PROGRAM
プログラム
東京・春・音楽祭
Spring Festival in Tokyo
ミュージアム・コンサート
Museum Concert
博物馆音乐会
篠﨑和子(ハープ)~現代美術と音楽が出会うとき
Kazuko Shinozaki(Harp)- When Music Meets Modern Art
篠崎和子(竖琴)~ 当现代艺术遇到音乐
プログラム詳細
Detail
※この公演は終了しました。
日時・会場
上野の森美術館 展示室
Date / Place
The Ueno Royal Museum, Exhibition Room
Date / Place
上野之森美术馆 展示室
出演
ハープ:篠﨑和子
Cast
Harp:Kazuko Shinozaki
曲目
A.カプレ:2つの嬉遊曲
Ⅰ. フランス風
Ⅱ. スペイン風
黛 敏郎:ROKUDAN ハープのための
野平一郎:時の螺旋
M.トゥルニエ:ソナチネ op.30
細川俊夫:2つの日本民謡
I.さくら、散る
II.五木の子守歌
権代敦彦:ハープのための 《夕やけ》 op.158
Program
André Caplet(1878-1925):Divertissements
I. à la française
II. à l’espagnole
Toshiro Mayuzumi(1929-97): ROKUDAN for Harp(1989)
Ichiro Nodaira (1953-):La Spirale du temps(2002)
Marcel Tournier(1879-1951):Sonatine op.30(1924)
Toshio Hosokawa(1955-): 2 Japanese Folk Songs(2008)
I. Falling Cherry Blossoms
II. Lullaby of Itsuki
Atsuhiko Gondai(1965-): Sunset op.158(2017)
[ アンコール曲 ]
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女 (《前奏曲集 第1集》 より)[ Encore ]
Debussy(1862-1918):La fille aux cheveux de lin (”Préludes I”)チケット情報
Ticket
料金(税込)
| 席種 | 全席自由 |
|---|---|
| 料金 | ¥3,700 |
Price(tax included)
| All non-reserved seat |
|---|
| ¥3,700 |
一般発売:2020年1月26日 (日) 10:00
Onsale to General Public
January 26 at 10:00
曲目解説
A.カプレ:2つの嬉遊曲(1924)
フランスの作曲家アンドレ・カプレは、ドビュッシーの親しい友人でもあり、ドビュッシーのピアノ作品を管弦楽用に編曲したことでも知られている。第一次世界大戦時に従軍した際の後遺症により、46歳という若さで亡くなったが、死の前年の1924年に作曲された本曲は、ハープ奏者にとって重要なレパートリーとなっている。華やかなアルペジオで奏でられる「フランス風」と、エキゾチックな表情を見せる「スペイン風」からなる。
黛 敏郎:ROKUDAN ハープのための(1989)
戦後日本を代表する作曲家・黛敏郎が、ハープという楽器の可能性を追求した「ROKUDAN ハープのための」は、1989年に作曲された。そもそも「六段」とは、古典筝曲を代表する純粋な器楽曲の一つだが、本曲は、琴のような雅な響きから前衛的なアグレッシブさまで、振れ幅の大きい5つの短いパート(Adagietto / Adagio / Lento / Tempo rubato / Allegretto)からなり、全体は間断なく演奏される。
野平一郎:時の螺旋(2002)
作曲家・野平一郎が2002年に篠﨑和子の委嘱により作曲した単一楽章の作品。同一の起点に回帰するのではなく、そこを微妙にずらしていく円運動によって、螺旋の形状を描くように音楽が進展していく。作曲家自身は「この円運動は何度も繰り返され、シンプルなラインは次第に和音へ、さらにクラスターやノイズへと変形していく。その過程で大きな螺旋運動は副次的な螺旋運動を生み、一種のフラクタルのような様相を呈する」と語っている。
M.トゥルニエ:ソナチネ(1924)
20世紀前半に活躍したフランスのハープ奏者・作曲家のマルセル・トゥルニエは、数多くのハープ独奏曲を作曲し、ハープ演奏の可能性に多大な貢献をもたらした。ハープの巨匠アッセルマンに師事し、その後任としてパリ音楽院教授となり、優れたハープ奏者を育てた。1924年に書かれた本曲は、第1楽章「Allègrement(快活に)」、第2楽章「Calme et expressif(静かにかつ表情豊かに)」、第3楽章「Fièvreusement(熱狂的に)」という3つの楽章からなり、非常に繊細で柔らかく、透き通ったハープの音色を堪能できる作品になっている。
細川俊夫:2つの日本民謡(2008)
細川俊夫は、広島出身の作曲家。本曲は、2008年に芸術創造普及協会(ACDA)の委嘱により、リリー・ラスキーヌ国際ハープコンクールのためにつくられたハープのための編曲作品。琵琶とも箏とも異なるハープならではの特性を生かして、「さくら」と「五木の子守歌」という日本民謡の大胆な編曲が試みられている。
権代敦彦:ハープのための《夕やけ》(2017)
権代敦彦は、東京出身の気鋭の作曲家。オペラから室内楽、宗教曲に至るまで幅広いジャンルの作品を手掛けている。クリスチャンでもあり、その根本には独自の死生観がある。2017年に作曲され、ハーピスト・篠﨑史子に献呈された単一楽章の本曲は、作曲者自身の言によれば、「一日の終わりに西の空が真っ赤に染まれば、明日は(も)晴れる、という望みと願いを込めた曲」ということである。
共催:上野の森美術館
Co-presentor:The Ueno Royal Museum
- ※掲載の曲目は当日の演奏順とは異なる可能性がございます。
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