PROGRAMプログラム

東京・春・音楽祭-東京のオペラの森2014-

東京春祭マラソン・コンサート vol.4リヒャルト・シュトラウスの生涯
~生誕150年に寄せて

プログラム詳細

© 堀田力丸、青柳 聡
■日時・会場
2014.3.23 [日][各回約60分]※ この公演は終了いたしました。
東京文化会館 小ホール

~関連コラム~


第Ⅰ部 11:00開演(10:45開場)
誕生ー激動の人生の幕開け
~若き日の傑作ホルン協奏曲から、晩年の名作オーボエ協奏曲まで


■出演
オーボエ:広田智之
ホルン:松崎 裕
ピアノ:三輪 郁
※ 当初、出演が予定されていたホルンの松崎 裕は、健康上の理由により出演できなくなりました。代わりまして、日橋辰朗が出演いたします。
【出演者変更のお知らせ】


■曲目
R.シュトラウス:仕立屋のポルカ op.1【三輪郁(Pf)】
F.シュトラウス:ノクターンop.7 【松﨑裕(Hr)、三輪郁(Pf)】
R.シュトラウス:
 ホルン協奏曲 第1番 変ホ長調 op.11 speaker.gif[試聴]
 R.シュトラウス:オーボエ協奏曲 ニ長調 speaker.gif[試聴]
[アンコール]
R.シュトラウス:万霊節 op.10-8


第Ⅱ部 13:00開演(12:45開場)
イノック・アーデン
~1人の女性をめぐる青年2人の美しく悲しい愛の物語詩


■出演
朗読:松平定知
ピアノ:清水和音

■曲目
R.シュトラウス(A.テニスン・作/畑中良輔・訳)
 メロドラマ《イノック・アーデン》op.38 speaker.gif[試聴]


第Ⅲ部 15:00開演(14:45開場)
時代の寵児となった、若き天才音楽家
~交響詩、歌曲、室内楽の名曲を集めて


■出演
ソプラノ:安井陽子
メゾ・ソプラノ:加納悦子
ヴァイオリン:成田達輝
チェロ:奥泉貴圭
コントラバス:池松 宏
クラリネット:西川智也
ファゴット:長 哲也
ホルン:日橋辰朗
ピアノ:津田裕也、安井耕一

■曲目
R.シュトラウス:
 セレナードop.7(ピアノ・ソロ版)【津田裕也(Pf)】speaker.gif[試聴]
 チェロ・ソナタ へ長調 op.6より 第3楽章 【奥泉貴圭(Vc)、津田裕也(Pf)】speaker.gif[試聴]
R.シュトラウス(ハーゼンエール編)
 《もうひとりのティル・オイレンシュピーゲル》

R.シュトラウス:
 万霊節 op.10-8【安井陽子(S)、安井耕一(Pf)】speaker.gif[試聴]
 ツェチーリエ op.27-2 【安井陽子(S)、安井耕一(Pf)】
 愛の神 op.68-5 【安井陽子(S)、安井耕一(Pf)】
 ダリア op.10-4 【加納悦子(M-s)、安井耕一(Pf)】
 献呈 op.10-1【加納悦子(M-s)、安井耕一(Pf)】speaker.gif[試聴]
 冬の夜 op.15-2 【加納悦子(M-s)、安井耕一(Pf)】
 なんと不幸な男だろう op.21-4 【加納悦子(M-s)、安井耕一(Pf)】
 たそがれの夢 op.29-1 【加納悦子(M-s)、安井耕一(Pf)】


第Ⅳ部 17:00開演(16:45開場)
オペラ作曲家として
~《サロメ》の衝撃から、ホフマンスタールとの出会い、最期のオペラ《カプリッチョ》まで


■出演
ソプラノ:横山恵子、安井陽子
メゾ・ソプラノ:加納悦子
ウェールズ弦楽四重奏団
 ヴァイオリン:﨑谷直人
 ヴァイオリン:三原久遠
 ヴィオラ:横溝耕一
 チェロ:富岡廉太郎
ヴァイオリン:成田達輝
ヴィオラ:佐々木 亮
チェロ:奥泉貴圭、門脇大樹
ピアノ:津田裕也、安井耕一

■曲目
R.シュトラウス:
 歌劇《ばらの騎士》op.59 より「ワルツ」(ヴァルターズ編) 【成田達輝(Vn)、津田裕也(Pf)】
 歌劇《サロメ》op.54 より「7つのヴェールの踊り」(ジンガー編) 【津田裕也(Pf)】
 歌劇《カプリッチョ》op.85 より「序曲」(弦楽六重奏曲版) 【 ウェールズ四重奏団、佐々木 亮(Va)、門脇大樹(Vc)】
 歌劇《カプリッチョ》op.85 より「舞曲」(クラウス編) 【成田達輝(Vn)、奥泉貴圭(Vc)、津田裕也(Pf)】
 歌劇《ばらの騎士》op.59 より「だれも知らない」【加納悦子(M-s)、安井耕一(Pf)】
 歌劇《エジプトのヘレナ》op.75 より「第二の新婚初夜!魅惑的な夜」【横山恵子(S)、安井耕一(Pf)】
 歌劇《ナクソス島のアリアドネ》op.60 より「偉大なる王女様」【安井陽子(S)、安井耕一(Pf)】


第Ⅴ部 19:00開演(18:45開場)
辞世のうたー去りゆく古き良きヨーロッパ
~眠りにつくとき Beim Schlafengehen


■出演
ソプラノ:横山恵子、安井陽子
メゾ・ソプラノ:加納悦子
ウェールズ弦楽四重奏団
 ヴァイオリン:﨑谷直人
 ヴァイオリン:三原久遠
 ヴィオラ:横溝耕一
 チェロ:富岡廉太郎
ヴィオラ:佐々木 亮
チェロ:門脇大樹
コントラバス:池松 宏
ピアノ:安井耕一

