2017年10月にはグラインドボーン音楽祭(イギリス)との提携による東京二期会・東京文化会館・愛知県芸術劇場・iichiko総合文化センター・読売日本交響楽団・名古屋フィルハーモニー交響楽団共同制作《ばらの騎士》愛知公演にて、バスの難役とされるオックス男爵を演じ好評を博す。18年上海交響楽団に招聘され、シャルル・デュトワ指揮《サロメ》第2の兵士・カッパドキア人で出演。同年二期会《ノルマ》オロヴェーゾ、東京・春・音楽祭《ローエングリン》ブラバントの貴族４、21年二期会《タンホイザー》ヘルマン、《ファルスタッフ》ピストーラ、《ルル》シゴルヒ、日生劇場《カプレーティとモンテッキ》カペッリオ、22年東京・春・音楽祭《ローエングリン》ブラバントの貴族４、二期会《パルジファル》第2の聖杯騎士、23年二期会《平和の日》ホルシュタイン人、《ドン・カルロ》宗教裁判長、24年二期会《タンホイザー》ヘルマン等出演。
コンサートでも、バッハ《マニフィカート》、《ロ短調ミサ》、ハイドン《ネルソンミサ》、モーツァルト《雀のミサ》、《戴冠ミサ》、《大ミサ ハ短調》、《レクイエム》、ケルビーニ《荘厳ミサ》、ベートーヴェン《荘厳ミサ》、《第九》、シューベルト《変イ長調ミサ》、《変ホ長調ミサ》、ラインベルガー《レクイエム》、ドヴォルザーク《ニ長調ミサ》、《レクイエム》、《スターバト・マーテル》、フォーレ《レクイエム》、マクミラン《十字架上のキリストの最後の7つの言葉》等のソリストを務める。《第九》ソリストとしては東京フィルや大阪フィルと共演し、15年セイジ・オザワ松本フェスティバル「子どものための音楽会」にて同ソリストを、またロームシアター京都 竣工式においては小澤征爾氏指揮のもと同ソリストを務めた。また、15年・19年夏には大野和士氏の司会・ピアノのもと、日本各地の医療施設等にてボランティアコンサート「こころふれあいコンサート」に出演。16年3月「アンナ・ネトレプコ特別コンサート in Japan」東京公演に台詞役として急遽出演、世界のディーヴァと共演。2019年自身初となるシューベルト《冬の旅》全曲演奏会を開催し、以後もリサイタル、オーケストラコンサート、オペラと、精力的な活動を続けている。二期会会員