PROGRAM
プログラム
東京・春・音楽祭
Spring Festival in Tokyo
ミュージアム・コンサート
Museum Concert
博物馆音乐会
安達真理(ヴィオラ)~現代美術と音楽が出会うとき
Mari Adachi(Viola)- When Music Meets Modern Art
安达真理(中提琴)~当现代艺术遇到音乐
プログラム詳細
Detail
※この公演は終了しました。
日時・会場
上野の森美術館 展示室
Date / Place
The Ueno Royal Museum, Exhibition Room
Date / Place
上野之森美术馆 展示室
出演
Cast
Viola:Mari Adachi
Cello:Kei Yamazawa
曲目
ストラヴィンスキー:悲歌
[試聴]
ハチャトゥリアン:無伴奏ヴィオラ・ソナタ《歌》
[試聴]
ルトスワフスキ:牧歌集
[試聴]
ジョリヴェ:5つの田園詩
クラーク:ヴィオラとチェロのための2つの小品 《子守歌とグロテスク》
[試聴]
ドルジーニン:無伴奏ヴィオラのためのソナタ
[試聴]
ヒンデミット:二重奏曲 断章
[試聴]
黛 敏郎:文楽(ヴィオラ版)
【試聴について】
[試聴]をクリックすると外部のウェブサイト「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」へ移動し、プログラム楽曲の冒頭部分を試聴いただけます。ただし試聴音源の演奏は、「東京・春・音楽祭」の出演者および一部楽曲で編成が異なります。
Program
Stravinsky(1882-1971):Elegy
Khachaturian(1903-78):Sonata for Viola Solo “pesnya”
Lutosławski(1913-94):Bukoliki
Jolivet(1905-74):5 Eglogues
Clarke(1886-1979):2 pieces for Viola and Violoncello Lullaby and Grotesque
Druzhinin(1932-2007):Sonata for Viola Solo
Hindemith(1895-1963):Duettsatz
Toshiro Mayuzumi(1929-97):Bunraku(Viola Version)
[ アンコール曲 ]
トヌ・クルヴィッツ:さすらい人[ Encore ]
Tõnu Kõrvits : Wanderer’s Songチケット情報
Ticket
料金(税込)
| 席種 | 全席自由 |
|---|---|
| 料金 | ¥3,700 |
Price(tax included)
| All non-reserved seat |
|---|
| ¥3,700 |
一般発売:2020年1月26日 (日) 10:00
Onsale to General Public
January 26 at 10:00
曲目解説
ストラヴィンスキー:悲歌
現代音楽を得意としたベルギーの「プロ・アルテ弦楽四重奏団」の設立メンバーで、第1ヴァイオリン奏者だったアルフォンス・オンヌー追悼のため、1944年に書かれた。ストラヴィンスキーには珍しい無伴奏作品。フーガをはさんだ三部形式の曲で、ヴィオラは弱音器を付ける。シンプルな中にも厳かな哀しみを感じさせる佳品である。
ハチャトゥリアン:無伴奏ヴィオラ・ソナタ《歌》
アラム・ハチャトゥリアンは、ジョージア・トビリシ出身のアルメニア人作曲家。ハチャトゥリアンと言えば「剣の舞」が有名だが、本曲はその賑やかな音楽のイメージからはかけ離れて、エキゾチックな叙情が隅々まで行きわたっており、素朴かつ深遠な《歌》が、静寂のなかで明滅するようである。作曲されたのは死の2年前、1976年。ハチャトゥリアンは、最晩年に無伴奏ソナタを3曲(チェロ、ヴァイオリン、ヴィオラ)作曲しているが、この無伴奏ヴィオラ・ソナタはその最後を飾るものとなった。
ルトスワフスキ:牧歌集
ヴィトルト・ルトスワフスキは、20世紀ポーランドを代表する作曲家。原曲は1952年に作曲されたピアノ独奏曲で、1962年にヴィオラとチェロのために編曲された。5つの小曲が並んでおり、ピアノの響きを引き写したかのような二重奏を楽しむことができる。
A.ジョリヴェ:5つの田園詩
20世紀初頭にパリのモンマルトルで生まれたアンドレ・ジョリヴェは、前衛音楽からCM音楽にいたるまでマルチな活動を展開した作曲家だが、そのラディカルな側面を理解するには、彼がエドガー・ヴァレーズに師事し、多大な影響を受けたことを忘れてはならない。1967年に作曲された本曲は、無伴奏ヴィオラのための小曲集であり、ヴィオラが雄弁に喋り、歌う。楽想の底流には、ジョリヴェならではの苦みの利いた詩情が流れている。
R.クラーク:ヴィオラとチェロのための2つの小品《子守歌とグロテスク》
レベッカ・クラークは、二度の世界大戦の戦間期に活躍したイギリスのヴィオラ奏者で、作曲家としてはヴィオラを主軸に据えた室内楽を多く残した。あふれんばかりの才能を持ちながらも、ジェンダーの壁の前に苦難の道を強いられた。1916年頃、作曲家としての最初期に書かれた本作は、弱音器を付けて優しく眠りの波間をたゆたうような「子守歌」と、諧謔味の強い「グロテスク」からなる。
F.ドルジーニン:無伴奏ヴィオラのためのソナタ
ロシアのベートーヴェン弦楽四重奏団のヴィオラ奏者(二代目)を務めたフョードル・ドルジーニンは、数多くのヴィオラ作品を作曲している。その代表作と言えるのが、1959年に書かれたこの無伴奏ヴィオラ・ソナタ。4楽章構成で、哀切な響きや諧謔味を感じさせる躍動感は、ショスタコーヴィチにも通じるところがある。実際、ドルジーニンは、ショスタコーヴィチ最後の作品であるヴィオラ・ソナタ(1975)の初演者で、献呈を受けた人物でもあった。
ヒンデミット:ヴィオラとチェロのための二重奏曲
20世紀前半のドイツを代表する作曲家パウル・ヒンデミットは、自身がヴィオラ奏者だったこともあり、ヴィオラのための楽曲を多く残している。本曲は1934年1月23日、録音中だったSPレコードの片面を埋めるために短時間で作曲され、そのまま作曲者自身のヴィオラとエマニュエル・フォイアマンのチェロによって録音(初演)された。
黛 敏郎:文楽 (ヴィオラ版)
戦後日本のクラシック界をけん引した作曲家の一人・黛敏郎が1960年に書いた「文楽」は、邦人作曲家によるチェロ独奏作品として、貴重なレパートリーの一つになっている。人形浄瑠璃(文楽)の太棹三味線のダイナミックさ、そのドラマティックな太い線を、チェロという楽器で表現しようと意図されたもので、きわめて独創的な作品である。今回は特別に許可を得て、ヴィオラで演奏する。
共催:上野の森美術館
Co-presentor:The Ueno Royal Museum
- ※掲載の曲目は当日の演奏順とは異なる可能性がございます。
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