■曲目
R.シュトラウス:
 《メタモルフォーゼン》(レオポルト編/弦楽七重奏版) speaker.gif[試聴]
【ウェールズ四重奏団、佐々木亮(Va)、門脇大樹(Vc)、池松宏(Cb)】
 あおい【横山恵子(S)、安井耕一(Pf)】
 憩え、わが魂 op.27-1 【加納悦子(M-s)、安井耕一(Pf)】speaker.gif[試聴]
 《4つの最後の歌》 speaker.gif[試聴]
   1. 春【安井陽子(S)、安井耕一(Pf)】
   2. 9月【安井陽子(S)、安井耕一(Pf)】
   3. 眠りにつくとき【横山恵子(S)、安井耕一(Pf)】
   4. 夕映え【横山恵子(S)、安井耕一(Pf)】
 歌劇《ばらの騎士》op.59より 第3幕 三重唱「私が誓ったことは」 speaker.gif[試聴]


【試聴について】
speaker.gif[試聴]をクリックすると外部のウェブサイト「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」へ移動し、
プログラム楽曲の冒頭部分を試聴いただけます。
ただし試聴音源の演奏は、「東京・春・音楽祭」の出演者および一部楽曲で編成が異なります。


出演者

オーボエ:広田智之 Tomoyuki Hirota 国立音楽大学在学中に、日本フィルハーモニー交響楽団に入団。
日本フィルハーモニー交響楽団の首席オーボエ奏者、ソロ・オーボエを経て、現在東京都交響楽団の首席オーボエ奏者を務める。また、紀尾井シンフォニエッタ東京、オイロス・アンサンブルのメンバーとしても活躍する。
▼続きを見る オーボエ・リサイタルや室内楽でも精力的に活動を行い、近年は映像音楽の分野でも目覚しい活躍を続けており、クラシックにとどまらず、ポップス、ジャズなどのジャンルレスな活動が注目を集める。
これまでに、日本フィルをはじめ、都響、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、ミラノ・スカラ座弦楽合奏団、チェコ・チェンバーソロイスツ、ザルツブルグ室内オーケストラ、モスクワソロイスツ、ベトナム国立交響楽団、国内外のオーケストラ、室内楽団とコンチェルトを多数協演。NHKの芸術劇場やFMリサイタルにも度々出演する。
CDは毎年リリースされており、最新のCDは、自身と教え子たちによる『オーボエ・アンサンブル HAIM』がオクタヴィア・レコードより今年3月にリリースされた。
日本音楽コンクール、日本管打楽器コンクールなど主要コンクールの審査員を務める。
上野学園大学教授を務め、東京音楽大学においても後進の指導にあたっている。
日本オーボエ協会常任理事。

公式サイト  http://hirotatomoyuki.com/

© HIKARU☆ ▲プロフィールを閉じる

オーボエ:広田智之 Tomoyuki Hirota

ピアノ:三輪 郁 Iku Miwa 今、もっともウィーンの薫りを伝え得ると思われる日本人ピアニスト 三輪 郁はウィーン・フィルの首席奏者たちから大きな信頼を得ており、コンサートマスターのライナー・キュッヒル、ライナー・ホーネック、フォルクハルト・シュトイデ、首席フルーティストのヴォルフガング・シュルツ、更にホーネックと首席チェリストのフランツ・バルトロメイ、▼続きを見る 首席クラリネットのエルンスト・オッテンザマーによる“ウィーン・ゾリステン・トリオ”等と度々共演。
さらにマニュエル・パユ(フルート)、ラデク・バボラク(ホルン)、オーボエ奏者で指揮者でもあるハンスイョルク・シェレンベルガー、プラジャーク・クヮルテット、ミハル・カニュカ(チェロ)、セバスティアン・マンツ(クラリネット)などと共演している。
代々音楽家の家系に生まれ、優れた音楽環境の中で育った三輪 郁は、幼少期からピアノに親しみ、三浦みどり、大島久子、ハンス・グラーフ、ヴォルフガング・ヴァッツィンガー、ハインツ・メディモレックらに師事している。桐朋女子高等学校を経て、ウィーン国立音楽大学及び大学院に学んだ三輪 郁は満場一致の最優秀で修了し、オーストリア政府からその業績が表彰された。
その後はイタリアのフィナーレ・リグレにおける“パルマ・ドーロ”国際コンクールにおいて審査員全員一致で第1位に選ばれたほか、ドイツ・ドルトムント国際シューベルトコンクールや浜松国際ピアノコンクールなどでも入賞している。
これを契機にウィーンを拠点とした演奏活動が本格化する。ウィーン楽友協会・ブラームスザールやウィーン・コンツェルトハウスでのコンサートのほか、ドルトムント・フィル、メクレンベルク・シュターツカペレ・シュヴェーリン、ドイツ・ハレ歌劇場管弦楽団、ノルウェー放送交響楽団、オールボー交響楽団、セヴィリア王立交響楽団、ニース交響楽団、ソフィア・フィル、北京交響楽団、広州交響楽団などと共演しており、日本でも新日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、東京都交響楽団、大阪センチュリー交響楽団、大阪交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、札幌交響楽団、群馬交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、セントラル愛知交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、紀尾井シンフォニエッタ東京などと、ソリストとして共演する他、NHK交響楽団や新日本フィルなど日本のオーケストラのコンサートマスター、首席奏者たちとの室内楽コンサートでの数多くの共演を通じての音楽的信頼も厚い。
東京においては2003年から06年まで、ウィーン時代のモーツァルトに焦点をあてたコンサートシリーズ『4254日の奇蹟~ウィーンのモーツァルト』を企画開催し、大きな注目を集めた。ピアノのためのソロ作品のみならず、オペラや管弦楽作品のピアノ版演奏、更にピアノ協奏曲を含む5公演はウィーンの空気をふんだんに吹き込むような演奏で魅了して高い評価を得た。その一方で、テレビ番組化されたドラマ「のだめカンタービレ」(フジテレビ)をはじめ「のだめ」関連のピアノ音楽監修や落語家 春風亭小朝とのコラボレーション、さらにエッセイを出版するなどその活動は多彩を極めている。
三輪 郁の演奏は放送、CDなどでも聴くことができるが、最近では特に『バルトーク:ピアノ作品集』《Miwa Iku-Schubert》(販売元:キング・インターナショナル、発売元:風樂)《Mozartiana/Iku Miwa》《Mozartiana II/Iku Miwa》(制作:オクタヴィア・レコード)などをリリース。それぞれ『レコード芸術』誌『特選盤』『準特選盤』に選ばれるなど好評を博している。
ソリストとして、室内楽奏者として、ウィーンの演奏様式を伝承する魅力溢れる音楽家 三輪 郁は古典から現代における幅広いレパートリーを持つピアニストとして、今後一層の活躍が多いに期待されている。 ▲プロフィールを閉じる

