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2022/03/23

東京春祭 歌曲シリーズ vol.34 リカルダ・メルベート(ソプラノ) &三ッ石潤司(ピアノ)出演者変更のお知らせ

東京春祭 歌曲シリーズ vol.34 リカルダ・メルベート(ソプラノ) &三ッ石潤司(ピアノ)に出演者の変更が生じましたのでお知らせいたします。
日本政府による新型コロナウイルス感染症拡大に係る水際対策の影響により、リカルダ・メルベートに隔離期間が必要であり、来日してからの日本での充分なリハーサル時間が取れないことから、当初出演を予定しておりました三ッ石潤司(ピアノ)に代わり、フリードリヒ・ズッケル(ピアノ)に変更とさせていただきます。
また、出演者の意向により、本公演の演奏曲目は当初予定の曲目から一部変更となりました。
お客様には出演者、及び曲目変更に至りましたことを、心よりお詫び申し上げます。 何卒ご了承賜りますよう、謹んでお願い申し上げます。

東京・春・音楽祭実行委員会


東京春祭 歌曲シリーズ vol.34 リカルダ・メルベート(ソプラノ) &フリードリヒ・ズッケル(ピアノ)


2022年4月10日 [日] 16:00開演(15:30開場)
飛行船シアター(旧 上野学園 石橋メモリアルホール)


ピアノ:三ッ石潤司→ フリードリヒ・ズッケル

※この変更に伴う払戻しは承りかねます。何卒ご了承いただきますよう、お願い申し上げます。
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フリードリヒ・ズッケル(ピアノ)
Friedrich Suckel(Piano)


ベルリン生まれ。ハンス・アイスラー音楽大学で、ベルリン・コーミッシェ・オーパーの元音楽総監督ロルフ・ロイターに指揮を学ぶ。グスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団のメンバーとして、ピエール・ブーレーズの指揮するいくつかの日本公演に参加、またクラウディオ・アバド、イヴァン・フィッシャー、インゴ・メッツマッハーにも仕事を通じて影響を受ける。この時期、クリスティアン・ティーレマンに認められ、ベルリン・ドイツ・オペラとバイロイト音楽祭に音楽アシスタントとして招かれる。近年の二人の緊密でプロフェッショナルな関係はミュンヘンやバーデン=バーデンで、直近ではドレスデンで音楽的な成果をもたらしている。
2012年秋、ケムニッツ歌劇場で《ヘンゼルとグレーテル》を指揮してデビュー。13年、パレルモでワーグナー『リング』の新制作に携わり、《無言のリング》を指揮した。同年春には、アシスタント指揮者としてグラインドボーン音楽祭のR.シュトラウス《ナクソス島のアリアドネ》に参加、バレンシアではズービン・メータのアシスタントを務めた。バーデン=バーデンでトーマス・ヘンゲルブロックのグノー《ファウスト》の準備をした後、ブリュッセルのモネ劇場でR.シュトラウス《ダフネ》の新制作のためにローター・ケーニヒのアシスタントを務めた。その間、ドレスデン州立オペレッタ劇場で幅広いレパートリーを幾度か指揮している。16年パレルモに戻り、マッシモ劇場でシュテファン・アントン・レック指揮『リング』チクルスのアシスタントを務める。ハイドン《月の世界》を指揮してバーデン=バーデン祝祭劇場と共演、またブダペストでのアダム・フィッシャー指揮『リング』や、サイモン・ラトル指揮《パルジファル》のアシスタントを務めて経験を積んだ。
ドイツ系作品のレパートリー、例えばマドリードのテアトロ・レアルで携わった『リング』チクルス等に加えて、イタリアやフランス・オペラなど幅広いレパートリーも持っているため、ズービン・メータ指揮のヴェルディ《オテロ》とも新たに協働することができた。18年より、ライプツィヒ音楽大学で後進を指導している。22年2月、ワーグナー《神々の黄昏》でテアトロ・レアルに指揮者デビューした。

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