PROGRAMプログラム

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東京・春・音楽祭 特別公演 ヴェルディ生誕200年記念
ムーティ conducts ヴェルディ

ヴェルディ生誕200年を記念した秋の特別公演。 リッカルド・ムーティ指揮のもと、おなじみの東京オペラシンガーズによる合唱、そしてこの公演のために編成する特別オーケストラによる演奏で、ヴェルディの傑作の数々をお贈りします。

プログラム詳細

© 堀田力丸
■日時・会場
2013.
 10.30 [水] 19:00開演
 10.31 [木] 19:00開演
※ この公演は終了いたしました。
すみだトリフォニーホール [アクセスMAP]

■出演
指揮:リッカルド・ムーティ
管弦楽:東京春祭特別オーケストラ [メンバーはこちら]
ソプラノ:安藤赴美子
バス・バリトン:加藤宏隆
合唱:東京オペラシンガーズ
合唱指揮:ロベルト・ガッビアーニ、宮松重紀

■曲目
ヴェルディ:
 歌劇《シチリア島の夕べの祈り》序曲 speaker.gif [試聴]
 歌劇《シチリア島の夕べの祈り》第3幕より バレエ「四季」speaker.gif [試聴]
 歌劇《運命の力》序曲 speaker.gif [試聴]
 歌劇《運命の力》第2幕より「天使の中の聖処女」speaker.gif [試聴]
 歌劇《マクベス》第4幕より「虐げられた祖国」speaker.gif [試聴]
 歌劇《ナブッコ》第3幕より「行け、わが想いよ、黄金の翼にのって」speaker.gif [試聴]
 歌劇《ナブッコ》序曲 speaker.gif [試聴]

【試聴について】
speaker.gif[試聴]をクリックすると外部のウェブサイト「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」へ移動し、
プログラム楽曲の冒頭部分を試聴いただけます。
ただし試聴音源の演奏は、「東京・春・音楽祭」の出演者および一部楽曲で編成が異なります。


