ようこそハルサイ!
何を聴く?どこを観る?
〜ハルサイビギナーのためのガイドマップ2026〜
ようこそハルサイ!
何を聴く?どこを観る?
〜ハルサイビギナーのためのガイドマップ2026〜
SPRING FESTIVAL IN TOKYO

ようこそハルサイ!
何を聴く?どこを観る?
〜ハルサイビギナーのためのガイドマップ2026〜


こんにちは、東京・春・音楽祭実行委員会 事務局長の芦田です。
東京・春・音楽祭、通称ハルサイは、2005年に始まった、国内最大級のクラシック音楽のお祭りです。
桜が咲き、春が訪れる時期を素晴らしい音楽と一緒に楽しみたいという思いのもと、毎年3月~4月に上野公園一帯で開催しています。
こんにちは芦田さん!
どうぞよろしくお願いします。
私、今回初めて、ハルサイに行ってみようかなって思ってるんです。
それでウェブサイトを見に来たんですが、正直、びっくりするぐらい公演数が多いのに驚いていて、いったい何を基準に選べばいいんだろう…って、悩んでいます。助けていただけますか?
もちろんです。
「全部の公演を聴きに来てください」と言いたいところですが、さすがにそれは難しいですからね。いくつかのテーマに沿って、ハルサイの楽しみ方、そしておススメの2026年の公演をご紹介したいと思います。

