PROGRAMプログラム

東京・春・音楽祭-東京のオペラの森2015-

東京春祭ワーグナー・シリーズ vol.6『ニーベルングの指環』第1日《ワルキューレ》
(演奏会形式/字幕・映像付)

ハルサイ[リング]第2章、壮大な物語の幕開けともいえる本作では、序夜《ラインの黄金》で圧倒的な存在感と完璧な演奏で聴く者を虜にした名匠ヤノフスキと、理想を追究した豪華メンバーで贈ります。

プログラム詳細



2014《ラインの黄金》ⓒ青柳 聡、堀田力丸
■日程・会場
4.4 [土] 15:00開演(14:00開場)
4.7 [火] 15:00開演(14:00開場)
※ この公演は終了いたしました。
東京文化会館 大ホール

■出演
指揮:マレク・ヤノフスキ [インタビュー]
ジークムント:ロバート・ディーン・スミス
フンディング:シム・インスン
ヴォ―タン:エギルス・シリンス
ジークリンデ:ワルトラウト・マイヤー*
ブリュンヒルデ:キャサリン・フォスター
フリッカ:エリーザベト・クールマン
ヘルムヴィーゲ:佐藤路子
ゲルヒルデ:小川里美
オルトリンデ:藤谷佳奈枝
ヴァルトラウテ:秋本悠希
ジークルーネ:小林紗季子
ロスヴァイセ:山下未紗
グリムゲルデ:塩崎めぐみ
シュヴェルトライテ:金子美香
管弦楽:NHK交響楽団 (ゲストコンサートマスター:ライナー・キュッヒル)
音楽コーチ:トーマス・ラウスマン
映像:田尾下 哲

*当初発表の出演者より変更になりました

■曲目
ワーグナー:舞台祝祭劇『ニーベルングの指環』第1日《ワルキューレ》speaker.gif[試聴]
(全3幕/ドイツ語上演/字幕・映像付) ※ 上演時間:約4時間50分(休憩2回含む)

【試聴について】
speaker.gif[試聴]をクリックすると外部のウェブサイト「ナクソス・ミュージック・ライブラリー(NML)」へ移動し、プログラム楽曲の冒頭部分を試聴いただけます。
ただし試聴音源の演奏は、「東京・春・音楽祭」の出演者および一部楽曲で編成が異なります。



~東京春祭ワーグナー・シリーズ『ニーベルングの指環』~

~関連ニュース~
「東京・春・音楽祭」を愉しむためのオペラ講座を開催します
【日時】3.16 [月] 19:00開始
【会場】G-Call Club サロン(JR五反田駅徒歩2分)
*講座の詳細やお申込みは こちら

ロバート・ディーン・スミスが出演するその他の公演
東京春祭 合唱の芸術シリーズ vol.2
ベルリオーズ 《レクイエム》~都響新時代へ、大野和士のベルリオーズ
東京春祭 歌曲シリーズ vol.15
ロバート・ディーン・スミス(テノール)
エリーザベト・クールマンが出演するその他の公演
東京春祭 歌曲シリーズ vol.16
エリーザベト・クールマン(メゾ・ソプラノ)