ピアノ:三輪 郁 Iku Miwa

語り:松平定知 Sadatomo Matsudaira 1944年東京都生まれ。早稲田大学卒。元NHK理事待遇アナウンサー。「連想ゲーム」「日本語再発見」などの番組を経て、ニュース畑を15年。「その時歴史が動いた」を9年など。「NHKスペシャル」は100本以上NHK退職後の今も「世界遺産100シリーズ」などを担当。また、藤沢周平作品朗読をライフワークと定め、様々な場で活動している。第36回放送文化基金賞、▼続きを見る 第58回前島密賞など。現在京都造形芸術大学教授。國學院大學客員教授。「歴史を本当に動かした戦国武将」「心を豊かにする言葉術」(いずれも小学館)他、著書多数。 ▲プロフィールを閉じる

語り:松平定知 Sadatomo Matsudaira

ピアノ:清水和音 Kazune Shimizu 完璧なまでの高い技巧と美しい弱音、豊かな音楽性を兼ね備えたピアニスト。
ジュネーブ音楽院にて、ルイ・ヒルトブラン氏に師事。1981年、弱冠20歳で、パリのロン=ティボー国際コンクール・ピアノ部門優勝、あわせてリサイタル賞を受賞した。1982年、デビュー・リサイタルを開き、高い評価を得た。1983年、第9回日本ショパン協会賞を受賞。▼続きを見る 同年「プラハの春音楽祭」にて、プラハ室内管と共演。この成功により1984年、ブラティスラヴァ音楽祭のオープニングでスロヴァキア・フィルのソリストとして招待された。また同年、ミュンヘンのヘラクレス・ザールでデビュー・リサイタルを行った。ロジェストヴェンスキー指揮ロンドン交響楽団、ジャナンドレア・ノセダ指揮キーロフ歌劇場フィルハーモニー管弦楽団、ゲルギエフ指揮マリインスキー歌劇場管弦楽団、アシュケナージ指揮シドニー交響楽団などと共演を重ね、国内外で広く活躍。室内楽の分野でも活躍し、共演者から厚い信頼を得ている。
1995年秋から2年にわたって行われた、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全32曲演奏会は、その完成度を新聞紙上で高く評価され、ライヴ録音がリリースされている。
2004年からはショパンの全曲録音を開始。これまでにオクタヴィア・レコードから多数のCDをリリースしており、各誌で絶賛されている。
2011年には、デビュー30周年を記念して、ラフマニノフのピアノ協奏曲第1番~第4番とパガニーニの主題による狂詩曲の全5曲を一度に演奏すると言う快挙を成し遂げた。
2014から18年の5年をかけて、1年に2公演、合計10公演のリサイタル「清水和音ピアノ主義」をスタートさせる。
東京音楽大学教授。

