PROGRAM
プログラム
東京・春・音楽祭
Spring Festival in Tokyo
シューベルトの室内楽 I ~鈴木大介(ギター)と仲間たち
Schubert's Chamber Music I - Daisuke Suzuki(Guitar) and His Friends
舒伯特室内乐Ⅰ〜铃木大介(吉他)与伙伴们
プログラム詳細
Detail
※この公演は終了しました。
日時・会場
東京文化会館 小ホール
Date / Place
Tokyo Bunka Kaikan Recital Hall
Date / Place
东京文化会馆 小音乐厅
出演
Cast
Violin/Viola:Yasushi Toyoshima
Cello:Noboru Kamimura
Flute:Maho Kajikawa
Guitar:Daisuke Suzuki
Baritone:Alistair Shelton-Smith
曲目
第Ⅰ部
シューベルト(鈴木大介編):
ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ ニ長調 D384
シューベルト:
春に D882
緑野の歌 D917
春の小川 D361
ガニュメート D544
僕のものだ! D795-11
メルツ:《ギター独奏のための6つのシューベルト歌曲》
涙の賛美、愛の便り、わが宿、セレナーデ、郵便馬車、漁師の娘[試聴]
第Ⅱ部
シューベルト(鈴木大介編):アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D821
第Ⅲ部
シューベルト:
春に寄せて D587
春の夢 D911-11(松尾俊介編)
5月の夜 D194
春のおもい D686
春のあこがれ D957−3
ギター四重奏曲 D96
※ 当初発表の曲目より、一部変更となりました。
【試聴について】
[試聴]をクリックすると外部のウェブサイト「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」へ移動し、プログラム楽曲の冒頭部分を試聴いただけます。ただし試聴音源の演奏は、「東京・春・音楽祭」の出演者および一部楽曲で編成が異なります。
Program
[PART I]
Schubert(1797-1828)(arr. by Daisuke Suzuki):
Sonatina for Violin and Piano in D major D384
Schubert:
Im Frühling D882
Das Lied im Grünen D917
Am Bach im Frühling D361
Ganymed D544
Mein! D795-11
Mertz(1806-56):”6 Schubert’s Lieder for Solo Guitar”
Lob der Tranen, Liebesbotschaft, Aufenthalt, Standchen, Die Post, Das Fischermädchen
[PART II]
Schubert(arr. by Daisuke Suzuki):
Arpeggione Sonata in A minor D821
[PART III]
Schubert:
An den Frühling D587
Frühlingstraum D911-11
Die Mainacht D194
Frühlingsglaube D686
Frühlingssehnsucht D957-3
Guitar Quartet D96
チケット情報
Ticket
料金(税込)
席種 | S席 | A席 | U-25※ |
---|---|---|---|
料金 | ¥6,000 | ¥4,500 | ¥1,500 |
Price(tax included)
S | A | U-25* |
---|---|---|
¥6,000 | ¥4,500 | ¥1,500 |
先行発売:2019年12月1日 (日) 10:00(先行対象の席種:S席 A席)
※終了日:2019年12月9日 (月) 18:00
一般発売:2019年12月15日 (日) 10:00
※ U-25チケットは、2020年2月13日(木)12:00発売開始
(公式サイトのみでの取扱い)
Advanced Reservation
December 1 at 10:00 – December 9 at 18:00
Onsale to General Public
December 15 at 10:00
* U-25: February 13, 2020 at 12:00
曲目解説