出演者

指揮:マレク・ヤノフスキ Marek Janowski マレク・ヤノフスキは、2002年よりベルリン放送交響楽団の芸術監督を務めており、在任中、世界的なオーケストラへと成長させている。ベルリン放送交響楽団と演奏したワーグナーのオペラ・シリーズは、ベルリンの聴衆を惹きつけ、演奏会形式オペラの新たなスタンダードをつくりあげた。同シリーズは、12年11月と13年3月の『指環』シリーズの演奏をもって完結した。▼続きを見るワーグナーのオペラ・シリーズ完全版のライブ録音はペンタトーンより発売されている。
世界中のオーケストラに客演指揮者として出演しており、アメリカではサンフランシスコ交響楽団、クリーヴランド管弦楽団、フィラデルフィア管弦楽団、ヨーロッパでは、ケルンWDR交響楽団、フランクフルト放送交響楽団、バンベルク交響楽団、パリ管弦楽団、ウィーン交響楽団、ブダペスト祝祭管弦楽団、オスロ・フィルハーモニー管弦楽団、NHK交響楽団等と共演。13年1月には、00年に音楽監督を退いて以来、初めてフランス放送フィルハーモニー管弦楽団を指揮し、2つのオール・ワーグナー・プログラムのコンサートを行った。15年2月には、首席指揮者を務めて以来の、ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団との3つのコンサートが控えている。
1939年にワルシャワで生まれ、ドイツで学んだ後、アーヘン、ケルン、デュッセルドルフ、ハンブルクにてアシスタントを務め、その後フライブルク(1973-75)、ドルトムント(1975-79)の歌劇場で音楽総監督を務めた。ドルトムントの在任中に急速に注目されるようになり、ヨーロッパの多くの主要な歌劇場に指揮者として招かれる。それはニューヨーク・メトロポリタン歌劇場からバイエルン国立歌劇場、シカゴやサンフランシスコからハンブルク、ウィーンからベルリン、パリにまでおよび、70年代後半以降、世界中の主要な歌劇場で、定期的に客演しなかったところはほとんどない。
そして90年代からは、オペラの指揮から、壮大なドイツの交響曲レパートリーへと集中する。現在、ヨーロッパと北アメリカの主要なオーケストラの間で非常に高い評価を受けており、世界的に一流のオーケストラに成長させていくことだけでなく、ドイツ音楽を核とするレパートリーの指揮者としての手腕も評価されている。
1984~2000年まではフランス放送フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督を務め、フランスだけでなく世界の中でも傑出した楽団へと成長させた。加えて1986~90年まではケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団の首席指揮者を、97~99年まではベルリン・ドイツ交響楽団の第1客演指揮者を務めた。また、2000~05年までモンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督を務め、01~03年にはドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者も務めている。
過去30年間にわたり、数多のオペラ全曲集と交響曲のシリーズを含む膨大な録音を残しており、それらの多くは国際的な賞を受賞している。中でもシュターツカペレ・ドレスデンと録音したリヒャルト・ワーグナーの《指環》4部作の完全版(1980-83)はこの作品における最も優れた音楽的妙味のある録音として、今日に至るまで高く評価されている。近年スイス・ロマンド管弦楽団とペンタトーンに録音しているブルックナー・シリーズは多くの賞賛を得ており、交響曲第3番については、「尋常でない興奮の入り混じった第1楽章から、色彩豊かな第2楽章。壮大な素晴らしい弦楽器セクションとともに、彼は圧倒的に感情の豊かな音楽をつくりあげている。語りかけてくる音楽の何という力強さ、美しさ、そしてなんと素晴らしい明快さだろう」とレスムジカ誌(ジャック・シュミット)に評されている。また、2013年11月に《神々の黄昏》のリリースによって完結した、ペンタトーンにおけるマレク・ヤノフスキのワーグナー・シリーズはガーディアン紙によって「生誕200年における、最も意欲的な録音プロジェクトだ」と評された。

