JOURNAL

ふじみダイアリー 今日のハルサイ事務局

今年もよろしく! TBSラジオさんの番組収録に行ってきました

東京の緊急事態宣言は予定どおり3月7日まで継続されるようです。月が明ければ春はもうすぐそこ。東京・春・音楽祭の開幕もいよいよ待ったなしですが、宣言解除後の先行きが見えないなかで、予測できない事態への対応も協議しながらの開幕準備に追われる事務局です。「ふじみダイアリー」では、開幕目前の準備の進捗状況や、音楽祭にまつわるさまざまな話題を綴っています。

 音楽祭について一人でも多くの方に知っていただくために、東京・春・音楽祭では毎年さまざまな広報活動を行なっています。そのひとつに、2016年から毎年放送しているTBSラジオの特番があります。先日、その収録がありました。

 番組は、すでに公式サイトでもお知らせしている、1時間のスペシャル番組、上野の春の風物詩、クラシック音楽の祭典「東京・春・音楽祭スペシャル2021」です。

 音楽祭をナビゲートしてくれる案内役は、TBSアナウンサーの堀井美香さんと評論家の山田五郎さん。堀井アナは初回から、五郎さんも第2回から、ずっと出演していただいています。元雑誌編集長で、本職の美術だけでなく音楽にも造詣の深い五郎さんは、博物館・美術館と連携したミュージアム・コンサートもある東京・春・音楽祭を語っていただくのに、まさにうってつけのお方です。

 いつもなら鈴木幸一実行委員長とスペシャル・ゲストをお呼びして伺うのですが、今年はスタジオ内の密を避けるため、鈴木のみの出演となりました。

 この時期ですから、入館チェックは例年にもまして厳重で、入り口で検温を済ませてスタジオに入ります。収録中もスタジオのドアは開けたまま、出演者の間にはアクリル板の仕切りが設置されています。

 1年ぶりにお世話になる堀井アナと五郎さんをはじめとするスタッフの皆さん。「今年もよろしくお願いします」と、まるでお正月のような挨拶から。もはやスタッフの皆さん全員と顔見知りなので、とても和気あいあいとした雰囲気です。堀井アナの巧みな進行と、五郎さんの豊富な知識で、ハルサイの見どころ聴きどころが次々に紹介されていきます。今回お二人が最も注目していたのは、新たに始まる「ライブ・ストリーミング配信」のこと。会場で聴くのは格別だけれど、4Kの高画質や高音質、マルチアングルや字幕機能など、配信ならではの機能もぜひ楽しみたいと、興味津々のご様子でした。新しいメディアにも敏感な五郎さんからは「今なら感想をClubhouseで話したりできるしね」という提案も。

 毎年、話が盛り上がり過ぎて予定の収録時間はいつもあっという間に過ぎてしまいます。実際、放送枠の1時間に収めるために、スタッフの方があとから苦労して編集してくださるのです。今年はまだ先行きが見えず、未確定な部分も少なくない状況での収録だったため、台本作成には苦労しました。でも、制作も毎年同じスタッフが担当してくださっているので、安心しておまかせすることができました。

 番組のオンエアは3月4日(木)のよる10時~11時。どうぞお楽しみに!

 なお、放送終了後も、音楽祭閉幕の4月23日(金)まで、特設サイトにて番組をお聴きいただける予定です。TBSラジオおよび東京・春・音楽祭の公式サイトからアクセスしてお聴きください。

 堀井アナと五郎さんからメッセージをいただきました。

堀井美香アナウンサー
「今年も音楽祭を開催してくださってありがとうございます! 私もできる限り足を運んで、めいっぱい楽しみたいです。(楽しみな公演は?)うーん…。全部なんですけど、もしひとつ挙げるとしたら、リッカルド・ムーティさん指揮の《マクベス》です!」

山田五郎さん
「今年は全プログラムのライブ・ストリーミング配信という新しい試みも行なわれます。新しい音楽祭の楽しみ方に、大いに期待しています。ファンの皆さんも、1つか2つはぜひライブ配信でも聴いてほしいですね」





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