© K.Miura ▲プロフィールを閉じる

ピアノ:清水和音 Kazune Shimizu

ソプラノ:安井陽子 Yoko Yasui 東京都出身。桐朋学園大学声楽科卒業。同大学研究科修了。二期会オペラ研修所第43期マスタークラス修了。平成17年度文化庁在外研修員としてオーストリアのウィーンに留学。
ウィーン国立音楽大学研究課程声楽科修了。オーストリア在住中、ケルンテン州クラーゲンフルト市立劇場にてヘンツェ《若き貴族》のイーダ役にてヨーロッパデビュー。その後、▼続きを見る 同国フォアアールベルク音楽劇場にてモーツァルト《魔笛》夜の女王を、ブレゲンツ音楽祭およびザンクト・ペルテン音楽祭にてオッフェンバック《青ひげ公》小姓、ロザリンデ等に出演。いずれの公演も現地の新聞で高い評価を得た。帰国後の2008年6月、東京二期会オペラ劇場公演 R.シュトラウス《ナクソス島のアリアドネ》のツェルビネッタ役で国内本格デビュー。コロラトゥーラの見事な歌唱と豊かな音楽表現が新聞や専門誌などにて絶賛され一躍注目を浴びる。モーツァルト《魔笛》夜の女王役としての出演は多く、日生劇場をはじめ、新国立劇場、東京二期会オペラ劇場等で歌い、高度なテクニックを披露し存在感を示した。2009/10シーズン新国立劇場では《魔笛》夜の女王に続き、ワーグナー《ジークフリート》森の小鳥役、《デヴィット・ビントレーのカルミナ・ブラーナ》ソプラノソロ、池辺晋一郎《鹿鳴館》大徳寺侯爵令嬢顕子役(世界初演)と立て続けに出演し、いずれも高い評価を得ている。2011年4月、新国立劇場のR.シュトラウス《ばらの騎士》ゾフィー役では東日本大震災の影響で来日不能になった外国人キャストの代わりに急遽出演し、公演の成功に多大な貢献し好評を博した。2013年11月、日生劇場開場50周年記念《フィデリオ》マルツェリーネに出演予定。
その他コンサートでも新日フィル・東京交響楽団・東フィル・東京都交響楽団・日フィル・東京シティフィル・東京ニューシティ管弦楽団などの主要オーケストラや著名な指揮者らと共演し、大きな信頼を得ている。第52回NHKニューイヤーオペラコンサート、テレビ朝日「題名のない音楽会」等に出演。東京オペラシティ主催、第125回「B→C」(バッハからコンテンポラリー)シリーズでは表現者としての神髄を見事に披露し、聴衆を魅了した。2012年4月「二期会創立60周年記念ガラコンサート」および7月「二期会ゴールデンコンサートat津田ホール Anniversary 60 ソプラノの日」でも絶賛を浴びている。2010年、ゴリホフ作曲《3つの歌-ソプラノと管弦楽のための》(日本初演/秋山和慶指揮・東京交響楽団)ではソプラノを担当し、新たな存在感を示す等、コンサート、オラトリオのソリストとしても定評があり、バッハ《ヨハネ受難曲》、《コーヒーカンタータ》、ヘンデル《メサイア》、ハイドン《天地創造》、《十字架上のキリスト最後の七つの言葉》、《四季》、モーツァルト《レクイエム》、フォーレ《レクイエム》、ベートーヴェン《第九》、オルフ《カルミナ・ブラーナ》、ブラームス《ドイツ・レクイエム》などのソリストも務めている。二期会会員▲プロフィールを閉じる

ソプラノ:安井陽子 Yoko Yasui

メゾ・ソプラノ:加納悦子 Etsuko Kanoh 東京都出身。東京藝術大学大学院を修了後、ドイツ国立ケルン音楽大学で声楽を学ぶ。同大学在籍中にケルン市立歌劇場のオペラスタジオ研修生となり、1994年から同歌劇場の専属歌手として契約。1995年ザルツブルグ国際モーツァルトコンクール声楽部門2位入賞。
ケルン歌劇場ではジェームス・コンロン等の指揮で《フィガロの結婚》のケルビーノ、▼続きを見る 《蝶々夫人》のスズキ、《ヘンゼルとグレーテル》のヘンゼルなど40以上の演目に出演。
ヨーロッパの他の歌劇場では、ドイツ・シュトゥットゥガルト州立歌劇場、シュヴェツィンゲン音楽祭、ベルギー・フランドルオペラ、オランダ・ロッテルダムのゲルギエフ・フェスティヴァル、スイス・ザンクトガレン歌劇場などに出演し、ヘンデル《アルチーナ》のルッジェーロ、《コシ・ファン・トゥッテ》のデスピーナ(指揮:ルネ・ヤコブス)、また、ウルマンの《アトランティックの王》などの現代オペラにも出演。日生劇場開場40周年記念/二期会共催公演《ルル》では主要3役をこなし、柔軟性ある演技が絶賛された。2004年には新国立劇場公演ウルフ・シルマー指揮《エレクトラ》に第三の下女役で出演し、続く2005年にも同劇場小劇場《ザザ》アナーイデ、同劇場《ホフマン物語》ニクラウス/ミューズ、同劇場《魔笛》侍女IIで出演。また2008年には、びわ湖ホール・神奈川県民ホール共催《ばらの騎士》(A.ホモキ演出 東京二期会制作)オクタヴィアン役で大好評を博した。2009年10月にびわ湖ホールオペラ《ルル》、11月に東京二期会《カプリッチョ》女優クレロン役2010年10月《トリスタンとイゾルデ》(びわ湖ホール)ブランゲーネに出演など話題作への出演が続き、いずれも高い評価を得ている。2013年7-8月には東京二期会《ホフマン物語》ミューズとニクラウスで絶賛を浴びた。また2013年9月には、神奈川とびわ湖で、ワーグナー生誕200年記念《ワルキューレ》フリッカに出演する。コンサート活動は、ヨーロッパを中心にルビアナ放送響とのマーラ-《千人の交響曲》、ミラノ放送響とのモーツァルト《レクイエム》などのアルトソロ、また日本ではルネ・ヤコブス指揮バッハ《ロ短調ミサ》の第2ソプラノソロや97年ザルツブルグ音楽祭で、ハイドン《聖ミサ》のソロに出演。NHK交響楽団とはシャルル・デュトワ、ヘルベルト・ブロムシュテット指揮、ドビュッシー《選ばれた乙女》グリーグ《ペールギュント》、ブルックナー《ミサ》などのソロで1998年より3シーズン連続共演した。2002年には、東京でモーツァルト・グランド・ガラに出演し、G.アルブレヒト指揮プラハ室内管弦楽団と共演、続いて新日本フィルハーモニー交響楽団コンサートオペラ《ナクソス島のアリアドネ》(井上道義指揮・演出)で作曲家役を見事に演じ、喝采を浴びた。また、読売日本交響楽団40周年記念《パルジファル》オペラ公演(G.アルブレヒト指揮)に花の乙女役で出演。翌2003年秋にはN響定期で《大地の歌》を歌い、内面を深く掘り下げた音楽が近年稀に見る演奏と高い評価を得た。2005年に行われたG.アルブレヒト指揮による読響定期にて、読売日響委嘱作品《ここに慰めはない》(猿谷紀郎作曲)を世界初演、既に熟成された作品として披露するに至る演奏は絶賛を博した(同曲は第54回尾高賞を受賞)。2006年、東京都響に招かれベルリオーズ《夏の夜》を演奏。色彩感に富んだ見事な歌唱を披露、読売日本交響楽団では、ウィーンの名指揮者、マンフレッド・ホーネックの企画・構成・指揮による「モーツァルト《レクイエム》―死と再生」、東京交響楽団「モーリス・デュリュフレの響き」等で好評を博す。その他にもサントリー音楽財団作曲家の個展2008《猿谷紀郎》、2009年もN響《真夏の夜の夢》、2010年ベルリオーズ《夏の夜》(M.プラッソン・東京フィル)の傑出した演奏で聴衆を魅了。2011年7月には、二期会ゴールデンコンサートのソロリサイタルで、ハイドン、ベルク、シェーンベルクなどの歌曲を披露、究極のロマンティシズムを感じさせる演奏で魅了した。《第九》等のソリストとしても確かな信頼を得ている。2013年4月、ソロデビュー盤となるCD『メアリ・スチュアート女王の詩/シューマン 後期歌曲集』をALM RECORDSよりリリース。二期会会員 ▲プロフィールを閉じる