© Felix Broede ▲プロフィールを閉じる

指揮:マレク・ヤノフスキ Marek Janowski

ジークムント:ロバート・ディーン・スミス Robert Dean Smith 1997年、リヒャルト・ワーグナーのバイロイト音楽祭で上演された《マイスタージンガー》のヴァルター・フォン・シュトルツィング役で鮮烈なデビューを果たして以来、世界各国の一流の歌劇場やコンサート・ホールで活躍。ドラマティックなヘルデンテノールの役の解釈者として絶賛されており、世界中の劇場やコンサート・ホールでメータ、パッパーノ、ティーレマン、ムーティ、▼続きを見るバレンボイム、サヴァリッシュ、ブーレーズ、フォン・ドホナーニ、ハイティンク、ナガノ、ガッティなどの指揮者と共演、現在最も知名度の高い歌手のひとりとして、その地位を確固たるものにしている。
バイロイトでは《トリスタンとイゾルデ》のタイトルロール、《マイスタージンガー》のヴァルター・フォン・シュトルツィング、《ローエングリン》のタイトルロール、《ワルキューレ》のジークムントなどを歌ってきた。この他にもミュンヘン・バイエルン国立歌劇場(《マイスタージンガー》、《フィデリオ》、《トスカ》、《マノン・レスコー》、《魔弾の射手》、《スペードの女王》)、ウィーン国立歌劇場(《トリスタンとイゾルデ》、《マノン・レスコー》、《マイスタージンガー》)、ミラノ・スカラ座(《ローエングリン》、《フィデリオ》)、ベルリン・ドイツ・オペラ(《マイスタージンガー》、《フィデリオ》、《ローエングリン》、《パルジファル》)、ドレスデン州立歌劇場(《マイスタージンガー》、《カルメン》、《ローエングリン》)、ロンドン・コヴェント・ガーデン王立歌劇場(《マイスタージンガー》、《ローエングリン》、《カーチャ・カバノヴァ》)、新国立劇場(《運命の力》、《ワルキューレ》)、ロス・アンジェルス・オペラ(《影のない女》)、サン・フランシスコ歌劇場(《マイスタージンガー》)、マドリッド・レアル劇場(《パルジファル》、《影のない女》)、バルセロナ・リセウ大劇場(《パルジファル》、《ナクソス島のアリアドネ》)、ハンブルク州立歌劇場(《スペードの女王》)、フィレンツェ歌劇場(《マイスタージンガー》)。アムステルダム歌劇場(《マイスタージンガー》)などに出演している。
コンサートで共演したことのあるオーケストラには、バイエルン放送交響楽団(マーラー《大地の歌》)、バイエルン国立管弦楽団(《大地の歌》)、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(《大地の歌》、コダーイの《ハンガリー詩篇》、ベートーヴェンの《交響曲第9番》、ストラヴィンスキーの《エディプス王》)、ロンドン交響楽団(エルガーの《ゲロンティアスの夢》)、フィラデルフィア管弦楽団(ベートーヴェンの《ミサ・ソレムニス》)、サンタ・チェチーリア国立音楽院管弦楽団(ドヴォルジャークの《レクイエム》、《ワルキューレ第一幕》)、ベルリン国立歌劇場管弦楽団(マーラーの《交響曲第8番》)、パリ管弦楽団(ベートーヴェンの《交響曲第9番》、コンサート形式の《フィデリオ》)、ロス・アンジェルス・フィル(ベートーヴェンの《交響曲第9番》)、ウィーン交響楽団(《ベートーヴェンの《交響曲第9番》、ドヴォルジャークの《スターバト・マーテル》》、ハンブルク・シンフォニカー(オペラ・ガラ)、ベルリン・ドイツ交響楽団(ベートーヴェンの《オリーヴ山上のキリスト》)、SWR放送管弦楽団(シェーンベルク《グレの歌》)、モンテ・カルロ・フィルハーモニー管弦楽団(コンサート形式の《パルジファル》)、シンシナティ交響楽団(コンサート形式の《ローエングリン》)などがある。
2001年8月には、バイロイト祝祭劇場で行われたバイロイト音楽祭の125周年を祝うクリスティアン・ティーレマン指揮によるベートーヴェンの《交響曲第9番》の公演で、バイロイト祝祭管弦楽団、合唱団と共演、テノール・ソロを歌うという栄誉に浴した。アルテ・ノヴァからリリースされたワーグナーのオペラ・アリア集のCDは、リリック・ディスク国際アカデミーのオルフェ・ドールを受賞している。
米国、カンザス州に生まれ、ピッツバーグ(カンザス)州立大学ではMargaret Thunemannに、ニューヨーク・シティのジュリアード音楽院ではダニエル・フェッロに、またヨーロッパではジャニス・ハーパー教授に師事した。多くのドラマティック・テノールがそうであるように、最初はバリトン歌手としてスタートし、ドイツの歌劇場で何年か歌っていた。優れたトレーニングと舞台で見せる多才さによって、オペラとコンサートの両方で、いろいろな言語やスタイルでの幅広いレパートリーをこなす存在となっている。
最近の出演には、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場での《ナクソス島のアリアドネ》と《蝶々夫人》、クリスティアン・ティーレマン指揮によるバーデン・バーデン祝祭劇場での《ナクソス島のアリアドネ》、ウィーン国立歌劇場での《影のない女》、ビルバオでの《死の都》、ミュンヘンのバイエルン国立歌劇場での《タンホイザー》と《ナクソス島のアリアドネ》、ドレンスデン・ゼンパーオーパーでの《ローエングリン》、パリのオペラ・バスティーユでの《トリスタンとイゾルデ》と《アイーダ》などがある。
今後の出演予定には、ミュンヘンのバイエルン国立歌劇場での《影のない女》、オビエドでの《オテロ》でのデビュー、ウィーン国立歌劇場での《タンホイザー》と《フィデリオ》、トゥールーズとヘルシンキでの《トリスタンとイゾルデ》、ロンドンのコヴェント・ガーデン・王立歌劇場での《ナクソス島のアリアドネ》などがある。

