PROGRAMプログラム

東京・春・音楽祭2019

東京春祭のStravinsky vol.7ストラヴィンスキーと《踊り》~室内楽による「バレエ・リュス」

《春の祭典》をはじめとした作品でバレエ音楽に新たな歴史を開いたストラヴィンスキーとディアギレフの名コンビ「バレエ・リュス」。その代表作を、世界的に活躍する若手演奏家の緻密かつスリリングなアンサンブルでお届けします。

プログラム詳細

2019:03:19:19:00:00

■日時・会場
2019/3/19 [火] 19:00開演(18:30 開場)
上野学園 石橋メモリアルホール

■出演
ヴァイオリン:成田達輝
チェロ:辻本 玲
ピアノ:須関裕子中野翔太
瀬尾久仁加藤真一郎 ピアノデュオ

■曲目
ストラヴィンスキー:
 《イタリア組曲》[試聴]
  I. Introduzione
  II. Serenata
  III. Aria
  IV. Tarantella
  V. Minuetto e Finale
 バレエ音楽 《火の鳥》 より
  前奏曲と王女達のロンド[試聴]
  子守歌[試聴]
  スケルツォ[試聴]
 バレエ音楽 《ペトルーシュカ》 より
  ロシアの踊り[試聴]
 バレエ音楽 《春の祭典》 (2台ピアノ版)[試聴]

【試聴について】
[試聴]をクリックすると外部のウェブサイト「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」へ移動し、プログラム楽曲の冒頭部分を試聴いただけます。ただし試聴音源の演奏は、「東京・春・音楽祭」の出演者および一部楽曲で編成が異なります。


チケットについて チケットについて

■チケット料金(税込)

席種 S席 A席 U-25
料金 ¥4,100 ¥3,100 ¥1,500
■発売日

チケット予約・購入 お買い物カゴ トリオ・チケット 25

一般発売:2019年1月27日 (日) 10:00
※ U-25チケットは、2019年2月8日(金)12:00発売開始
(公式サイトのみでの取扱い)

■上野学園 石橋メモリアルホール

■曲目解説 PDFダウンロード


 華麗で、聴く者の意表を突く斬新なオーケストレーションにより、ラヴェルとともに管弦楽の魔術師と称されるストラヴィンスキー。初期の作品である《花火》を聴いたという希代のバレエ興行師ディアギレフから与えられた初めての仕事は、ショパンのピアノ曲を《レ・シルフィード》のためにオーケストラ編曲することだった。それに続くのが、バレエ・リュス(ロシア・バレエ団)のために書かれた、いわゆる“三大バレエ音楽”である。

 1910年にパリ・オペラ座で初演された《火の鳥》は、もともとはディアギレフがニコライ・チェレプニンに作曲を依頼した作品だった。しかしチェレプニンは、なぜか途中で作曲を投げ出してしまい、後任としてリャードフが指名された。ところが、こちらも遅々として筆が進まず、三番手としてお鉢が廻ってきたのがストラヴィンスキーだった。ストラヴィンスキーは、ロシアの民謡や民族舞曲をもとに鮮やかなロマンティックなオーケストレーションを施し、わずか半年で総譜を仕上げたという。

 第二弾の《ペトルーシュカ》は1911年、パリ・シャトレ座で初演された。異なった調を同時に演奏する複調性が斬新だったが、1913年にバレエ・リュスがウィーンを訪れた際には、ウィーン・フィルから「いかがわしい音楽」という烙印を押されたという。

 ストラヴィンスキーの名を一夜にして知らしめたのは、1913年にパリ・シャンゼリゼ劇場で初演された《春の祭典》だった。複雑極まりないリズムと、常軌を逸したような不協和音の炸裂に、同劇場では怒号の嵐が吹き荒れ、バレエ界と音楽界に一大スキャンダルをもたらした。ただ、念のため付言しておくと、この大騒動は一概に音楽のせいばかりではなかったようだ。というのは、《火の鳥》と《ペトルーシュカ》の振付は老練なフォーキンによるものだったが、ディアギレフは《春の祭典》の振付を天才ダンサーであったニジンスキーに任せた。しかし、振付師としては未熟だったニジンスキーは、(作曲者によると)音楽の知識をほとんど有していなかった。さらには、主役を踊る予定だったニジンスキーの妹が妊娠してしまい、急きょ、代役を立てる羽目になったのだ。加えて、生贄の乙女が踊り狂って死んでいくというストーリーは、あまりにも猥雑すぎた……等々。

 ペルゴレージらいにしえのイタリア音楽作品をアレンジした《プルチネルラ》は1920年、マシーンの振付によってパリ・オペラ座で初演された。いわゆる新古典主義時代の作品とされる同作はその後、ヴァイオリンとピアノのための《ペルゴレージによる組曲》、チェロとピアノのための《イタリア組曲》、ヴァイオリンとピアノのための《イタリア組曲》と、様々なスタイルに編曲された。本曲は1932年に名チェリスト、ピアティゴルスキーの協力を得て編曲されたもので、5つの楽章から構成されている。

 《ペトルーシュカ》からの「ロシアの踊り」は1932年、ヴァイオリニストのドゥシュキンとの協業を経てヴァイオリンとピアノのためにアレンジされたもの。

 また《春の祭典》の2台ピアノ版は1913年、作曲者自身により書かれた。私的な初演の場でストラヴィンスキーの隣で鍵盤を叩いたのは、あのドビュッシーであったという話が伝えられている。1968年には改訂版が出版された。

主催:東京・春・音楽祭実行委員会
特別協力:上野学園 石橋メモリアルホール



※掲載の曲目は当日の演奏順とは異なる可能性がございます。
※未就学児のご入場はご遠慮いただいております。
※チケット代金お支払い後における、お客様の都合による変更・キャンセルは承りません。
※やむを得ぬ事情により内容に変更が生じる可能性がございますが、出演者・曲目変更による払い戻しは致しませんので、あらかじめご了承願います。
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(2018/12/25更新)

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