メゾ・ソプラノ:加納悦子 Etsuko Kanoh

ヴァイオリン:成田達輝 Tatsuki Narita 1992年生まれ。札幌市出身。3歳よりヴァイオリンを始める。2006年第60回全日本学生音楽コンクール中学校の部全国大会第1位、都築音楽賞、兎束賞、東儀賞受賞。07年第5回東京音楽コンクール弦楽部門第1位 及び聴衆賞受賞。08年ヤマハ音楽支援制度音楽支援対象者。第29回霧島国際音楽祭大賞受賞。09年ラヴェル国際音楽アカデミーに参加しラヴェル音楽院賞 受賞。▼続きを見る 第78回日本音楽コンクール第2位、10年E・ナカミチ賞受賞。イシカワミュージックアカデミーIMA奨励賞受賞。10年ロームミュージックファンデー ション奨学生。桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)卒業。ロン=ティボー国際コンクール第2位およびサセム賞受賞。11年よりパリ国立高等音楽院で学ぶ。12年フランス ドゥーエ市他でパガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番をカントロフ/ドゥーエ管弦楽団と共演。エリザベート王妃国際コンクール第2位およびウジェーヌ・イザイ賞を受賞。13年第5回仙台国際音楽コンクール第2位を受賞。霧島国際音楽祭オープニング・ガラやザビエル教会での公演に出演。サントリー芸術財団サマーフェスティバルで演奏した酒井健治作曲の新作が「芥川作曲賞」を受賞。初のCD『フランク:ヴァイオリン・ソナタ、フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番他』を発売。ピアニスト萩原麻未さんとのツアー。14年1月チェコにてプラハ交響楽団との共演、ロン=ティボー国際音楽コンクール・ガラへの出演、2月にはデュメイ/関西フィル、ミラノフ/東京シティフィルとパガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番を共演の他、テオ・フシュヌレとリサイタルを各地で予定。5月には山田和樹/日本フィル、11月には九州交響楽団との共演も決まっている。 上記の他これまでに、オルレアン響、ブリュッセル・フィル、クリヴィヌ/ルクセンブルク・フィル、尾高忠明/NHK交響楽団、山田和樹/日本フィル、下野竜也/読売日本交響楽団、現田茂夫/札幌交響楽団、沼尻竜典/名古屋フィル、梅田俊明/日本フィル及び東京フィル、飯森範親/東京交響楽団、小林研一郎/新日本フィル、松沼俊彦及びイプ・ウィンシー/群馬響、大井剛史/東京フィル、船橋洋介/大阪フィル、東京ヴィヴァルディ合奏団、などと共演。  これまでに澤田まさ子、市川映子、藤原浜雄、ジャン=ジャック・カントロフ、スヴェトリン・ルセフ、フローリン・シゲティの各氏に師事。パリ在住。 使用楽器:Jean-Baptiste Vuillaume (1835-40) L'association ZILBER より貸与

© Masashige Ogata ▲プロフィールを閉じる

ヴァイオリン:成田達輝 Tatsuki Narita

チェロ:奥泉貴圭 Takayoshi Okuizumi 札幌出身。東京藝術大学附属音楽高等学校を卒業後、ドイツ・トロッシンゲン音楽大学を経て、2007年より2年間バイエルン国立歌劇場の契約団員として研鑽を積む。2006年度文化庁在外研修員。1998年、札幌ジュニアチェロコンクール優秀賞。2004年ビバホールチェロコンクール2位。JTが育てるアンサンブルシリーズ、小澤征爾氏率いるスイス・インターナショナルアカデミー、▼続きを見る 小澤征爾音楽塾オーケストラ、サイトウ・キネン室内楽勉強会、水戸室内管弦楽団、東京・春・音楽祭等に参加。2009年に帰国後、上野学園大学講師、オーケストラ客演首席奏者の活動を始めとし、ソロ、室内楽奏者として演奏活動を行っている。これまでに上原与四郎、河野文昭、原田禎夫、イフ・サバリーの各氏に師事。
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チェロ:奥泉貴圭 Takayoshi Okuizumi