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ジークムント:ロバート・ディーン・スミス Robert Dean Smith

フンディング:シム・インスン In-Sung Sim 韓国出身。今後のスケジュールとしては、ノルウェーのクリスチャンサンで《リゴレット》スパラフチーレを、アレーナ・ディ・ヴェローナで《ランメルモールのルチア》ライモンド、《ドン・ジョヴァンニ》騎士団管区長、《アイーダ》エジプト国王、《魔笛》ザラストロを、そしてコヴェント・ガーデンで《トゥーランドット》ティムール、東京・春・音楽祭で▼続きを見る《ワルキューレ》フンディング等が挙げられる。
近年のシーズンでは、オッターヴィオ・ダントーネ指揮で《魔笛》ザラストロ、バレンシアの芸術宮殿でズービン・メータ指揮《運命の力》カラトラーヴァ、モンペリエで《ドン・ジョヴァンニ》騎士団管区長、シュトゥットガルト州立歌劇場でリスト《聖エリーザベトの伝説》、ベルゲン新オペラ座で《フィデリオ》ロッコを演じる。さらにサンティアゴやトリノのレージョ劇場で《魔笛》ザラストロ、トゥールーズで《ドン・ジョヴァンニ》騎士団管区長、《トゥーランドット》ティムールを務め、またトッレ・デル・ラーゴのプッチーニ音楽祭等、他にも出演多数である。2012/13シーズンは、マンハイム国民劇場にデビューし、ファーフナーとザラストロを演じた。モンテカルロ歌劇場にもベッリーニ《夢遊病の娘》ロドルフォ伯爵で出演。さらにサンティアゴ市立劇場に登場し、ヴェルディ《アッティラ》でタイトル・ロールやレオーネ役を演じた。
1996年、韓国のKBCコンクールで1位。98~99年まで、ウィーン音楽院に学ぶ。2000年7月、国際ベルヴェデーレ声楽コンクールで2つの特別賞を受賞。ロサンゼルス、オスロ等、数多くのコンクールで受賞している。またマルセイユ・オペラ、アヴィニョン・オペラ等で歌曲リサイタルを行っている。01年ウィーン国立歌劇場にデビューし、シュトイアーマン、《グリエルモ・ラトクリフ》ラトクリフ、《ピーター・グライムズ》スワロー、《影のない女》霊界の使者を演じる。さらに《魔笛》第2の神官や、ドゥルカマーラ、ドン・フェルナンド、キャピュレット等も務めている。《マノン・レスコー》ブレティニー、《パルジファル》クリングゾル、ジョルダーノの《アンドレア・シェニエ》ルーシェ、ヴェルディの《エルナーニ》シルヴァも演じている。07/08シーズンは、トリエステのヴェルディ劇場、ウィーン国立歌劇場、ジェノヴァのカルロ・フェリーチェ劇場といった、世界的に有名なオペラハウスにゲストとして出演。08年にはザルツブルク音楽祭にグノー《ロメオとジュリエット》キャピュレット役でデビュー。08~10年は、モンペリエ音楽祭、東京オペラの森、パレルモ大劇場、香港オペラ劇場、グラインドボーン音楽祭、ヴァンデ音楽祭等に出演し、《ボリス・ゴドゥノフ》ピーメン、《ドン・ジョヴァンニ》や《ドン・キホーテ》の騎士団管区長といった重要な役どころを務めた。《ファラモンド》グスターヴォ役で、ローザンヌ歌劇場、ヴィシー歌劇場、シャンゼリゼ劇場、カーン劇場に出演。その他、《ドン・カルロ》フィリップでハレ・オペラ座、《トゥーランドット》ティムールでサヴォンリンナ音楽祭、《愛の妙薬》ドゥルカマーラでソウル・オペラ、《リゴレット》スパラフチーレでジェノヴァのカルロ・フェリーチェ劇場、《マーリン》グレンダウアーでキッシンジャー音楽祭に、それぞれ出演している。12年3月には、《トゥーランドット》ティムールで、トロンドハイム交響楽団と共演。《パルジファル》《トリスタンとイゾルデ》のCDをドイツ・グラモフォンから、《ファラモンド》をEMI/Verginクラシックから出している。