~関連コラム~

コンサートに先駆けて、10月26日(土)Bunkamuraオーチャードホールにて、特別企画『ムーティ、ヴェルディを語る』を開催します。

料金・お申込み方法等詳細は こちら 


www.riccardomuti.com
www.riccardomutimusic.com

出演者

指揮:リッカルド・ムーティ Riccardo Muti ナポリ生まれ。サン・ピエトロ・ア・マイエッラ音楽院にてヴィンセンツォ・ヴィターレのもとでピアノを学び、優秀な成績で卒業した。その後、ミラノにあるジュゼッペ・ヴェルディ音楽院でブルーノ・ベッティネッリとアントニーノ・ヴォットに師事し、作曲と指揮で学位を取得した。
▼続きを見る 1967年、ミラノでのグイド・カンテルリ国際指揮者コンクールにおいて、権威ある審査員たちから満場一致で優勝の栄誉を与えられ、批評家及び一般の聴衆から初めて注目を集めることとなる。 翌年には、フィレンツェ五月音楽祭(フィレンツェ歌劇場)の首席指揮者に任命され、1980年までその任を務めた。1971年には、カラヤンに招かれてザルツブルク音楽祭に初登場。それ以来何度も出演を重ね、2010年には、この名誉あるオーストリアの音楽祭との素晴らしい芸術的コラボレーションが40周年を迎えた。1970年代には、オットー・クレンペラーの後を継いでロンドンのフィルハーモニア管弦楽団の首席指揮者(1972年から1982年)を務め、1980年から1992年までは、ユージン・オーマンディの後任としてフィラデルフィア管弦楽団の音楽監督を務めた。
1986年から2005年までは、ミラノ・スカラ座の音楽監督として、モーツァルトのダ・ポンテ三部作やワーグナーの《リング》チクルスなどの重要なプロジェクトを手がけた。また、レパートリーである古典の名曲と平行して、演奏される機会の少ない作品や顧みられることのない作品も取り上げた。その中には、18世紀ナポリ楽派の作品やグルック、ケルビーニ、スポンティーニのオペラ、また最近では、プーランクの《カルメル会修道女の対話》などが含まれている。中でも《カルメル会修道女の対話》では、批評家たちから栄誉あるアッビアティ賞を授与された。スカラ座の音楽監督として過ごした長い年月は、2004年12月7日、修復がなされたスカラ座の輝かしい再開を祝う、サリエリの《見出されたエウローパ》の公演で最高潮に達した。
ヴェルディの作品に対する貢献は甚大で、《エルナーニ》、《ナブッコ》、《シチリア島の夕べの祈り》、《椿姫》、《アッティラ》、《ドン・カルロ》、《ファルスタッフ》、《リゴレット》、《マクベス》、《運命の力》、《イル・トロヴァトーレ》、《オテロ》、《アイーダ》、《仮面舞踏会》、《二人のフォスカリ》、《群盗》を指揮した。スカラ座の音楽監督としての在任期間は史上最長を誇っている。
並はずれた経歴の中で、これまでに世界中の一流オーケストラのほとんどを指揮しており、その中にはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、バイエルン放送交響楽団、ニューヨーク・フィルハーモニック、フランス国立管弦楽団、そして当然ながら、1971年以来ザルツブルク音楽祭で共演してきたウィーン・フィルハーモニー管弦楽団はとりわけ強く大切な絆で結ばれており、創立150周年記念コンサートを指揮するために招かれた際には、特別な感謝と愛情の印としてオーケストラから、選ばれたごく少数の指揮者にしか与えられない「金の指輪」を贈られた。名声のある、そして大変有名なウィーンでのニュー・イヤー・コンサートは1993年、1997年、2000年、2004年、と4回指揮してきた。
2003年4月には、フランスの国立ラジオ放送、France Musiqueが、「Journée Riccardo Muti(リッカルド・ムーティの日)」と題された番組を放送し、これまでに指揮をしてきたすべてのオーケストラとのオペラやコンサートの録音を14時間にわたって紹介した。また同年の12月14日には、再建を果たしたヴェネツィアのフェニーチェ歌劇場の待望のこけら落とし公演を指揮した。
2004年には、イタリア全土から応募した600人もの演奏家の中から国際委員会が選んだ若手演奏家で構成されるケルビーニ・ユース・オーケストラを設立。 レコーディング活動は古典的な交響曲やオペラのレパートリーからコンテンポラリー作品にまで及んでおり、数多くの賞を受賞している。 芸術家としての社会的、市民的な意識は、問題の多かった過去や現代の歴史を象徴する様々な場所でのコンサートによって示される。ラヴェンナ音楽祭のプロジェクト、“Le vie dell’ Amicizia”(友好の道)の一環として指揮をしてきた公演がそれであり、これまでにサラエヴォ(1997年)、ベイルート(1998年)、エルサレム(1999年)、モスクワ(2000年)、エレヴァンとイスタンブール(2001年)、ニューヨーク(2002年)、カイロ(2003年)、ダマスカス(2004年)、チュニジアのエルジェム(2005年)、メクネス(2006年)、レバノンのためのコンサート(2007年)、マツァーラ・デル・ヴァッロ(2008年)、サラエヴォ(2009年)、トリエステ(2010年)、ナイロビ(2011年)で、ミラノ・スカラ座の管弦楽団・合唱団、フィレンツェ歌劇場のオーケストラ・合唱団、そしてヨーロッパの主要オーケストラのトップ・プレイヤーたちで構成された“ミュージシャンズ・オブ・ヨーロッパ・ユナイテッド(EU)”、そして最近ではケルビーニ・ユース・オーケストラなどが参加して行われた。
これまでに授けられた栄誉は数知れず、イタリア共和国からはカバリエーレ大十字勲章、ドイツ連邦共和国からは功労十字勲章を授与された。フランスでは、エリゼ宮殿で開かれた私的な儀式で、サルコジ前大統領からレジョン・ドヌール勲章が贈られた。また英国では、エリザベス女王からナイト爵(勲爵士)の称号を受章。ザルツブルクのモーツァルテウムからはモーツァルトの音楽へ貢献に対して銀メダルを授与され、ウィーンでは、ウィーン楽友協会、宮廷楽団とウィーン国立歌劇場の名誉会員にも選ばれた。さらに、ロシアのプーチン大統領よりロシアの栄誉勲章が、イスラエルからはヴォルフ賞(芸術部門)が贈られた。また、イタリアをはじめ諸外国の数多くの大学から名誉学位を授与されている。
ザルツブルク祝祭大劇場で開かれたモーツァルトの生誕250年祝賀行事のオープニング・コンサートではウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮した。2012年には同管弦楽団とのコラボレーションが42年となった。
ザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭では、2007年に、ケルビーニ・ユース・オーケストラを率いて、18世紀のナポリ派のオペラ及び宗教音楽という音楽的遺産の再発見と評価向上に寄与するための5年間のプロジェクトを開始した。
2010年9月、シカゴ交響楽団の音楽監督に就任、ミュージカル・アメリカによって2010年の最優秀音楽家に選ばれた。2011年の2月には、シカゴ交響楽団・合唱団とのヴェルディの「レクィエム」のライブ録音が第53回のグラミー賞授賞式で、最優秀クラシック・アルバム賞と最優秀合唱パフォーマンス賞という二つのグラミー賞を獲得した。2011年3月にはビルギット・ニルソン賞の受賞者に選ばれ、10月3日にストックホルムのスウェーデン王立歌劇場での式で、カール16世グスタフ国王並びにシルビア王妃ご臨席の下、同賞が授与された。
2011年4月には第6回オペラ・ニュース賞を、5月にはスペインの栄誉あるアストゥリアス皇太子賞(芸術部門)を受賞。皇太子賞は秋に行われたアストゥリアス皇太子が進行役を務めるオヴィエドでの授賞式で授与された。2011年7月にはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の名誉団員に、8月にはローマ歌劇場の終身名誉指揮者に選ばれた。 2012年5月、最高位の教皇勲章である大聖グレゴリウス騎士団章がベネディクト16世(ローマ教皇)から贈られた。
2012年11月、音楽への貢献に対しヴィットリオ・デ・シーカ賞を、またミラノのIULM大学から芸術及び伝統における名誉学位が授与された。
2013年3月にはナポリ東洋大学から文学・比較文化研究での名誉学位が贈られた。