コントラバス:池松 宏 Hiroshi Ikematsu 1964年ブラジルに生まれる。19歳よりコントラバスを始め、故堤俊作氏に師事。桐朋学園大学卒業後、カナダの音楽祭に度々参加、ゲーリー・カー氏に師事。1989年NHK交響楽団に入団、1994年より同団首席奏者を務める傍ら、ソロや室内楽などでも幅広く活躍。またライブ活動も積極的に行い、ソロ・コントラバス、アンサンブル、サイレントベース5台による公演等、▼続きを見るクラシックの枠にとらわれない柔軟なアイディアとパフォーマンスで数多くの聴衆を魅了した。その他、倉敷音楽祭、宮崎国際音楽祭、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン、ドレスデン音楽祭、サイトウ・キネン・フェスティバル松本への参加、JTアートホール室内楽シリーズ、水戸室内管弦楽団などへの出演等、国内外の一流演奏家からの信頼も厚く、共演を希望する声は後を絶たない。レコーディングも活発に行っており、これまでに6枚(『オーパ、コントラバス!』『ノーヴァ、コントラバス!』『5つのアヴェマリア』『ラフマニノフ・ソナタ』『日本の詩』『ショパン・ソナタ』)のソロ・アルバムをリリース。平原綾香の『明日』や『アヴェ・マリア』のCDでもソロで共演している。
2006年NHK交響楽団を退団。拠点をニュージーランドに移し、同年5月にニュージーランド交響楽団首席コントラバス奏者に就任。現在、紀尾井シンフォニエッタ東京、東京アンサンブル、水戸室内管弦楽団、サイトウ・キネン・オーケストラのメンバー。世界のトップ・コントラバス奏者の一人として一層の注目を集めている。 ▲プロフィールを閉じる

コントラバス:池松 宏 Hiroshi Ikematsu

クラリネット:西川智也 Tomoya Nishikawa 大阪府出身。大阪教育大学教育学部教養学科芸術専攻音楽コース卒業。東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程修了。第18回日本木管コンクール入選。第23回宝塚ベガ音楽コンクール第2位、併せて会場審査員特別賞(聴衆賞)受賞。第9回東京音楽コンクール木管部門第1位。日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団と共演。これまでにクラリネットを和田尚裕、▼続きを見る 青山秀直、山本正治の各氏に師事。小澤征爾音楽塾、サイトウ・キネン・フェスティバル松本、木曽音楽祭等に参加。その他、オーケストラや室内楽等を中心に活動している。現在、洗足学園ニューフィルハーモニック管弦楽団、N響アカデミーに在籍。▲プロフィールを閉じる

クラリネット:西川智也 Tomoya Nishikawa

ファゴット:長 哲也 Tetsuya Cho 北九州市出身。東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。これまでにファゴットを永江恵子、石川 晃、水谷上総の各氏に師事。室内楽を河村幹子、山本正治の各氏に師事。また、ダーク・イェンセン、ジルベール・オダン、マルク・トゥレネル等のマスタークラスにて研鑽を積む。在学中に、藝大モーニング・コンサートにて藝大フィルハーモニアとモーツァルトのファゴット協奏曲を共演。▼続きを見る 卒業時に同声会賞を受賞。木曽音楽祭、北九州音楽祭を始め、「JTが育てるアンサンブルシリーズ」等に出演。現在、東京都交響楽団首席ファゴット奏者。

© 堀田力丸▲プロフィールを閉じる

ファゴット:長 哲也 Tetsuya Cho

ホルン:日橋辰朗 Tatsuo Nippashi 1988年生まれ。東京都出身。12歳からホルンを始める。2010年東京音楽大学卒業。第26回日本管打楽器コンクールホルン部門第1位。及び特別大賞、審査員特別賞、東京都知事賞、文部科学大臣奨励賞を受賞。第80回日本音楽コンクールホルン部門第1位。及び岩谷賞(聴衆賞)、E・ナカミチ賞を受賞。2007~2011年小澤征爾音楽塾オーケストラメンバー。▼続きを見る JT主催「JTが育てるアンサンブルシリーズ」、2010年ヤマハ管楽器新人演奏会、NHK-FMラジオ番組「リサイタル・ノヴァ」、水戸室内管弦楽団、2012、13年木曽音楽祭にそれぞれ出演。2013年フレッシュ名曲コンサートにソリストとして出演、新日本フィルハーモニー交響楽団と共演。マイスターミュージックよりCD『プーランク六重奏曲』『アルファ~ホルン・オリジナル作品集~』をリリース。ホルンを後藤照久、井手詩朗、水野信行の各氏に師事。現在、日本フィルハーモニー交響楽団首席ホルン奏者。▲プロフィールを閉じる

ホルン:日橋辰朗 Tatsuo Nippashi

ピアノ:津田裕也 Yuya Tsuda 1982年仙台市生まれ。2001年第70回日本音楽コンクール第3位。2005年東京藝術大学を首席卒業、安宅賞、アカンサス音楽賞、同声会賞等、数々の受賞を果たす。2007年第3回仙台国際音楽コンクールにて第1位、および聴衆賞、駐日フランス大使賞を受賞。同年、仙台市より「賛辞の楯」を、宮城県より芸術選奨新人賞を授与される。2010年東京藝術大学大学院修士課程を首席修了、▼続きを見る 併せてクロイツァー賞を受賞。2011年ベルリン芸術大学を最優秀の成績で卒業、現在同大学国家演奏家コースに在籍。同年ミュンヘン国際コンクール特別賞受賞。ローム・ミュージック・ファンデーション奨学生。
ソリストとしてベルリン交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、広島交響楽団、ドイツ室内管弦楽団等と共演。
東京、仙台、新潟でソロリサイタルを開催するほか、NHK-FM「名曲リサイタル」、仙台クラシックフェスティバルへの出演、2010年からはドイツ各地でもソロリサイタルを開催、地元紙にて好評を博す。simcレーベルよりソロアルバム『悲愴、さすらい人幻想曲』を発売。
室内楽活動にも積極的で松山冴花氏とデュオを組み、ナミレコードより3枚のCDをリリース。
また、ジェラール・プーレ、堀米ゆず子、前橋汀子、加藤知子、山崎伸子、イェンス=ペーター・マインツ、パヴェル・ゴムツィアコフなど多くの著名な弦楽器奏者と共演している。
Vn.白井圭、Vc.門脇大樹と共にピアノトリオ「Accord」を結成し、東京、札幌、九州をはじめ国内各地で演奏。
これまでにパスカル・ドヴァイヨン、ガブリエル・タッキーノ、ゴールドベルク山根美代子、角野裕、渋谷るり子の各氏に、室内楽をゴールドベルク山根美代子、田中千香士、河野文昭、山崎伸子の各氏に師事。