Song Commentary
曲目解説PDFダウンロード第I部
シューベルト(鈴木大介編):ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ ニ長調 D384
3曲の短いソナタが作曲されたのは1816年。おそらく家庭コンサート用に書かれたこれら3曲は、シューベルトの死後に作品137としてまとめられ、1836年に「ソナチネ集」として出版された。その第1番である本曲は、3楽章構成となっており、シンプルで素朴な旋律が味わい深い。
シューベルトの歌曲
「春に」は1826年の作。詩はシュルツ。かつて恋人と寄り添った春を懐かしく思い出す。「緑野の歌」は1827年作曲。詩はライルにより、童心にかえり、萌える緑のなかへ春に誘われて駆けだすような歌。「春の小川」は1816年作曲で、詩はショーバー。三部形式となっており、優しく穏やかな旋律が心地よい。「ガニュメート」は1817年に書かれた優美な曲。ゲーテの詩は、美少年ガニュメートにまつわるギリシャ神話に材を採っている。「僕のものだ!」は、1823年に作曲された歌曲集《美しき水車屋の娘》の第11曲で、詩はミュラー。水車屋の娘の心を得て、この世の春を謳歌するような歌。
メルツ:《ギター独奏のための6つのシューベルト歌曲》
ヨーゼフ・カスパル・メルツは19世紀前半に活動したハンガリー出身のギタリストで、作曲家としては多くのギター編曲を手がけた。本曲集は、フランツ・リストによるピアノ編曲をもとに、ギター独自の味付けを加えている。「涙の賛美」は、1818年頃作曲されたシューベルト初期の歌曲。続く3曲、「愛の便り」「わが宿」「セレナーデ」は、いずれもシューベルトの死後まとめられた歌曲集《白鳥の歌》所収。特に「セレナーデ」はシューベルトの歌曲のなかでも有名なものの一つ。「郵便馬車」は、シューベルトの歌曲集《冬の旅》の第13曲。「漁師の娘」は、《白鳥の歌》所収の歌曲。
第II部
シューベルト(鈴木大介編):アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D821
ウィーンの楽器製作者シュタウファーが1823年に発案したアルペジオーネというフレット付きの弦楽器は、いわばチェロのように弾くギターだったが、普及には至らなかった。1824年に作曲された本作はアルペジオーネのために書かれたものとしてはおそらく現存する唯一の楽曲で、ヴィオラ、チェロ、ギターなど様々な楽器で演奏されている。3楽章構成となっており、シューベルトならではの哀愁が随所に感じられ、今日に至るまで広く愛聴、愛奏されている。
第III部
シューベルトの歌曲
「春に寄せて」は1817年の作。詩はシラーによるが、シューベルトは同詩に四度、曲を付けている。いかにも春らしい穏やかな喜びを歌う。「春の夢」は、ミュラーの詩による歌曲集《冬の旅》の第11曲。軽快な前奏に続いて明るく始まるが、すぐに沈んだ気分へと変わってしまう。今回は松尾俊介による編曲でお届けする。「5月の夜」は1815年の作。詩はヘルティにより、美しい春の夜に背を向け、孤独へ向かう心持ちを歌う。「春のおもい」は1820年に作曲された。詩はウーラント。伸びやかな旋律は春を歌うにふさわしく、シューベルト歌曲のなかでも広く親しまれている。「春のあこがれ」は、歌曲集《白鳥の歌》の第3曲。詩はレルシュタープにより、明るく溌剌とした春を感じさせる歌である。
ギター四重奏曲 D96
“秘曲中の秘曲”であり、演奏機会も極めて少ない。チェコのギタリスト・作曲家のヴェンツェル・トマス・マティーカによる三重奏曲「フルート、ヴィオラ、ギターのためのノットゥルノ」を、シューベルトが編曲したもの。全5楽章からなる原曲に、チェロを加え、さらにメヌエット楽章のトリオを1つ増やしている。1814年頃に作曲されたと推定されているが、作曲動機は不明で、まだ十代の若きシューベルトが家庭で演奏するために作曲したと考えられている。
主催:東京・春・音楽祭実行委員会
Organizer:Spring Festival in Tokyo Executive Committee
- ※掲載の曲目は当日の演奏順とは異なる可能性がございます。
- ※未就学児のご入場はご遠慮いただいております。
- ※チケット代金お支払い後における、お客様の都合による変更・キャンセルは承りません。
- ※やむを得ぬ事情により内容に変更が生じる可能性がございますが、出演者・曲目変更による払い戻しは致しませんので、あらかじめご了承願います。
- ※チケット金額はすべて消費税込みの価格を表示しています。
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