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お知らせ
アンドレアス・シャーガー(テノール)来日中止に伴う歌曲シリーズ(3/25)公演中止 および《パルジファル》(4/2, 4/4)出演者変更のお知らせ
「東京春祭 歌曲シリーズ」、「東京春祭ワーグナー・シリーズ vol.12 《パルジファル》」に出演を予定しておりましたアンドレアス・シャーガーは、一身上の都合により出演できなくなりました。代わりまして、クリスティアン・エルスナーが《パルジファル》表題役を務め、そして新たに「東京春祭 歌曲シリーズ」に出演いたします。
公演を楽しみにしていただいていた皆さまには、公演中止及び出演者変更に至りましたことを、心よりお詫び申し上げますとともに、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
東京・春・音楽祭実行委員会
公演中止
出演者変更
パルジファル:アンドレアス・シャーガー → クリスティアン・エルスナー
公演追加
Christian Elsner (Tenor)
フライブルク生まれ。最も多才なドイツ人テノールのひとりである。マルティン・グリュントラーに声楽を学ぶ。ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ、ニール・セマーのレッスンを受け、数々の国際コンクールで受賞。
世界的に引く手あまたのコンサート歌手として、ベルリン・フィルハーモニー、ニューヨークのカーネギー・ホール、ミラノ・スカラ座、東京のサントリーホール等、クラシック音楽界の重要な拠点で人気の客演歌手となっている。また、ヘルベルト・ブロムシュテット、マンフレート・ホーネック、マレク・ヤノフスキ、マリス・ヤンソンス、ケント・ナガノ、ヤニック・ネゼ=セガン、サー・サイモン・ラトル等、多くの著名な指揮者とも共演している。
オペラでは、ジークムントやパルジファル等の役どころでヘルデンテノールとしての地歩を築き、ワイマール国民劇場、カッセル国立劇場、ドレスデン・ゼンパーオーパー、ウィーン国立歌劇場、マドリードのテアトロ・レアルに出演している。
また、ゲロルト・フーバーやブルクハルト・ケーリングの伴奏を得て、フランクフルト、ハンブルク、ボン、ドレスデン、ミュンヘン、ヴュルツブルク、ブリュッセル、フェルトキルヒのシューベルティアーデで、リサイタルを行なっている。
CDでは、シューベルト《冬の旅》、シューマン《詩人の恋》、スタジオ制作のマーラー《大地の歌》に加え、ワーグナー《ラインの黄金》ローゲ、《パルジファル》タイトルロール、フンパーディンク《ヘンゼルとグレーテル》魔女等、全幕収録の録音を聴くことができる。また、子どものための本『レニーとニーベルングの指環』も執筆しており、2006年からはヴュルツブルク音楽大学の声楽科教授として、教鞭を執っている。
最近の活動としては、マドリードのテアトロ・レアルでセミヨン・ビシュコフ指揮によるワーグナー《パルジファル》タイトルロール、ウィーンでマンフレート・ホーネック指揮ウィーン交響楽団によるフランツ・シュミット《7つの封印の書》、ライプツィヒでヘルベルト・ブロムシュテット指揮ゲヴァントハウス管弦楽団によるベートーヴェン「交響曲第9番」のほか、サー・サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と、ベルリン、ウィーン、ニューヨーク、台北、東京をまわった。また、バーゼルとドルナッハで演奏会形式のワーグナー《パルジファル》、ドレスデンでウェーバー《オイリアンテ》、バーリでワーグナー《ワルキューレ》にも出演した。