© Christine Fiedler ▲プロフィールを閉じる

ピアノ:津田裕也 Yuya Tsuda

ピアノ:安井耕一 Koichi Yasui 札幌に生まれる。東京藝術大学音楽学部ピアノ科卒業。
1977年から1985年までドイツ留学。リューベック国立音楽大学でコンラート・ハンゼン教授の下で研鑽を積む。帰国後、リサイタル、室内楽、歌曲伴奏など演奏活動を行う。
また音楽工房“響”を主催し音楽する行為について考察を重ねる。
▼続きを見る ピアノを横谷瑛司、水谷達夫、コンラート・ハンゼン、歌曲伴奏を戸田敏子氏に師事。 国立音楽大学教授。▲プロフィールを閉じる

ピアノ:安井耕一 Koichi Yasui

ソプラノ:横山恵子 Keiko Yokoyama 岡山県出身。東京音楽大学卒業、同大学研究科修了。ウィーン国立歌劇場宮廷歌手ミリャコヴィッチ女史との出会いを契機に1992年渡欧、同年ドイツ・バイエルン州立コーブルク歌劇場に認められ《ドン・カルロ》エリザベッタ役でヨーロッパデビューを果たす。その後ドイツを中心にヨーロッパ各地でプッチーニ、ヴェルディ作品を中心にタイトル・ロールを歌い、▼続きを見る 中でも蝶々夫人役は最多な舞台回数となっている。
音楽祭出演で主なものにはウィーン音楽週問「クラング・ボーゲン」、ブダペスト春の音楽週間、リガ(ラトビア)夏の音楽祭、トッレ・デル・ラーゴ(イタリア)プッチー二・フェスティバル等がある。本格的な日本でのタイトル・ロールデビューは1996年東京、大阪での小澤征爾指揮、浅利慶太演出の《蝶々夫人》。2002年にも同プロダクションで東京、北京で再演を果たす。01年よりびわ湖ホール・ヴェルディシリーズで《アッティラ》《シチリア島のタベの祈り》《十字軍のロンバルディア人》《スティッフェリオ》に出演。二期会公演《エジプトのヘレナ》(日本初演)をはじめ主なレパートリーは《マノン・レスコー》《オテロ》《二人のフォスカリ》《トゥーランドット》《トスカ》《ワルキューレ》ブリュンヒルデ、《タンホイザー》《ナクソ島のアリアドネ》アリアドネ等、常に高い評価を得ている。2009年3月、《トウーランドット》(びわ湖ホール・神奈川県民ホール共同制作 東京二期会共催)タイトル・ロールに出演し絶賛を浴びた。また2009年6月、新国立劇場《修禅寺物語》夜叉王の娘かつら、2010年3月、新国立劇場《神々の黄昏》グートルーネに出演、高い評価を得ている。2011年3月《アイーダ》(びわ湖ホール・神奈川県民ホール共同制作 東京二期会共催)にも主演し、2011年東京二期会《トゥーランドット》でも非常に高い評価を得た。2013年11-12月は新国立劇場《ホフマン物語》ジュリエッタに出演する。演奏会では《天地創造》等の宗教曲、ヴェルディ、フォーレ、モーツァルト等のレクイエム、《第九》等がある。本来持つ安定した美声は聴衆に温かい音楽を伝え、高度なテクニックと音楽性をもって強靭な声を必要とするキャラクターまでカヴァー出来る貴重な存在。2007年4月に15年間のヨーロッパ生活を終え帰国後は、引く手あまたで、オペラやコンサートにおいて目覚ましい活躍を続けている。2010年7月、二期会ゴールデンコンサートでは満を持してリサイタルを開催し絶賛を博した。東京音楽大学教授。二期会会員 ▲プロフィールを閉じる

ソプラノ:横山恵子 Keiko Yokoyama

ウェールズ弦楽四重奏団 Verus String Quartet 第1ヴァイオリン:﨑谷直人 第2ヴァイオリン:三原久遠
ヴィオラ:横溝耕一 チェロ:富岡廉太郎
桐朋学園の学生により2006年に結成。軽井沢八月祭、宮崎国際音楽祭、プロジェクトQ、JTが育てるアンサンブルシリーズ他に出演。2008年ARDミュンヘン国際音楽コンクールにて第3位、▼続きを見る 東京クヮルテット以来38年ぶりの日本のクァルテットの入賞となる。2009年日本音楽財団の協力で王子ホールにて凱旋公演。2010年よりバーゼル音楽院にて研鑽を積む。南仏ボニュー音楽祭、ドイツ・ヴェストヴェーク現代音楽シリーズ、ドイツ・ボイゲン城でのコンサート等に出演。2010年メナヘム・プレスラーと共演、京都・青山音楽賞受賞。2011年バーゼル・オーケストラ協会(BOG)コンクールにて“エクゼコー”賞受賞、第7回大阪国際室内楽コンクール第3位。2008、10、11年度松尾学術振興財団より助成を受ける。2012年6月バーゼル音楽院を修了。2013年より拠点を日本に移す。3月東京・春・音楽祭に出演。4月Hakuju Hallにて行われた藤倉大の個展にて弦楽四重奏曲第2番「フレア」を好演、NHKで放送もされる。10月紀尾井ホール主催公演で本格的なリサイタルを行い成功を収める。2014年3月からHakuju Hallにて新シリーズを開始。原田幸一郎、R.シュミット等に師事。▲プロフィールを閉じる

