これまでに《サロメ》表題役、《エレクトラ》クリソテミス、《烙印を押された人々》カルロッタ、《死の都》マリエッタ、《タンホイザー》エリーザベトおよびヴェーヌス、《トリスタンとイゾルデ》イゾルデ、《ジークフリート》《神々の黄昏》ブリュンヒルデなどで、メトロポリタン歌劇場、ドレスデン国立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、ハンブルク歌劇場、マンハイム国立劇場など欧米の主要劇場に登場し成功をおさめ、ドラマティック・ソプラノとしての地位を確固たるものにしている。2013年から15年には、バイロイト音楽祭に《ラインの黄金》フレイア、《神々の黄昏》グートルーネなどで出演するほか、ラヴェッロ音楽祭など各地の音楽祭やコンサートにも招かれている。また英国デビューとなったボーンマス交響楽団との共演では、R.シュトラウス《4つの最後の歌》を披露した。2023／24シーズンは、《ワルキューレ》ジークリンデをアテネ国立劇場とソウルで、新制作の《トリスタンとイゾルデ》イゾルデをパレルモ・マッシモ劇場で歌うなど、活躍の場を広げている。