PROGRAM
プログラム
東京・春・音楽祭
Spring Festival in Tokyo
Trio Accord――白井 圭(ヴァイオリン)、門脇大樹(チェロ)、津田裕也(ピアノ)
Trio Accord - Kei Shirai(Violin), Hiroki Kadowaki(Cello), Yuya Tsuda(Piano)
Trio Accord--白井圭(小提琴), 门胁大树(大提琴), 津田裕也(钢琴)
ベートーヴェン ピアノ三重奏曲 全曲演奏会 II
Complete Beethoven's Piano Trios II
贝多芬钢琴三重奏曲 全曲演奏会II
プログラム詳細
Detail
※この公演は終了しました。
日時・会場
旧東京音楽学校奏楽堂
Date / Place
Sogakudo of the Former Tokyo Music School
Date / Place
前东京音乐学校奏乐堂
出演
Cast
曲目
ベートーヴェン:
ピアノ三重奏曲 第2番 ト長調 op.1-2[試聴]
ピアノ三重奏曲 第4番 変ロ長調 op.11 《街の歌》[試聴]
「仕立て屋カカドゥ」の主題による変奏曲とロンド op.121a[試聴]
ピアノ三重奏曲 第6番 変ホ長調 op.70-2[試聴]
【試聴について】
[試聴]をクリックすると外部のウェブサイト「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」へ移動し、プログラム楽曲の冒頭部分を試聴いただけます。ただし試聴音源の演奏は、「東京・春・音楽祭」の出演者および一部楽曲で編成が異なります。
Program
Beethoven(1770-1827):
Piano Trio No.2 in G major op.1-2
Piano Trio No.4 in B-flat major in op.11 “Gassenhauer”
Variations in G major on Wenzel Muller’s “Ich bin der Schneider Kakadu” op.121a
Piano Trio No.6 in E-flat major op.70-2
チケット情報
Ticket
料金(税込)
席種 | 全席指定 | U-25※ |
---|---|---|
料金 | ¥4,500 | ¥1,500 |
Price(tax included)
All reserved-seat | U-25* |
---|---|
¥4,500 | ¥1,500 |
先行発売:2019年12月1日 (日) 10:00(先行対象の席種:指定席)
※終了日:2019年12月9日 (月) 18:00
一般発売:2019年12月15日 (日) 10:00
※ U-25チケットは、2020年2月13日(木)12:00発売開始
(公式サイトのみでの取扱い)
Advanced Reservation
December 1 at 10:00 – December 9 at 18:00
Onsale to General Public
December 15 at 10:00
* U-25: February 13, 2020 at 12:00
曲目解説
Song Commentary
曲目解説PDFダウンロードベートーヴェンのピアノ三重奏曲
ピアノ三重奏曲 第2番 ト長調 op.1-2
ベートーヴェンの記念すべき作品1には、3つのピアノ三重奏曲が含まれており、1794~95年に作曲されたと推定されている。
3曲のなかでは地味なためか、演奏機会が少ない本曲は4楽章構成。第1楽章は、アダージョの序奏にアレグロ・ヴィヴァーチェの主部が続く。第2楽章ラルゴ・コン・エスプレッシオーネは、展開部のないソナタ形式。落ち着いた旋律美を堪能できる。第3楽章スケルツォの印象的な主題はチェロによって提示され、トリオではピアノが主導権を握る。第4楽章フィナーレはソナタ形式。ヴァイオリンが先駆けてプレストの主題を刻み、溌剌とした喜びを表すように力強く終わる。
ピアノ三重奏曲 第4番 変ロ長調 op.11 《街の歌》
クラリネット、チェロ、ピアノという特殊な三重奏のために1797年に作曲。今回のようにクラリネットのパートはヴァイオリンで演奏されることが多い。
3楽章構成で、第1楽章アレグロ・コン・ブリオはソナタ形式。ベートーヴェンならではの力強さと優雅さがあり、ピアノも活躍する。第2楽章アダージョは、シンプルなソナタ形式。冒頭、ピアノ伴奏でチェロが奏でる第1主題は「七重奏曲 op.20」との近似が指摘されている。第3楽章アレグレットは、主題と9つの変奏とコーダからなる。この主題は、巷で評判となっていたヨーゼフ・ヴァイクルのオペラのアリアから採られており、本曲が「街の歌」と呼ばれる所以ともなっている。
「仕立て屋カカドゥ」の主題による変奏曲とロンド op.121a
作曲年代や動機は定かではないが、1824年にウィーンで出版。18分近くにおよぶ大曲である。荘重な序奏で始まり、アレグレットの明るい主題がピアノによってスタッカートで提示される。そして10の変奏を経たのち、最後は華々しく終わる。主題は、当時ウィーンで人気を博していたヴェンツェル・ミュラーのオペラのアリア「私は仕立て屋カカドゥ」から採られている。
ピアノ三重奏曲 第6番 変ホ長調 op.70-2
1808年に作曲された作品70は、2つのピアノ三重奏曲からなる。この年は交響曲第5・6番が完成しており、ベートーヴェンの創作意欲が横溢していた。
緩徐楽章を欠いた4楽章構成だが、前作《幽霊》より掴みどころがないせいか、演奏機会も少ない。第1楽章は、どこか不気味な雰囲気もあるポーコ・ソステヌートの序奏に始まり、アレグロ・マ・ノン・トロッポの主部はソナタ形式。第1主題はヴァイオリンとチェロによって明るく歌い出され、第2主題はピアノによって優雅に奏でられる。第2楽章アレグレットは、ハ長調・ハ短調の対照的な主題が変奏されて繰り返す。第3楽章アレグレット・マ・ノン・トロッポも、大きくわけて2つの主題が繰り返される。第1主題は穏やかに3拍子で歌われるが、第2主題は弦とピアノが受け答えするユニークなもの。第4楽章フィナーレはソナタ形式。長いコーダで最後にクレシェンドして力強く曲を閉じる。
主催:東京・春・音楽祭実行委員会
後援:公益財団法人 台東区芸術文化財団
認証:Beethoven Jubiläums GmbH
Organizer:Spring Festival in Tokyo Executive Committee
Support:Art & Culture Foundation of Taito
Certified:Beethoven Jubiläums GmbH
- ※掲載の曲目は当日の演奏順とは異なる可能性がございます。
- ※未就学児のご入場はご遠慮いただいております。
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