ブレーメン歌劇場2008-2009年のシーズンに《魔笛》モノスタトス、《サロメ》ユダヤ人、ロッシーニ《マホメット2世》（ミヒャエル・ハンペ演出）セリモで出演。2009年冬にはハンブルク州立劇場ヴィクトール・ウルマン《アトランティスの皇帝》ハルレキン、2010年同オペラ同役（新演出）でミュンスター州立劇場に出演。同年オイティーン夏期オペラフェスティバル《ピノキオ》タイトルロール、同《天国と地獄》マーキュリー出演。同役では、ハイデルベルクオペラ劇場2010-11年シーズンにも出演。ミュンスター州立劇場2011-12年シーズンにジングシュピール《夢食い小人》タイトルロール、モンテヴェルディ《ユリッセの帰還》ピザンドロ、オッフェンバック《盗賊》フラゴレット等、ドイツ各地の歌劇場に多数出演。
2012年には《ラインの黄金》ミーメ、ローゲで東京デビュー後、13年日生劇場《フィデリオ》(飯守泰次郎指揮)ヤッキーノ、14年東京と大分にて《ヘンゼルとグレーテル》魔女、小澤征爾音楽塾《フィガロの結婚》（小澤征爾指揮）ドン・クルツィオ、15年二期会《魔笛》（宮本亞門演出）僧侶2、同《ウィーン気質》ヨーゼフ、16年同《フィガロの結婚》ドン・クルツィオ、17年同《ばらの騎士》ヴァルツァッキ、同《蝶々夫人》ゴロー、新国立劇場《ばらの騎士》元帥夫人の執事、18年秋田アトリオンホール《こうもり》ブリント博士、名古屋で《ジークフリート》ミーメ、新国立劇場《魔笛》モノスタトス、日生劇場《後宮からの逃走》ペドリッロ、二期会《サロメ》ユダヤ人1、《天国と地獄》マーキュリー、新国立劇場《エウゲニ・オネーギン》トリケ、広島シティーオペラ《ジャンニ・スキッキ》リヌッチョで出演。2020年にはコロナ禍により多くのオペラ公演、演奏会がキャンセルになる中、新国立劇場鑑賞教室《魔笛》関西公演にモノスタトスで出演し演奏活動を再開。無観客、映像配信の先駆けとして《セヴィリアの理髪師の結婚》を収録し配信。21年新国立劇場鑑賞教室《カルメン》レメンダード、二期会《魔笛》モノスタトス、オスカー・ワイルド原作の《幸せの王子～ハピー・プリンス～》（加賀清孝台本・作曲）に教授役にて出演。22年松本市民オペラ《山と海猫》（加藤直台詞・詩・演出、信長貴富作曲）森田、新国立劇場《ばらの騎士》元帥夫人の執事、続けて同《魔笛》モノスタトス、同鑑賞教室《蝶々夫人》ゴロー等数多くの公演に出演している。
ヘンデル《メサイア》、バッハ《マタイ受難曲》、ベートーヴェン《第九》等のコンサート・ソリストとして、また、ドイツ語指導者としても活動している。二期会会員