いったん見納め・聴き納め!
東京文化会館大ホール公演

ハルサイは、上野にある東京文化会館という、日本を代表する音楽ホールを拠点に開催しています。その中にある、約2000席を有する大ホールで開催する公演は、ステージも大きいため、オペラやオーケストラ公演の会場となっています。2026年は、特に特別な年なんですよ。
特別? それはなぜですか?
20年以上にわたりハルサイのメイン会場となってきた東京文化会館は、ハルサイが閉幕した直後の5月から、約3年の改修休館に入ります。日本のみならず、世界の音楽家からも大変愛されてきた素晴らしいホールでしたので、このすぐれた音響を誇る会場でハルサイの公演をお楽しみいただけるのは、一旦は今年が最後となるんです。
そうだったんですね! JR上野駅公園口の目の前という好立地ですし、建築もカッコいいですよね。今年は記念すべき年になるんですね。
そうなんです。なのでぜひ、休館に入る前に、東京文化会館に足をお運びいただき、ここで音楽を楽しむというのを体験してみていただきたいですね。
そんな文化会館の大ホールでは、オペラとオーケストラのプログラムを、合計6演目公演します。
オーケストラやオペラって、王道のクラシック音楽っていう感じがしますね。ハルサイならではのプログラムは何ですか?
ハルサイは長く、ワーグナーというドイツの作曲家の作品を毎年上演してきました。2026年は17回目になり、ワーグナーの出世作《さまよえるオランダ人》を演奏します。
なんか、ワーグナーって、めっちゃ長いって聞いたことがある気がするんですが…。
多くのワーグナー作品が休憩をはさんで約5~6時間になるのですが、実は《さまよえるオランダ人》は珍しく、休憩なしで約2時間というコンパクトな作品です。なので、ワーグナー初心者の方も、気負わずにお楽しみいただけると思います。
約2時間ならがんばれそうです!
ハルサイはオペラを“演奏会形式”で演奏しているんですよ。
演奏会形式って、なんですか?
オペラと聞くと、大きな舞台セットがあって、歌手の人は衣装やカツラをつけて、演技をしながら歌い、オーケストラはオーケストラピットの中で演奏する…というイメージがあるかもしれませんが、演奏会形式では、いわゆる“演出”という部分をそぎ落として、シンプルな形で演奏しています。オーケストラもステージの上で演奏し、指揮者や歌手といった全員が、客席からしっかりと見えます。オペラは総合芸術ともいわれ、目から入ってくる刺激や情報も面白いですが、演奏会形式ではその要素が無い分、音楽そのものに集中してお楽しみいただけるんです。
なるほど、そういった楽しみ方もあるんですね! 
大ホール公演は、やはり大編成のオーケストラと大迫力の音が魅力です。「迫力がすごい!」と聞くと、楽器の音が大きいから? と想像するかもしれませんが、実は“人の声”に勝るものはないと思っています。
人の声、ですか?
そうです。その魅力を最大限に感じていただけるのが、2026年に2作品を取り上げる「合唱の芸術シリーズ」です。
まず一つは《グレの歌》。東京オペラシンガーズという、日本でも指折りの合唱団が、シェーンベルク作曲の大作を、巨匠マレク・ヤノフスキ指揮、NHK交響楽団で演奏します。なぜ〝大作″と言うかと言うと、ステージの上に載る総人数が、約300人を超すからです。
通常80人ぐらいの編成で「大きいね」と言われるオーケストラも、《グレの歌》には約150人が必要。合唱のメンバーも約150人で、これだけですでに約300人です。ここに、ソリスト(歌手)や指揮者も入ると、ステージから零れ落ちんばかりの大所帯となるのです。
100人単位の人が歌う大迫力の合唱を浴びる経験は、それはそれは気持ちのいいものです。ぜひ一度、ホールで味わっていただきたいですね。
300人! すごい! それは生演奏ならではの迫力がありそうですね。あともう一つは何ですか?
オーストリアの作曲家、ハイドンの《四季》です。こちらも合唱は東京オペラシンガーズ。イアン・ペイジという18~19世紀の作品を得意とする指揮者が、東京都交響楽団と、世界有数の歌手たちを指揮します。四季それぞれの自然や人々の暮らしの描写が、歌と合唱でつづられる作品です。昨年は「二季」なんていう言葉が流行りましたが、やはり季節の巡りを大切に感じる日本人には、いっそうグっとくる作品だと思います。《四季》はハイドンを代表する名作なのですが、実際に演奏される機会は少なく、今回、ハルサイでお楽しみいただけるのは貴重な経験になると思います。
それは聴いてみたいです!
プログラムには「プッチーニ・シリーズ」というのも載っていますね。この作曲家の名前は私も聞いたことがあります。
はい、とても有名な作曲家で、今年は《マノン・レスコー》という作品を演奏します。
一度聴いたら耳から離れない、素晴らしい旋律がたくさんちりばめられている作品です。
物語はちょっと複雑なので、事前にあらすじだけでも読んでから鑑賞いただくのをおススメしますが、皆さんが″オペラ″と聞いて連想するような、いわゆる「ザ・恋愛ドラマ」です。
肩ひじ張らずに、主人公マノン・レスコーと、彼女に焦がれる男性たちの恋模様をお楽しみいただければと思います。
なるほど、チェックしてみます!
2026年の大ホール公演で忘れてはならないものがあと2つあります。世界で活躍するピアニストの中でも現代最高と言われている、ルドルフ・ブッフビンダーによるベートーヴェンのピアノ協奏曲 全曲演奏会です。
ブッフビンダーさんって、どんなピアニストなんですか?
現在79歳の方なのですが、その長い生涯をかけてずっとベートーヴェンの作品に向き合ってきた、まさにベートーヴェンのスペシャリストです。3年連続のハルサイ出演となり、彼のファンも多いですね。重ねた年齢と経験に基づいたうえで自由に奏でられる旋律は本当に軽やかで、私も大好きなピアニストのひとりです。今年は東京春祭オーケストラという、いま最も旬な演奏家や有望な若手たちによるオケと共に、ベートーヴェンが遺した名作5曲を2晩にわたって奏でます。必聴ですよ。
なんだか興味が湧いてきました! 大ホール公演、どれか一つは行ってみたいと思います。
ぜひお待ちしています。