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フンディング:シム・インスン In-Sung Sim

ヴォータン:エギルス・シリンス Egils Silins ラトヴィアに生まれ、ラトヴィア音楽院を卒業。《メフィストフェーレ》(ボーイト)に出演してラトヴィア国立歌劇場にデビューした。10の国際コンクールに入賞し、1996年と2003年にラトヴィア音楽賞を受賞した。
フランクフルト歌劇場、バーゼル歌劇場に出演した後、▼続きを見るグノーの《ファウスト》にメフィスト役でウィーン・フォルクス・オーパーにデビュー、大絶賛を博し、続いて、ハリー・クプファー演出による《ボリス・ゴドゥノフ》の主役もつとめた。ウィーン国立歌劇場へのデビューは、《清教徒》だった。同劇場では、《メフィストフェーレ》(ボーイト)のタイトル・ロール、《エルナーニ》 のシルヴァ、《ランメルモールのルチア》のライモンド、《夢遊病の娘》のロドルフォ、《カルメン》のエスカミーリョ、《シチリア島の夕べの祈り》のプロシダなども歌っている。1997年にはブレゲンツ音楽祭で、《デーモン》(ルービンシュタイン)のタイトル・ロールを歌い、国際的な高い評価を得た。この他に、タングルウッド音楽祭、サヴォンリンナ・オペラ・フェスティバル、グラインドボーン音楽祭などにも出演している。
これまでに出演したことのある世界的な歌劇場には、ミラノ・スカラ座、メトロポリタン歌劇場、ハンブルク国立歌劇場、ゼンパーオーパー、ベルリン・ドイツ・オペラ、リセウ大劇場、マリインスキー劇場、チューリッヒ歌劇場、シカゴ・オペラ、バイエルン国立歌劇場などがある。
レパートリー(70を超える)には、《さまよえるオランダ人》のオランダ人、《ワルキューレ》《ラインの黄金》のヴォータン、《ジークフリート》のさすらい人、《パルジファル》のアムフォルタス/クリングゾル、《ローエングリン》のテルラムント伯爵、《サロメ》のヨカナーン、《影のない女》のバラック、《エレクトラ》のオレスト、《デーモン》のデーモン、《ボリス・ゴドゥノフ》のランゴーニ、《サムソンとデリラ》の大神官、《ファウスト》《ファウストの劫罰》のメフィスト、《低地》のセヴァスティアーノ、《トスカ》のスカルピア男爵、《椿姫》のジェルモンなどがある。
近年のシーズンでは、チューリッヒ歌劇場の《ニーベルングの指環》と《サロメ》、パリ・オペラ座の《ラインの黄金》と《ワルキューレ》、テアトロ・レアル、ベルリン・ドイツ・オペラ、ゼンパーオーパー、ロイヤル・オペラ・ハウスでの《さまよえるオランダ人》、ベルリン・ドイツ・オペラの《ジークフリート》と《低地》、バルセロナのリセウ大劇場とチューリッヒ歌劇場の《パルジファル》アムフォルタス/クリングゾル、チューリッヒ歌劇場の《イーゴリ公》、ロンドンのロイヤル・オペラ・ハウスの《サロメ》ヨカナーン、パリ・オペラ座の《ニーベルングの指環》ヴォータン/さすらい人、バイエルン国立歌劇場の《ラインの黄金》ヴォータン、ウィーン・フォルクス・オーパーの《サロメ》ヨカナーン、北京の中国国家大劇院の《ローエングリン》テルラムント伯爵と《さまよえるオランダ人》のオランダ人、オランジュ音楽祭の《さまよえるオランダ人》のオランダ人、モンテカルロ歌劇場の《ラインの黄金》ヴォータン、などがある。
最近の舞台出演には、ベルリン国立歌劇場の《トスカ》スカルピア男爵、ブダペスト・オペラ・フェスティバル、東京・春・音楽祭の《ニーベルングの指環》ヴォータン/さすらい人、ベルリン・ドイツ・オペラの《トリスタンとイゾルデ》クルヴェナール、ラヴィニア音楽祭の《サロメ》、新国立劇場の《パルジファル》アムフォルタスなどが挙げられる。 今後は、ライプツィヒ歌劇場の《ニーベルングの指環》、デュッセルドルフ・オペラの《さまよえるオランダ人》、ハンブルグ・オペラの《カルメン》、ウィーン国立歌劇場の《フィデリオ》、ブタペスト・ワーグナー・フェスティバルの《ニーベルングの指環》、モンテカルロ歌劇場の《トスカ》、パリ、サル・プレイエルでの《ヴェルディ:レクイエム》などが予定されている。 これまでに共演した著名な指揮者には、アンドリュー・デイヴィス、コリン・デイヴィス、ダニエレ・ガッティ、マルク・ミンコフスキ、ニコラウス・アーノンクール、マルチェッロ・ヴィオッティ、クリスティアン・ティーレマン、フィリップ・ジョルダン、クリストフ・フォン・ドホナーニ、ズービン・メータ、リッカルド・ムーティ、ファビオ・ルイジ、小澤征爾、ウラジーミル・フェドセーエフ、ネーメ・ヤルヴィ、マリス・ヤンソンス、アンドリス・ネルソンス、セバスティアン・ヴァイグレ、大野和士、ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチなどがいる。


