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お知らせ
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2024/02/09
指揮者 小澤征爾氏の訃報に接し
去る2月6日、「東京・春・音楽祭」の前身である「東京のオペラの森」の音楽監督を務められた小澤征爾氏が逝去されました。
小澤征爾氏は、「東京のオペラの森」の音楽監督として創設時から2008年まで、特に東京で新制作を行ったオペラを、海外の名門歌劇場に日本から「輸出」するというこれまでになかった試みに力を注ぎ、音楽祭の礎を築かれました。
2005年《エレクトラ》(共同制作:フィレンツェ歌劇場、パリ・オペラ座)
2006年《オテロ》(共同制作:ウィーン国立歌劇場)
2007年《タンホイザー》(共同制作:パリ・オペラ座、リセウ歌劇場)
2008年《エフゲニー・オネーギン》(共同制作:ウィーン国立歌劇場)
※2006年《オテロ》は、病気降番のため他の指揮者による公演
20回目という節目の開催を目前に、音楽祭の礎をともに築いた小澤征爾氏の訃報に際し、関係者一同深い悲しみと寂しさを感じております。日本のみならずアジア・全世界の音楽界の発展にその生涯を捧げられた長年にわたるご功績への心からの敬意と感謝とともに、哀悼の意を表します。
写真:東京のオペラの森2007 オペラ公演 ワーグナー:≪タンホイザー≫ カーテンコールより/©Michiharu Okubo
©Shintaro Shiratori