関連公演


国内外から“一流”が集まる
贅沢な一か月

しかし本当にたくさんのプログラムがあるんですね。
全部で何公演あるんですか?
有料公演は約80、無料公演は約60公演を予定しています。すべての公演の内容を決めていくことは大変ですが、これがいわゆるハルサイというブランドの根幹でもありますので、何年もかけて検討・吟味しています。国内外の演奏会に足を運んだり、CDを聴いたりもしていますが、中にはテレビやラジオで流れてきた音色や歌声にビビっと来て、出演をオファーするということもあります。ハルサイは “世界で活躍している一流の音楽家”や、“注目すべき日本の演奏家”を観客の皆様に紹介することも大切に続けてきました。2026年も粒ぞろいのラインナップとなっています。
どのプログラムも魅力的ですが、芦田さんのイチオシ公演を教えてください!
どの公演もそれぞれ魅力があってオススメしたいのですが、特にビギナーさんに向けて、私が個人的に推したい公演を3つほどご紹介させていただきますね。
まずは3月14日に開催するオープニング・ガラ・コンサート 室内楽の夕べ〈第二夜〉です。
前にもお話しした通り東京文化会館(文化)は5月から休館に入ります。そこで、文化とハルサイにゆかりのある演奏家を集めた特別な公演、ガラ公演を開幕の13日と、翌14日に行います。二日目の14日は、オーボエ&ギター、声楽、ヴィオラ&チェロ&ピアノ、最後はシューベルトの代表作のひとつ、八重奏曲をお届けします。多ジャンルにわたる音楽を一晩で楽しめる、カラフルなプログラムとなりました。
いまのクラシック音楽界を代表する素晴らしい奏者の方々にお集まりいただきますので、クラシックに馴染みの薄い方でも、難しいことはあまり考えずにお楽しみいただける公演になると思いますよ。

もう一つは、音楽祭も終盤の頃に開催する「ベルリン・フィルのメンバーによる室内楽」。ベルリン・フィルという名前は聞いたことがある方も多いかと思いますが、あの超一流オーケストラで活躍するベテラン・アーティストの3人が来日します。どんなジャンルでもそうですが、大御所の演奏が、実は一番、入門編には合っているんですよね。キャリアを重ねてきた分、懐が広く、どんなお客さんでも虜にする力を持っている。なんの心配もすることなく、素晴らしい演奏に身を預けることができる。「初めてのクラシック・コンサートには敷居が高いかも…」と物おじせず、ぜひ足を運んでみていただきたいです。
大御所だからこその懐の深さ、いいですね!
なんだか安心しました。
最後は、フランスからやってくる超絶技巧集団 アンサンブル・アンテルコンタンポランによる2公演です。
超絶技巧集団…? アンサンブル・アンテ…? え…?
ちょっと口が回らない名前ですよね。いわゆる“現代音楽”を得意とするフランスの団体なんですが、この人たちは本当にすごい! わけのわからない旋律を、わけがわからないぐらいとんでもない技術で演奏して、わけがわからないうちにトリコになり、わけがわからない間に終わります(笑)。こればっかりは、実際に演奏会で聴いていただかないと、なかなか伝わりづらい魅力でしょうか。ただし、自信をもっておすすめでできる公演に間違いはありません。

実は“現代音楽”と聴くだけで、嫌煙してしまうクラシック音楽ファンは少なくありません。だからこそ、まだクラシック音楽自体にあまり馴染みのない方々には、受け入れられるかもしれません。若い方の中には、配信サービスの“オススメ”などで出てくる知らない曲を聴いて「面白い!好き!」と思う人も少なくない、と聞きました。自分が知っている音楽を聴きに行くのももちろん楽しい経験ですが、そうではなく、「なんだこれ!?という衝撃を受ける経験というのも大切だと思います。知らないこと、新しいことに触れてみたいという方には、とてもオススメの2公演です。ぜひ、知らない音楽に会いに来てください

アンサンブル・アンテルコンタンポランの他にも、今年はディオティマ弦楽四重奏団というカルテットも公演します。彼らもかなり尖ったグループで、実際に公演を聴いて体験すると、いわゆる“沼る”可能性のある音楽をします。ぜひ会場でお楽しみいただきたいです。
ありがとうございます!
どの公演も興味が出てきました。
公演に行くにあたって、気を付けるべきことなどありますか?
やはり“音”を聴きに来るところなので、“音が出るもの”については、気をつけていただきたいです。公演中は携帯の音・振動が出ないようにするのは当たり前ですが、擦れるたびにシャカシャカいう洋服だったり、音が出るキーホルダー、ビニール袋などは避けていただけるとベターですね。
大きなお荷物があっても、たいていのホールは荷物預かりがありますので、そちらのサービスをご利用いただけます。
また、ハルサイには25歳以下の方に向けた格安チケット「U-25チケット」のお取り扱いもあります。対象の方はぜひそちらのご購入もご検討ください。

