也・編曲)
小さな空:武満 徹・作詞作曲 [試聴]
【にほんのうた名曲選】
花:武島羽衣・作詞/滝 廉太郎・作曲(平井康三郎・編曲)
花の街:江間章子・作詞/團伊玖磨・作曲(寺嶋陸也・編曲)
この道:北原白秋・作詞/山田耕筰・作曲(林 光・編曲) [試聴]
赤とんぼ:三木露風・作詞/山田耕筰・作曲(篠原 真・編曲)
早春賦:吉丸一昌・作詞/中田 章・作曲(編曲・林 光)
【試聴について】
[試聴]をクリックすると外部のウェブサイト「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」へ移動し、プログラム楽曲の冒頭部分を試聴いただけます。ただし試聴音源の演奏は、「東京・春・音楽祭」の出演者および一部楽曲で編成が異なります。
Program
Fuji no Yama:Sazanami Iwaya・Lyric/Unknown・Music(arr. by Rikuya Terashima)
Zao Sanka(”Zao”):Saeko Ozaki・Lyric/Shin Sato・Music
Hiroshima Koshi “Yamaotoko no Uta”(Bogatsuru Sanka):Akimasa Kamio・Lyric/Shinji Takeyama・Music(arr. by Rikuya Terashima)
Daichi Sansho(”Tsuchi no Uta”):Atsuo Oki・Lyric/Shin Sato・Music
Kako(”Chikugo Gawa”):Yutaka Maruyama・Lyric/Ikuma Dan・Music
Hatsukoi:Takuboku Ishikawa・Lyrics/Tatsunosuke Koshitani・Music(arr. by Rikuya Terashima)
Sunayama:Hakushu Kitahara(1885-1942)・Lyrics/Shinpei Nakayama・Music(arr. by Rikuya Terashima)
Subaru:Shinji Tanimura・Lyrics & Music(arr. by Rikuya Terashima)
Hikoki Gumo:Yumi Arai・Lyrics & Music(arr. by Rikuya Terashima)
Chiisana Sora:Toru Takemitsu・Lyrics & Music
Hana:Hagoromo Takeshima・Lyrics/Rentaro Taki・Music(arr. by Kozaburo Hirai)
Hana no Machi:Shoko Ema・Lyric/Ikuma Dan・Music(arr. by Rikuya Terashima)
Kono Michi:Hakushu Kitahara・Lyrics/Kosaku Yamada・Music(arr. by Hikaru Hayashi)
Akatonbo:Rofu Miki・Lyrics/Kosaku Yamada・Music(arr. by Makoto Shinohara)
Soshunfu:Kazumasa Yoshimaru・Lyrics/Akira Nakada・Music(arr. by Hikaru Hayashi)
[ アンコール曲 ]
故郷(ふるさと):高野辰之・作詞/岡野真一・作曲(源田俊一郎・編曲)[ Encore ]
Furusato:Tatsuyuki Takano・Lyrics/Shinichi Okano・Music(arr. by Shunichiro Genda)チケット情報
Ticket
料金(税込)
全席指定 | U-25 | ネット席 |
---|---|---|
¥4,000 | ¥2,000 | ¥1,200 |
Price
All-reserved seat | U-25 | Live Streaming |
---|---|---|
¥4,000 | ¥2,000 | ¥1,200 |
来場チケット
発売スケジュール
●オンライン・チケットサービス先行
「Myセレクト3」
2023年12月3日[日]10:00 〜12月6日[水]23:59
●全席指定
2023年12月10日[日]10:00
●U-25
2024年2月15日[木]12:00
ネット席
発売スケジュール
- 2024年2月23日[金・祝] 12:00
ライブ配信のみとなります。会場で開催する公演と同時刻に、ご自身のPC・スマホ・タブレット画面にてご鑑賞いただけます。公演終了後のアーカイブ配信はございません。
ネット席の詳細はこちら
Admission ticket
Release Schedule
December 10 [Sun.], 2023 at 10:00
Streaming ticket
Release Schedule
- February 23 [Fri.], 2024 at 12:00
Only Live-Streaming is available. You can enjoy the concert through your devices (e.g. computer). There is no archive streaming.
