PROGRAM
プログラム
東京・春・音楽祭
Spring Festival in Tokyo
Trio Accord――白井 圭(ヴァイオリン)、門脇大樹(チェロ)、津田裕也(ピアノ)
Trio Accord - Kei Shirai(Violin), Hiroki Kadowaki(Cello), Yuya Tsuda(Piano)
Trio Accord--白井圭(小提琴), 门胁大树(大提琴), 津田裕也(钢琴)
ベートーヴェン ピアノ三重奏曲 全曲演奏会 I
Complete Beethoven's Piano Trios I
贝多芬钢琴三重奏曲 全曲演奏会Ⅰ
プログラム詳細
Detail
※この公演は終了しました。
日時・会場
旧東京音楽学校奏楽堂
Date / Place
Sogakudo of the Former Tokyo Music School
Date / Place
前东京音乐学校奏乐堂
出演
Cast
曲目
ベートーヴェン:
ピアノ三重奏曲 変ホ長調 WoO.38[試聴]
ピアノ三重奏曲 第1番 変ホ長調 op.1-1[試聴]
ピアノ三重奏のためのアレグレット 変ロ長調 WoO.39[試聴]
ピアノ三重奏曲 第5番 ニ長調 op.70-1 《幽霊》
【試聴について】
[試聴]をクリックすると外部のウェブサイト「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」へ移動し、プログラム楽曲の冒頭部分を試聴いただけます。ただし試聴音源の演奏は、「東京・春・音楽祭」の出演者および一部楽曲で編成が異なります。
Program
Beethoven(1770-1827):
Piano Trio in E-flat major WoO.38
Piano Trio No.1 in E-flat major op.1-1
Allegretto for Piano Trio in B-flat major WoO.39
Piano Trio No.5 in D major op.70-1 “The Ghost”
[ アンコール曲 ]
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 第4番 変ロ長調 op.11 《街の歌》より第2楽章[ Encore ]
Beethoven:Piano Trio No.4 in B-flat major in op.11 “Gassenhauer” - II. Adagioチケット情報
Ticket
料金(税込)
席種 | 全席指定 | U-25※ |
---|---|---|
料金 | ¥4,500 | ¥1,500 |
Price(tax included)
All reserved-seat | U-25* |
---|---|
¥4,500 | ¥1,500 |
先行発売:2019年12月1日 (日) 10:00(先行対象の席種:指定席)
※終了日:2019年12月9日 (月) 18:00
一般発売:2019年12月15日 (日) 10:00
※ U-25チケットは、2020年2月13日(木)12:00発売開始
(公式サイトのみでの取扱い)
Advanced Reservation
December 1 at 10:00 – December 9 at 18:00
Onsale to General Public
December 15 at 10:00
* U-25: February 13, 2020 at 12:00
曲目解説
Song Commentary
曲目解説PDFダウンロードベートーヴェンのピアノ三重奏曲
ピアノ三重奏曲 変ホ長調 WoO.38
ピアノ三重奏曲という分野におけるベートーヴェンの習作とも言える作品で、故郷のボンを離れてウィーンに移る前の20~21歳の頃(1790-91)に作曲されたと推定されている(出版はベートーヴェンの死後の1830年)。
3楽章構成で、第1楽章アレグロ・モデラートは、若書きならではの伸びやかな楽想が心地よい。第2楽章は、しっとりとしたスケルツォ楽章。第3楽章ロンドでは、後年のベートーヴェンをも予感させる気分の盛り上がりをみせる。
ピアノ三重奏曲 第1番 変ホ長調 op.1-1
ベートーヴェンの記念すべき作品1(1795年出版)には、3つのピアノ三重奏曲が含まれている。その劈頭を飾る本曲は、1794~95年の作とされる。
4楽章構成で、第1楽章アレグロはソナタ形式。若きベートーヴェンの明るく、優雅な旋律を堪能できる。第2楽章アダージョ・カンタービレはロンド形式。まずピアノ独奏で第1主題が静かに奏され、やがてヴァイオリンへと受け継がれる。第2主題はヴァイオリンとチェロの対話となり、官能的なまでに美しい緩徐楽章となっている。第3楽章のスケルツォはベートーヴェンらしい充実した楽章で、冒頭の主題を各楽器が目まぐるしく繰り返す。トリオでは、弦が伴奏にまわり、ピアノが可憐なメロディを奏でる。第4楽章フィナーレはソナタ形式で、軽快に駆け回る躍動感が感じられる。
ピアノ三重奏のためのアレグレット 変ロ長調 WoO.39
1812年に作曲された単一楽章の作品で、ベートーヴェンの友人ブレンターノ夫妻の娘で、ピアノを巧みに奏でたというマクシミリアーネ(当時10歳)に捧げられた(出版は1830年)。ロンド形式で、メロディは素朴だが、各楽器がバランス良く掛け合う。
ピアノ三重奏曲 第5番 ニ長調 op.70-1 《幽霊》
1808年に作曲された作品70は、2つのピアノ三重奏曲からなる。この年は、交響曲第5・6番が完成しており、ベートーヴェンの創作意欲が横溢していた。
3楽章からなり、ソナタ形式の第1楽章アレグロ・ヴィヴァーチェ・エ・コン・ブリオは、いきなり第1主題のユニゾン強奏で始まる。主題後半にふと香る詩情が心を打つ。第2主題は、ヴァイオリンとチェロがユニゾンで音階をなぞり、ピアノがリズムを刻む。第2楽章ラルゴ・アッサイ・エデスプレッシーヴォは、展開部のないソナタ形式。一転して幻想的で陰鬱な雰囲気となり、終始、霧のなかをさまようような不安定な気分が続く。「幽霊」の呼称は、この楽章の印象からきているとも言われている。そして第3楽章プレストはソナタ形式。それまでの雰囲気を吹き飛ばすような晴れやかな楽章である。コーダは弦のピツィカートに始まり、ダイナミックなピアノの躍動感が華やかさを添えて、最後はフォルテッシモで力強く終わる。
主催:東京・春・音楽祭実行委員会
後援:公益財団法人 台東区芸術文化財団
認証:Beethoven Jubiläums GmbH
Organizer:Spring Festival in Tokyo Executive Committee
Support:Art & Culture Foundation of Taito
Certified:Beethoven Jubiläums GmbH
- ※掲載の曲目は当日の演奏順とは異なる可能性がございます。
- ※未就学児のご入場はご遠慮いただいております。
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- ※やむを得ぬ事情により内容に変更が生じる可能性がございますが、出演者・曲目変更による払い戻しは致しませんので、あらかじめご了承願います。
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