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© Todd Rosenberg Photography ▲プロフィールを閉じる

指揮:リッカルド・ムーティ Riccardo Muti

管弦楽:東京春祭特別オーケストラ Tokyo-HARUSAI Festival Orchestra コンサートマスター:矢部達哉
今回の公演のために特別に編成されたオーケストラ。東京の主要なオーケストラの首席奏者クラスをはじめ、現在活躍中のプレーヤーが中心となっている。
▼メンバーを見る
ヴァイオリン:青木 調、石川素美、伊藤亮太郎、井上静香、宇根京子、江口有香、
 及川博史、大谷玲子、小林麗子、佐份利恭子、塩田 脩、篠原智子、菅谷 史、○双紙正哉、
 田口美里、竹原奈津、戸上眞里、直江智沙子、長原幸太、西野ゆか、林 七奈、松崎千鶴、
 松田理奈、松野弘明、○矢部達哉、大和加奈、横溝耕一、横山和加子、渡部基一、渡邉ゆづき
ヴィオラ:石橋直子、市坪俊彦、伊藤 慧、大島 亮、小林明子、篠﨑友美、○鈴木 学、
 林 康夫、百武由紀、馬渕昌子、村田恵子、吉田有紀子
チェロ:市 寛也、奥泉貴圭、清水詩織、辻本 玲、中 実穂、長谷部一郎、○古川展生、
 松岡陽平、宮坂拡志、○向山佳絵子
コントラバス:赤池光治、加藤雄太、佐野央子、髙橋洋太、本間達朗、前田芳彰、
 松井理史、○吉田 秀
フルート:小池郁江、○寺本義明
オーボエ:○青山聖樹、坪池泉美
クラリネット:糸井裕美子、○三界秀実
ファゴット:○岡本正之、佐藤由起
ホルン:○西條貴人、豊田実加、村本岳史、和田博史
トランペット:○高橋 敦、中山隆崇、服部孝也*、森岡正典*  *=コルネット
トロンボーン:井口有里、○小田桐寛之、野々下興一
チンバッソ:荻野 晋
ティンパニ:ステファン・ペレグリ
打楽器:柴原 誠、深町浩司、安江佐和子
ハープ:篠﨑和子、平野花子
オルガン:室住素子