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ヴォータン:エギルス・シリンス Egils Silins

ジークリンデ:ワルトラウト・マイヤー Waltraud Meier ヴュルツブルク生まれのドイツ人メゾ・ソプラノ歌手。音楽創作で満ちた家庭に育ち、幼少時代から学生時代にかけてすでに5つの合唱団で歌っていた。中等教育を終えると、英語とロマンス語を学び始め、同時に声楽のレッスンも受けた。 1976年、歌手としての生活に専念することを決めると、《カヴァレリア・ルスカティーナ》のローラ役でヴュルツブルク歌劇場にデビューした。▼続きを見るその後、マンハイム(1978年-1980年)、ドルトムント(1980年-1983年)、ハノーバー(1983年-1984年)、シュトゥットガルト(1985年-1988年)に定期的に出演し、レパートリーを広げていった。1980年にはブエノス・アイレスのテアトロ・コロンに《ワルキューレ》のフリッカ役で出演、国際デビューを果たした。
1983年のバイロイト音楽祭で上演されたワーグナーの《パルジファル》クンドリー役での大成功を契機に国際的な活躍が始まり、コヴェント・ガーデン王立歌劇場、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場、ミラノ・スカラ座、パリ・オペラ座、ウィーン国立歌劇場、ミュンヘンのバイエルン国立歌劇場などによく出演するようになる。1983年から1993年まで、バイロイト音楽祭でクンドリー役における新たなスタンダードを築き上げた後、ドラマティック・ソプラノの役へと移行し、1993年から1999年までハイナー・ミュラー演出、ダニエル・バレンボイム指揮による伝説的な《トリスタンとイゾルデ》のイゾルデ役で批評家と聴衆のいずれをも深く魅了した。
再びバイロイトでは、2000年の『ミレニアム・リング』フェスティバルで上演されたユルゲン・フリム演出、ジュゼッペ・シノーポリ指揮による《ワルキューレ》でジークリンデ役を歌った。クンドリー、イゾルデ、オルトルート、ヴェーヌス、ジークリンデなどの役で高い評価を得ており、現代における国際的に最も重要なワーグナー歌手のひとりとみなされている。
イタリア、フランスのレパートリーでも、その歌と演技の実力によって、エボリ、アムネリス、ディドンの役で世界中から引く手あまたである。リッカルド・ムーティの指揮で歌ったサントゥッツァ役での素晴らしい演技はイタリア人聴衆の心をつかんだ。
ジャン=ピエール・ポネル、リュック・ボンディ、ハリー・クプファー、ゲッツ・フリードリヒ、クラウス=ミヒャエル・グリューバー、パトリス・シェローなどの大物演出家たちと仕事をしている。偉大なる指揮者たち、とりわけダニエル・バレンボイム、リッカルド・ムーティ、クラウディオ・アバド、ジェームズ・レヴァイン、ズービン・メータ、クリスティアン・ティーレマン、ヴァレリー・ゲルギエフは、マイヤーの音楽的パーソナリティの力強さの中にある情熱、創造性、明晰な思考力の類い希な融合を評価するようになった。
パリ・シャトレ座では、1991年にスカラ座でリッカルド・ムーティの指揮で歌った時と同じように、《パルジファル》(クラウス=ミヒャエル・グリューバー/セミヨン・ビシュコフ)で大成功を収めた。バレンボイムとベルリン国立歌劇場、またバイエルン国立歌劇場との密接な芸術的コラボレーションにより、日本へのツアーに定期的に参加することになり、彼の地では《ワルキューレ》、《ヴォツェック》、《トリスタン》、《フィデリオ》などを歌った。その後の活躍には、ミュンヘン・オペラ・フェスティバルの《トロイアの人々》でのディオン役デビュー、ザルツブルク音楽祭(イゾルデ)やオペラ・バスティーユ(イゾルデ)での新作への出演などがある。シカゴでは、これもまたダニエル・バレンボイムの指揮で、《フィデリオ》のレオノーレでデビューした。この役では、ミュンヘンとミラノでも素晴らしい演技を披露した。
アルバン・ベルクの《ヴォツェック》での演出家パトリス・シェローとのコラボレーションが非常に充実した経験だったことで、その後も彼との仕事をしたいと望むようになった。スカラ座の2007/2008年シーズンの幕開けでは、再びバレンボイムの指揮で、シェローの心理的な深みのある作品、《トリスタンとイゾルデ》に出演した。
ウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団とは長年にわたって関心や目標を共有しており、何度もツアーを行っている。 歌手として、またアーティストとして、常に新しい挑戦を探し、新しい道に踏み出そうとしている。もっとも純粋な形での声楽にも力を注いでいて、2003/2004年のシーズンはリサイタルとコンサートだけに専念した。それ以来、仕事のかなりの部分をこの表現方法の持つ可能性に傾けている。
今後は、歌手及び演技者としてこれまでのレパートリーを深め、倍加させることだけではなく、新しい役でレパートリーを広げていくことになるだろう。2010年の夏には、ザルツブルク音楽祭にクリュテムネストラ役で出演した。さらに、ルーブル美術館でのワーグナーのヴェーゼンドンク歌曲集の舞台版即興演奏でもパトリス・シェローとコラボレーションしている。 豊富な内容のディスコグラフィー、ビデオ、また数多くのDVDからも、この類い希な歌手の解釈の実力、音楽性、声の美しさ、そして芸術的な歌唱の多様性が証明される。高い評価と共に数々の賞も受賞し、バイエルン国立歌劇場とウィーン国立歌劇場の両方から、「宮廷歌手」の称号を授与されている。ミュンヘン在住。

