主宰する古楽器バンド「タブラトゥーラ」は、日本国内をはじめ、国際交流基金の主催事業としてエジプト、イタリア、オーストリア、スロヴェニア、カナダ、インド、パキスタン、バングラデシュ、韓国など世界各地で公演を行う。古い時代の祈りの音楽を取り上げる「アンサンブル・エクレジア」では日本各地の教会で演奏。舞台ではシェイクスピア《十二夜》（串田和美演出）音楽制作・出演、映画では「花よりもなほ」（是枝裕和監督）音楽などを手がける。放送では「NHKBSクラシック倶楽部」「題名のない音楽会」「徹子の部屋」などに出演、リュート音楽の楽しみを幅広く発信してきた。
古楽CDレーベル「パルドン」をプロデュース。ソロ『リュート』のほか、『涙の形』『アリアンナの嘆き』など歌手との共作による16-17世紀の歌曲シリーズCDを多数発表し、「レコード芸術」誌等の専門誌でも高く評価される。