(50音順)2013.9.10 現在
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ソプラノ:安藤赴美子 Fumiko Ando 北海道出身。国立音楽大学声楽学科卒業、同大学院声楽専攻(オペラ)修了。
新国立劇場オペラ研修所第3期生修了。文化庁派遣芸術家在外派遣員としてイタリア留学。 パオラ・モリナーリ、セルジョ・ベルトッキの各氏等に師事。
▼続きを見る 国立音楽大学大学院新人演奏会、サントリーデビューコンサート・レインボー21、二期会クリスタルコンサート、新国立劇場小劇場オペラ公演《イタリアのモーツァルト》などに出演。
国立音楽大学大学院オペラ公演《コシ・ファン・トゥッテ》フィオルディリージでデビュー。
新国立劇場オペラ研修所公演《コシ・ファン・トゥッテ》フィオルディリージ、《魔笛》侍女I、《フィガロの結婚》(ミヒャエル・ハンペ監修)伯爵夫人で好評を博す。
2006年2月、二期会公演《ラ・ボエーム》ムゼッタで二期会オペラデビュー。高い音楽性と麗しい舞台姿で絶賛を博し、今後への期待を大いに高めた。2007年3月には新国立劇場中劇場バレエ《オルフェオとエウリディーチェ》エウリディーチェで出演。2009年2月、東京二期会《椿姫》(宮本亜門演出 新制作)のヴィオレッタ役に抜擢され出演、多彩で細やかな表現と品格ある演唱でプリマドンナとしての将来性を十分に印象付けた。同年6~7月兵庫、東京、愛知の国内3箇所で上演された佐渡裕プロデュースオペラ《カルメン》(ジャン=ルイ・マルティノーティ演出)ミカエラ、更に10月新国立劇場《魔笛》侍女Ⅰで好評を博した。2011年11月新国立劇場《ルサルカ》第一の森の精に出演。2012年びわ湖ホール・神奈川県民ホール共同制作オペラ《タンホイザー》エリザベートでの活躍は絶賛されると共に新境地を開いた。2013年3月、びわ湖ホール・神奈川県民ホールにおいて、ボローニャ歌劇場提携公演《椿姫》に主演。コンサートに於いては、2003年ポートランド・オペラ・パフォーミング・インスティテュート(USA)に招待されガラ・コンサート出演。2004年国際音楽祭ヤングプラハへ参加し、プラハ室内管弦楽団とのオープニング・コンサート、ヴァンヘル《スターバト・マーテル》をキューン合唱団、国立音楽大学合唱団等と共演し好評を博す。2009年、2011年NHK交響楽団《第九》のソリストを務めるなど、次世代を担うソプラノとして、各方面より大きな期待が寄せられている。2011年1月、二期会ゴールデンコンサートに出演し絶賛を浴びた。
NHK名曲アルバム等でも好評を得ている。二期会会員