関連公演

楽器演奏…だけじゃない!
“学べる”公演や声楽もたくさん

クラシック音楽の公演と聞くと、楽器の演奏を思い浮かべる人が多いかと思いますが、ハルサイではそれに加えて、“リート”と呼ばれる歌の公演だったり、トークを交えたレクチャー形式の公演も行っているんですよ。
歌って、クラシック音楽の公演ではあんまり聴きに行くイメージがありませんでした。例えばどんなプログラムがあるんですか?
ハルサイはもともと、指揮者の小澤征爾さんが中心となり、2005年に“東京のオペラの森”として始まりました。2009年に現在の名称となりましたが、“東京のオペラの森”の時代からずっと音楽祭を続けてきたのが、音楽祭実行委員長を務めている鈴木幸一です。
鈴木はクラシックを心から愛している実業家なのですが、この鈴木が大好きな公演の一つが、“リート”(ドイツ語で歌という意味)なんです。そういう理由もあり、ハルサイを始めたころから、地道にリート公演を続けてきました。最近はファンも定着し始めていて、嬉しい限りです。リートは、歌手とピアノ奏者がペアとなって演奏するもので、それはそれは美しい世界です。基本的にはドイツ語で書かれた詩を歌うの多く、詩が持つ豊かな世界に我々を誘ってくれます。有名なところではシューベルトによる《白鳥の歌》があり、今年はなんとクリストフ・プレガルディエン(テノール)&渡邊順生(フォルテピアノ)、アンドレ・シュエン(バリトン)&ダニエル・ハイデ(ピアノ)という2組が歌います。
ドイツ語…言葉がわからなくても、楽しめるものですか?
公演では歌詞の日本語対訳をお配りしますので、それを読みながらだと歌詞の内容も理解していただけます。
ただ正直なところ、言葉がわからなくても感じることはたくさんあると思います。それほど、作品の本質を伝えることに長けている、一流の歌い手ばかりです。また、事前に歌詞の内容をウェブや参考本で読んでおいて、ある程度理解してから来場するのも一つの楽しみ方です。歌詞の意味を理解し、味わいながら聴く楽しみもありますよね。
たしかにそうですね。
とはいえ、「作品の事前勉強なんて、時間がないよ!」という方もたくさんいらっしゃると思います。そんな方には、レクチャー形式の公演もおすすめです。
レクチャー形式ということは、解説やお話が入るということですか?
はい、その通りです。
ハルサイでは毎年、マラソン・コンサートというのを企画していまして、これは1日3公演、すべて解説付きの公演です。2026年は、生誕270年を迎えるモーツァルトと、彼と親戚関係にあったウェーバーの没後200年を記念して「旅するモーツァルト、旅するウェーバー」というテーマのもと、ヨーロッパ文化史研究家の小宮正安さんが二人の作曲家の軌跡を音楽と一緒に紹介します。音楽を楽しみつつ、知識も併せて蓄えることができる特別な公演として人気です。ヨーロッパの歴史や文化に興味がある方にもおすすめですね。
人に話したくなるような豆知識も増えそうですね!
もう一つは〈よく解る〉シリーズというのがあります。これは、お話と演奏で有名なオペラ作品を紐解いていくもので、今年はプッチーニの《マノン・レスコー》を取り上げます。プッチーニの出世作となった作品の誕生背景など、玄人も目からうろこの情報がたくさん入った公演です。お話を交えつつ、実力派の日本人歌手たちが歌います。
えー面白そう!これはぜひ、大ホールでの《マノン・レスコー》公演の前に見て、学んでから行きたいですね。
もう一つ忘れてはならないのが、ディスカバリー・シリーズ。一人の作曲家にフォーカスし、その作品を解説付きで演奏する公演です。今年はリトアニア出身のチュルリョーニスという作曲家を取り上げます。
チュルリョーニス…聞いたことがない方です。
正直、日本の方にはまだ知られていない方かと思いますが、母国リトアニアでは国を代表する芸術家のお一人です。一つの公演にしては贅沢ですが、リトアニア室内管弦楽団がこのために来日して、祖国が誇る音楽を情熱を持って演奏します。指揮は、セルゲイ・クリロフ。ヴァイオリニストとしても世界で大活躍する方なのですが、この方のヴァイオリンは素晴らしいです。公演では弾き振りするということなので、彼の自由な演奏にも期待が高まります。楽譜に縛られない、のびのびとした音が聴けるのではないかと、いまからワクワクしています。知らない作曲家の知らない作品を聴くって、新しい出会いで最高にドキドキしますよね。
リトアニアの音楽かぁ! いいですね、興味がわいてきました!
指揮者のセルゲイ・クリロフ

