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お知らせ
2024/10/29

【速報】「東京・春・音楽祭2025」ラインナップ発表!


桜咲く春の上野を舞台にした国内最大級のクラシック音楽の祭典 「東京・春・音楽祭2025」 を、2025年3月14日[金]から4月20日[日]まで開催いたします。 文化の集積地・上野公園の各施設(東京文化会館、各美術館・博物館等)を拠点に、国内外一流アーティストによるオペラ、オーケストラ、室内楽、リサイタルなど、幅広いコンサートを多様な空間でお届けし春の訪れを彩ります。

東京春祭の“顔”となってきた「ワーグナー・シリーズ」では、マレク・ヤノフスキ指揮/NHK交響楽団で、ワーグナーが手掛けた最期の大作《パルジファル》を上演します。ヤノフスキ&N響は「合唱の芸術シリーズ」でベートーヴェンの晩年の傑作《ミサ・ソレムニス》も東京オペラシンガーズと演奏。荘厳な調べが上野を満たします。

今年9月の《アッティラ》の熱演が記憶に新しいリッカルド・ムーティは、東京春祭オーケストラと共に《ローマの松》などイタリアを代表する作曲家たちの作品をお届けします。「プッチーニ・シリーズ」では、ボローニャ歌劇場音楽監督のオクサーナ・リーニフ指揮/読売日本交響楽団で《蝶々夫人》を。ジョナサン・ノットは音楽監督を務める東京交響楽団と、2025年に生誕200年を迎えるJ.シュトラウス2世《こうもり》で音楽祭を華やかに締めくくります。

また、2024年の音楽祭で円熟味溢れるベートーヴェン・チクルスを演奏した現代最高のピアニスト ルドルフ・ブッフビンダーや、気鋭の現代音楽集団アンサンブル・アンテルコンタンポランクラングフォルム・ウィーン、欧州で活躍する注目の歌手陣をはじめ、国内外の一流アーティストによる室内楽やリサイタル、人気のミュージアム・コンサート、ドイツ・バイロイト音楽祭提携による「子どものためのワーグナー」、上野の街を舞台に小さな音楽会を展開する「桜の街の音楽会」も開催いたします。

桜咲く上野の杜で、皆様のご来場をお待ちしております!

東京・春・音楽祭2025 楽しむための9つのポイント

1.3つのオペラ作品、3つのオーケストラ公演をお届け

2025年の東京・春・音楽祭で上演するオペラは、《パルジファル》《蝶々夫人》《こうもり》の3作品。《パルジファル》は、「ワーグナー・シリーズ」安定のコンビとなってきたマレク・ヤノフスキ指揮/NHK交響楽団で。「プッチーニ・シリーズ」の《蝶々夫人》は、2021年に女性で初めてバイロイト音楽祭の指揮台に立ち、目覚ましい躍進を見せているオクサーナ・リーニフ指揮/読売日本交響楽団でお届けします。閉幕を飾るのは、2025年に生誕200年を迎えるJ.シュトラウス2世の人気作《こうもり》。手兵である東京交響楽団をジョナサン・ノットが指揮します。
2024年9月に開催した「イタリア・オペラ・アカデミー in 東京 vol.4《アッティラ》」の名演も記憶に新しいリッカルド・ムーティは、篤い信頼を寄せている東京春祭オーケストラと《ローマの松》などイタリアの作曲家の作品を集めてお届け。音楽ファン垂涎のプログラムは必聴です。ヤノフスキ&N響は東京オペラシンガーズと共に、ベートーヴェン《ミサ・ソレムニス》も演奏します。「ベンジャミン・ブリテンの世界シリーズ」を終えた加藤昌則は、神奈川フィルハーモニー管弦楽団と石田泰尚を迎えてプロコフィエフを演奏します。

2. ワーグナー&ベートーヴェン 晩年の傑作を名匠ヤノフスキの指揮で堪能

東京春祭の“顔”となってきた「ワーグナー・シリーズ」では、最期の大作《パルジファル》を、マレク・ヤノフスキ指揮/NHK交響楽団が上演します。2025年に86歳を迎えるドイツの名匠ヤノフスキは、「合唱の芸術シリーズ」でベートーヴェンの晩年の傑作《ミサ・ソレムニス》もN響&東京オペラシンガーズと演奏。二人の偉大な作曲家が人生の晩期に生み出した傑作を、マエストロの熟練した手腕のもと、上野で堪能いただけます。