© 大野純一 ▲プロフィールを閉じる

ソプラノ:安藤赴美子 Fumiko Ando

バス・バリトン:加藤宏隆 Hirotaka Kato 静岡県出身。静岡県学生音楽コンクール入選。全日本学生音楽コンクール東京大会入選。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。小澤征爾音楽塾《こうもり》(2003)、《ラ・ボエーム》(2004)、《カルメン》(2007)各公演に参加し研鑽を積む。▼続きを見る2004年8月、第5回浜松市民オペラ《魔笛》のパパゲーノ役でオペラデビュー後、アメリカに留学。 ジョンズ・ホプキンス大学ピーボディ音楽院修士課程修了。その後、インディアナ大学ジェイコブズ音楽院に奨学金を得て在籍し、パフォーマーディプロマを取得。インディアナ大学では、多くのプロ歌手を育て上げたことで有名な名教師アンドレアス・プリメノスのもとで学ぶ。2008/09年夏にはイタリア・フィレンツェへの短期留学も経験。この時に著名なベニータ・ヴァレンテ、ケヴィン・ランガン、そしてミラノ・スカラ座コーチであるネルソン・カルツィ各氏の教えを受けるとともに、フィレンツェにて数回のコンサートに出演。アメリカ国内において、《ファルスタッフ》《フィガロの結婚》《ホフマン物語》《魔笛》《セビリアの理髪師》《愛の妙薬》《蝶々夫人》《ジャンニ・スキッキ》《椿姫》等、多くのオペラにソリストとして出演し、その活躍は「ヘラルド・タイムズ」紙(インディアナ州)や「ボルチモア・サン」紙(メリーランド州)を始めとする各新聞紙上で好評を博す。11年にはバーナード・ランズ作曲による、画家ゴッホの生涯を描いたオペラ《ヴィンセント》の世界初演でゴーギャン役に抜擢される。また、オペラ以外にもソロリサイタルや、米国・コロンバス交響楽団とのモーツァルト《レクイエム》バリトンソロを始めとするコンサートで活躍。米国有数の音楽祭の一つであるアスペン音楽祭へ、奨学金を授与され2年連続で参加し、多くのコンサートに出演。同音楽祭において、ベンジャミン・ブリテン作曲のオペラ《真夏の夜の夢》シーシアス役を歌い、その模様はアスペン・パブリック・ラジオによって生中継された。現在は拠点を日本に移し、ラモー作曲のオペラ《プラテー》日本初演への出演等、幅広い活動を展開している。早稲田中高等学校非常勤講師。二期会会員。

公式サイト  http://ameblo.jp/katoh1/ ▲プロフィールを閉じる

バス・バリトン:加藤宏隆 Hirotaka Kato

合唱:東京オペラシンガーズ Tokyo Opera Singers 1992年、小澤征爾指揮、蜷川幸雄演出で話題を呼んだ《さまよえるオランダ人》の公演に際して、世界的水準のコーラスをという小澤氏の要望により、東京を中心に活躍する中堅、若手の声楽家によって組織された。当公演の合唱は圧倒的な成果を上げ、各方面から絶賛を受けた。▼続きを見る その評価により同年、第1回サイトウ・キネン・フェスティバル松本《エディプス王》、バイエルン国立歌劇場日本公演《さまよえるオランダ人》(ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮)に招かれ、再び高い評価を得た。翌1993年から活動は本格化し、サイトウ・キネン・フェスティバル松本(2009年まで連続出演)、東京フィルハーモニー交響楽団主催コンサート(出演したオペラコンチェルタンテ・シリーズ「ヒンデミット3部作:大野和士指揮」は文化庁芸術祭大賞受賞)、東京・春・音楽祭等を活動の中心に置く他、ベルリン・コーミッシェ・オーパー、キーロフ歌劇場管弦楽団(ヴァレリー・ゲルギエフ指揮)、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団(ユーリ・テミルカーノフ指揮)、イタリア国立放送交響楽団等の来日公演に出演、音楽界の活性化に大きく貢献することとなった。1998年には長野冬季オリンピック開会式において、世界6ヵ国を結ぶ《第九》合唱で、中心となる日本側の演奏を担当した。1999年にはヨーロッパの代表的音楽祭の一つであるエディンバラ音楽祭に出演(東急文化村制作《トゥーランドット》)、最大級の賞賛を得た。2000/2001年ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団と共演(小澤征爾、サイモン・ラトル指揮)、同楽団からも高い評価を得た。東京・春・音楽祭には、東京のオペラの森合唱団として第1回から連続出演。2006/2007/2010年に共演したリッカルド・ムーティ(ヴェルディ《レクイエム》、オルフ《カルミナ・ブラーナ》他)からも高い評価を得ている。2010年からスタートした東京春祭ワーグナー・シリーズ《パルジファル》にも出演、好評を得た。2011年には主要メンバーによる「にほんのうた」シリーズを開始。また急きょ開催されたズービン・メータ指揮《第九》(東日本大震災被災者支援チャリティーコンサート)にも出演、当公演は大きな感動を呼んだ。 ▲プロフィールを閉じる

主催:東京・春・音楽祭実行委員会 協賛:株式会社インターネットイニシアティブ

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後援:イタリア大使館 / NPO日本ヴェルディ協会 協力:すみだトリフォニーホール

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