details of the LIVE-Streaming ticket
曲目解説
Song Commentary
曲目解説PDFダウンロードにほんのうた XIII~東京オペラシンガーズ
「ふじの山」は明治43年初出の文部省唱歌。富士山の歌といえば誰しも思い浮かべるメロディだが、作曲者は不詳。作詞の巖谷小波(いわや・さざなみ)は東京の藩医の家柄に生まれ、日本の児童文学の礎を築いた。
全9曲からなる混声合唱のための組曲《蔵王》は昭和36年の作。「蔵王讃歌」はその第1曲で、遥かに連なる蔵王連峰の初夏を歌う。作詞の尾崎左永子は放送作家としても活躍した。佐藤眞は東京藝大出身の作曲家。
「廣島高師」とは広島高等師範学校の略称。その山岳部の歌として九州大の学生3人によって作られた《山男の歌》をもとに「坊がつる讃歌」として昭和53年、芹洋子の歌唱で発表された。芹洋子は同年この歌でNHK紅白にも出演した。
混声合唱のためのカンタータ《土の歌》は昭和37年の作。全9楽章からなり「大地讃頌」はその最後を飾る。合唱コンクールや卒業式などで歌われ、親しまれている。作詞の大木惇夫は戦中は愛国詩で知られたが、そのため戦後は不遇となった。
全5曲からなる合唱組曲《筑後川》は昭和43年の作で、「河口」はその第5曲。福岡県久留米市出身のブリヂストン2代目社長・石橋幹一郎が、義兄の作曲家・團伊玖磨に作曲を依頼して書かれた。作詞の丸山豊も福岡は八女の詩人。
「初恋」は歌曲集《啄木によせて歌える》の第1曲で、昭和13年の作。息をのむほどに美しい旋律を付けたのは、俳優の経歴も持つ作曲家・越谷達之助。越谷はオペラ歌手・三浦環の伴奏者をつとめ、本曲も三浦に捧げられた。
「砂山」は大正11年の作。新潟市の童謡音楽会に招かれた北原白秋は、音楽会のあと、散歩した寄居浜の荒々しい海や砂丘の眺めに感動し、この詞を書いた。作曲は多くの名曲を残した中山晋平。
昭和55年、アリス時代の谷村新司がソロとしてリリースした「昴」は、世界的なヒット曲となった(NHK紅白に初出場を果たしたのは7年後の昭和62年)。昴とはプレアデス星団の和名。
荒井由実の「ひこうき雲」は、昭和48年に発売されたシングルのB面曲。もとは雪村いづみのために書き下ろされたが、作者自身の歌唱で世に出た。言うまでもないが、荒井由実は松任谷由実の旧姓で、本曲が歌手デビューのきっかけとなった。
「小さな空」は武満徹による作詞作曲で、昭和37年の作。連続ラジオドラマ『ガン・キング』の主題歌として書かれた。子どもの頃の懐かしい感情に、ふと胸を突かれるような歌である。
「花」は、瀧廉太郎の歌曲集《四季》(全4曲)の第1曲で、日本における芸術歌曲を目指して書かれた。隅田川の穏やかな春を歌った、風情ある文語調の歌詞は、国文学者で歌人でもあった武島羽衣(たけしま・はごろも)による。
團伊玖磨作曲の「花の街」は昭和22年の作。NHKのラジオ番組「婦人の時間」で放送され反響を呼んだ。荒廃した戦後の日本に、希望の光を灯すような江間章子による歌詞が心にしみる。
「この道」は、北原白秋作詞、山田耕筰作曲による昭和2年の童謡。前半(1・2番)は白秋が晩年に訪れた北海道、後半(3・4番)は白秋の実家がある九州・柳川の情景が織り込まれている。
三木露風の作詞、山田耕筰の作曲による、童謡「赤とんぼ」は昭和2年の作。昨今では赤とんぼを見かけることも少なくなったが、夕暮れと赤とんぼという情景が、聴く者を郷愁へと誘う。
「早春賦」は大正2年の作。文部省唱歌の傑作として長年愛唱されてきた。長野県中部の安曇野の初春の風景を描いた吉丸一昌の歌詞に、作曲家・中田章が付曲した。
主催:東京・春・音楽祭実行委員会
Organizer:Spring Festival in Tokyo Executive Committee
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