3. オペラ、オーケストラ、室内楽など、国内外一流アーティストが奏でるクラシック音楽

国内外の一流アーティストが一斉に集う音楽祭として、揺るぎない地位を築いてきた東京・春・音楽祭。世界水準の公演を日本のみならず、アジアや世界の音楽ファンにお届けするため毎年彩り豊かなラインナップをそろえてきました。
2024年の音楽祭で円熟味溢れるベートーヴェン ピアノ・ソナタ全曲演奏会を展開したルドルフ・ブッフビンダーが、来春はシューベルトを3日間にわたってお届け。リサイタルに加えNHK交響楽団のメンバーを迎えた室内楽公演を予定しています。 豊かな音色を誇るピアニストのキリル・ゲルシュタインがリサイタルと室内楽の2公演を。 バッハの大家として知られるトレヴァー・ピノック率いる紀尾井ホール室内管弦楽団や、金川真弓マウロ・ペータークリスティアン・ゲルハーヘルら、最旬の音楽を紹介する公演の数々に、東京春祭でしか聴くことのできないプログラムで春の上野を彩ります。

4. コンテンポラリーな響きをハルサイで

古典からコンテンポラリーまで、幅広い音楽を楽しめるのも東京春祭の魅力の一つ。現代音楽シーンをけん引し続けているクラングフォルム・ウィーンと、アンサンブル・アンテルコンタンポランが上野に集結。ともに、2025年に生誕100年を迎えるピエール・ブーレーズの作品で手腕をふるいます。
クラングフォルム・ウィーンは、ブーレーズに加え、ベリオやJ.シュトラウス2世のプログラムを。類まれな技巧と音楽性で多くの観客を虜にしたアンサンブル・アンテルコンタンポランは、日本初演を含む挑戦的なプログラムで観客を魅了します。

5. 東京春祭ならではの、個性的なシリーズ企画の数々

世界で活躍するソリストやオーケストラから選りすぐりの名手が集まり、またとない音楽との出会いの場があるのも東京春祭ならではの魅力のひとつ。バロックから現代の作品まで多彩なテーマ、編成で、音楽の魅力を余すことなくお届けします。
マラソン・コンサート」や「歌曲シリーズ」、郷古 廉&加藤洋之による「〈Geist und Kunst〉室内楽シリーズ」、「ディスカヴァリー・シリーズ」も聴き逃せません。

6. 上野公園の美術館・博物館を舞台にした「ミュージアム・コンサート」

上野公園内に点在する、日本を代表する美術館・博物館の展示室内や講堂で開催される人気のミュージアム・コンサート。2006年からスタートしたこの企画は、美術館や博物館が持つ荘厳な空間で、国内外のアーティストたちが、各特別展や会場の特徴に合わせたコンサートを開催いたします。 人気展覧会とのコラボレーション企画は、その時代を生きた芸術家たちの息吹に触れることができる貴重な機会です。展示室内での公演や、重要文化財である建物内での公演など、文化の集積地上野ならではの特別な空間での鑑賞もお楽しみください。

7. 子どもたちがクラシック音楽と出会う場! 「東京春祭 for Kids」

未就学のお子様から高校生まで、幅広い年代を対象とした様々なプログラムを提供し、毎年好評の「東京春祭for Kids」。バイロイト音楽祭提携の「子どものためのワーグナー」では《パルジファル》を親しみやすくアレンジしてお届け。同音楽祭の総監督カタリーナ・ワーグナーが監修をつとめます。
また、毎年人気の子どものための絵本と音楽の会や公開リハーサルなど、様々な年齢のお子様を対象にクラシック音楽の魅力をお伝えします。 (2025年1月詳細発表予定)

8. 舞台は上野の街中!「桜の街の音楽会」など無料イベント多数開催

上野周辺のみならず、オフィス街など都内の様々な場所を舞台に無料のミニ・コンサートを展開している「桜の街の音楽会」。今春は合計25か所で58公演を行い、多くのお客様に音楽をお届けしました。次春も、2月中旬ごろから4月中旬にかけて開催予定。気軽に音楽に触れあえる最高の場を創出します。お出かけの際は、音楽祭公式サイトで開催スケジュールのチェックをお忘れなく! (2025年2月詳細発表予定)

9. 高音質・高画質・自由視点映像でのライブ・ストリーミング配信を実施

会場にご来場いただけない方にも、東京春祭の公演をお楽しみいただけるように始めた「東京・春・音楽祭LIVE Streaming」。これまでに引き続き、高音質・高画質・自由視点映像で実施いたします。ライブ配信ならではの臨場感を、皆さまそれぞれのスタイルでお楽しみください。(2025年2月詳細発表予定/権利関係の都合により配信されない公演もございます。)

 

チケットは 2024年11月24日[日]10:00より 順次一般発売開始
一般発売に先駆け、東京・春・音楽祭オンライン・チケットサービスにて先行発売を実施
詳しくはチケットページをご覧下さい

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