第1ヴァイオリン:﨑谷直人 Naoto Sakiya ケルン音大、パリ市立音楽院、桐朋学園ソリストディプロマを経てバーゼル音楽院終了。ノボシビルスク国際コンクール第1位、メニューイン国際コンクール第3位。バーゼル響、東フィル、京響等と共演。2014年4月より神奈川フィル第1コンサートマスターに就任。

© 大野智嗣

第1ヴァイオリン:﨑谷直人 Naoto Sakiya

第2ヴァイオリン:三原久遠 Hisao Mihara 桐朋学園大学を経て、バーゼル音楽院を修了。プロジェクトQ、小澤征爾音楽塾、サイトウ・キネン室内楽勉強会等に参加。室内楽を東京クヮルテット、原田幸一郎、今井信子、原田禎夫、毛利伯郎らに学ぶ。2009年よりウェールズ弦楽四重奏団のメンバー。

© 大野智嗣

第2ヴァイオリン:三原久遠 Hisao Mihara

ヴィオラ:横溝耕一 Ko-ichi Yokomizo 桐朋学園大学卒業。宮崎国際音楽祭、サイトウ・キネン・フェスティバル松本等に参加。室内楽を徳永二男、毛利伯郎、原田幸一郎、東京クヮルテット等に師事。N響団員。ウェールズ弦楽四重奏団の設立時から2009年まで活動し、2013年より同団に復帰。

© 大野智嗣

ヴィオラ:横溝耕一 Ko-ichi Yokomizo

チェロ:富岡廉太郎 Rentaro Tomioka 桐朋学園大学を経て、バーゼル音楽院MASPを修了。2006年ウェールズ弦楽四重奏団創立に参加、2008年ミュンヘン国際音楽コンクールで第3位、11年第7回大阪国際室内楽コンクール弦楽四重奏部門第3位。国内外の多くの公演、音楽祭に出演。

© 大野智嗣

チェロ:富岡廉太郎 Rentaro Tomioka

ヴィオラ:佐々木 亮 Ryo Sasaki 東京藝術大学附属高等学校を経て、東京藝術大学卒業。1991年、東京現代音楽祭(現音)室内楽コンクール第1位、朝日現代音楽賞受賞。1992年、東京国際音楽コンクール(民音)室内楽部門第2位、ルフトハンザ賞受賞。東京藝術大学在学中、安宅賞受賞、藝大オーケストラと共演。同大学卒業後、ニューヨーク・ジュリアード音楽院に奨学生として入学。▼続きを見る アスペン音楽祭、マールボロ音楽祭に参加。同音楽院を卒業後、ソロ、室内楽奏者として全米各地で活動。これまでに内田光子、ヒラリー・ハーン、ナージャ・サレルノ=ソネンバーグ、リン・ハレル等と共演し、好評を博す。また、掛谷洋三、澤 和樹、田中千香士、ドロシー・ディレイ、川崎雅夫の各氏に師事。室内楽を兎束俊之、F.ガリミア、J.ラタイナ-の各氏に師事。CDはEMI/Angelよりチャイコフスキー弦楽六重奏、ブラームス弦楽六重奏をリリース。2004年5月NHK交響楽団入団、08年1月より首席奏者。アポロ弦楽四重奏団、東京クライス・アンサンブル、室内オーケストラ「アルクス」、岡山潔弦楽四重奏団メンバー。桐朋学園大学、洗足学園音楽大学で後進の指導にもあたっている。 ▲プロフィールを閉じる

ヴィオラ:佐々木 亮 Ryo Sasaki

チェロ:門脇大樹 Hiroki Kadowaki 鳥取県出身。東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、東京芸術大学音楽学部卒業。日本クラシック音楽コンクール第1位・及びグランプリ。札幌チェロジュニアコンクール優秀賞・及び山藤賞。第5回ビバホールチェロコンクール第3位。読売新人演奏会出演。第74回日本音楽コンクール第3位。ザルツブルグ=モーツァルト国際室内楽コンクール第1位。▼続きを見る (東京)サイトウキネン若い人のための室内楽セミナー、小澤征爾音楽塾に参加。東京芸術大学卒業後、ロームミュージックファンデーションより奨学金を得て、イタリアへ留学。ロリン・マゼール指揮シンフォニカ・トスカニーニのベートーヴェン全曲演奏会に参加。2009年夏に開催されたフィルハーモニカ・イタリアーナのオペラフェスティバルでは、首席をつとめる。
チェロをフランチェスコ・フェラリーニに、室内楽をロレンツァ・ボッラーニに師事。その後オランダへ渡り、アムステルダム国立音楽院にて研鑽を積む。マーティン・モステルト、ダニエル エッサーに師事しながら、アンナー・ビルスマのマスタークラスを受講。現在東京音楽大学伴奏科助手。神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席奏者。
これまでに、柳田耕治・雨田一孝・河野文昭・山崎伸子の各氏に、室内楽を、ゴールドベルク山根美代子・岡山潔の各氏に師事。 ▲プロフィールを閉じる

チェロ:門脇大樹 Hiroki Kadowaki

主催:東京・春・音楽祭実行委員会 後援:ドイツ連邦共和国大使館/日本リヒャルト・シュトラウス協会

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