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お知らせ
2022/02/04

東京春祭ワーグナー・シリーズ vol.13《ローエングリン》出演者変更のお知らせ

東京春祭ワーグナー・シリーズ vol.13《ローエングリン》の出演者に変更が生じましたのでお知らせいたします。当初出演を予定しておりましたエルザ役(ソプラノ)のマリータ・ソルベルグは、健康上の理由により出演ができなくなりました。代わりまして、ヨハンニ・フォン・オオストラムが出演いたします。
お客様には出演者変更に至りましたことを、心よりお詫び申し上げます。何卒ご了承賜りますよう、謹んでお願い申し上げます。

東京・春・音楽祭実行委員会


東京春祭ワーグナー・シリーズ vol.13《ローエングリン》(演奏会形式/字幕付)


2022年3月30日 [水] 17:00開演(16:00開場)
2022年4月2日 [土] 15:00開演(14:00開場)
東京文化会館 大ホール


エルザ(ソプラノ):マリータ・ソルベルグ → ヨハンニ・フォン・オオストラム

※この変更に伴う払い戻しはいたしません。何卒ご了承ください。
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ヨハンニ・フォン・オオストラム(ソプラノ)
Johanni Van Oostrum(Soprano)


南アフリカ出身。R.シュトラウス、ワーグナー、ヤナーチェク、モーツァルトの主役として引く手あまたのソプラノ歌手である。バイエルン国立歌劇場の《ローエングリン》エルザでは、聴衆と批評家の心を掴んだ。また、エクス=アン=プロヴァンス、ブリュッセルのボザール、アン・デア・ウィーン劇場、パリのシャンゼリゼ劇場、ロンドンのバービカン・センターではウェーバー《魔弾の射手》アガーテに出演した他、グラーツ歌劇場でリヒャルト・シュトラウス《サロメ》タイトルロール、リモージュ歌劇場でコルンゴルト《死の都》マリエッタ、バイエルン国立歌劇場で《フィガロの結婚》アルマヴィーヴァ伯爵夫人を歌った。
これまでに、サー・サイモン・ラトル、アラン・ギルバート、アイヴァー・ボルトン、ヤニック・ネゼ=セガン、アダム・フィッシャー、アントネッロ・マナコルダ、オクサーナ・リーニフ、ベルトラン・ド・ビリー、ロランス・エキルベイ等の指揮者や、ハリー・クプファー、バリー・コスキー、トビアス・クラッツァー、ヴェラ・ネミロヴァ等の演出家と共演してきた。《ばらの騎士》元帥夫人は彼女の代表的な役柄となり、サイモン・ラトル指揮でアムステルダムのオランダ国立オペラ、アラン・ギルバート指揮でスウェーデン王立歌劇場に出演した他、ベルリン・コーミッシェ・オーパー、モスクワのボリショイ劇場でも演じている。
2020/21年シーズンには、アダム・フィッシャー指揮の演奏会形式によるベートーヴェン《フィデリオ》でレオノーレにデビュー、ベルン市立劇場のヤナーチェク《イェヌーファ》でタイトルロールにデビュー、パリにおける《魔弾の射手》のレコーディングではアガーテを歌い、これはワーナー・クラシックとエラートからCDとDVDでリリースされている。また、ミュンヘン・オペラ・フェスティバルでは、キリル・ペトレンコ指揮によるヘルマン・レーヴィのトリビュート・コンサートに出演した。
今シーズンは、バルセロナのリセウ大劇場で《ナクソス島のアリアドネ》アリアドネに出演して、ハウス・デビューと役デビューを同時に果たした。その後、ツェムリンスキー《抒情交響曲》でプラハ国立歌劇場管弦楽団と初共演、ヴロツワフ・オペラで《魔弾の射手》アガーテ、ボリショイ劇場に《ローエングリン》エルザで再び登場する。また、アムステルダムのオランダ国立オペラにも《魔弾の射手》アガーテで再登場する。
コンサートでは、さらにリヒャルト・シュトラウスの《4つの最後の歌》やその他の管弦楽伴奏の歌曲、ブラームス《ドイツ・レクイエム》、メンデルスゾーン《エリヤ》、ヴェルディ《レクイエム》等のレパートリーを歌っている。
特に関心があるのは、南アフリカの作曲家による歌曲の演奏である。
南アフリカ共和国に生まれ、プレトリア大学で学び、そこでミミ・コアースに声楽のレッスンを受けて、ブラック・タイ・オペラ・スタジオのメンバーとなった。

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