関連公演


文化の集積地 上野ならでは!
公演会場からチョイス

ハルサイは「上野公園一帯で開催」と言っていますが、これはどういうことなんですか?
ハルサイは東京文化会館をメインに、毎年約10の会場で有料公演を行っています。会場のほとんどが、上野公園に点在する音楽ホールや美術館、博物館で、まさに明治以降、文化の集積地である上野で開催しているからこそ可能なことだと感じています。
美術館や博物館でもコンサートが楽しめるんですか? 素敵!
はい、その名も「ミュージアム・コンサート」と題して、東京国立博物館(東博)、国立科学博物館(科博)、東京都美術館、国立西洋美術館、上野の森美術館といった場所で、毎年開催しています。東博、科博、上野の森美術館の公演は、閉館後の開催となりますので、人気のない美術館や博物館の敷地に足を踏み入れるという特別な体験だけでもワクワクすると思います。
化石が取り囲む空間や、現代絵画の作品の展示室で演奏したりなど、いつものコンサートホールとは異なる雰囲気で音楽をお楽しみいただけると、好評なんですよ。
これは初心者にも行きやすそうですね。
はい、その通りだと思います。
国立西洋美術館(西美)東京都美術館では、音楽祭期間中に開催している特別展を記念したコンサートを行います。学芸員さんによるレクチャーといった、興味深いコラボレーションもありますので、音楽ファンのみならず、美術ファンの方にもお楽しみいただける内容です。特に今年は、作曲家のみならず画家としても活躍したリトアニア出身のチュルリョーニスによる展覧会が西美で開催されます。ハルサイでも、チュルリョーニスの作品を演奏する音楽会がいくつかありますので、絵画鑑賞と合わせて、ぜひ楽しんでいただきたいですね。
また、建物から選ぶという点では、ぜひ「旧東京音楽学校奏楽堂」にも足をお運びいただきたいです。
わ! すごく素敵な建物ですね!
1890年に建てられた建物で、現在の東京藝術大学音楽学部の前身である、東京音楽学校の校舎でした。上野公園の端にひっそりと佇む味のある建物で、外観はもちろんのこと、中もとても素晴らしい。ここで上質な室内楽を楽しむのは、本当に贅沢な時間だと思います。
2026は、いま注目のピアニスト 角野未来さんによる公演や、指揮者としても活躍する大井駿さんがフォルテピアノを演奏する公演クラリネット奏者のコハーンさんが、クラリネットと言えばこの人!という作曲家ウェーバーの没後200年を記念してプログラムした公演や、様々な公演でひっぱりだこの人気アーティスト2名が組んだ「赤坂智子&佐藤晴真」公演もあります。また、没後30年となる武満徹さんの歌曲をジャズピアノ&コントラバスと歌う村松稔之さんの公演も大注目です。春先はまだちょっと寒いので、暖かくしていらしてください。

イラスト/@ka_aooooooooohn

関連公演

Copyrighted Image