©NomiBaumgartl
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ジークリンデ:ワルトラウト・マイヤー Waltraud Meier

ブリュンヒルデ:キャサリン・フォスター Catherine Foster 英国出身。著名な英国出身の歌手であるパメラ・クックに、1993年から彼女が死去する2013年まで師事し、声楽を学ぶ。1995年から1997年までバーミンガム音楽院での指導の下で本格的に声楽の勉強を始めた。さらに評価の高いエヴァ・ターナー賞を受賞し、英国王立北部音楽大学で学ぶことになる。1997/98年、在学中に、Sir Peter Mooresの目に止まり、▼続きを見る彼から一年間の奨学金を得て、1998年から1999年まで、ロンドン・オペラ・スタジオで研鑽を積む。在学中の1998年に北アイルランド・オペラで大成功を収めた夜の女王が、プロデビューであり、2000年のイングリッシュ・ナショナル・オペラへの出演が劇場デビューである。 2001年から11年まで、ワイマールのドイツ国立劇場とスピント・ソプラノとして契約しており、《ラ・ポエーム》のミミ、《イドメネオ》のエレットラ、ヴェルディの《ドン・カルロ》での二人のエリザベス(エリーザベトとエリザベッタ)、ヴェルディの《イル・トロヴァトーレ》と《ナブッコ》のアビガイッレ、トスカ、トゥーランドット、エレクトラなど、数多くの主役で成功が続いた。また、ドイツオペラの役を務める機会も数多くあり、ワーグナーの《タンホイザー》エリーザベト、《さまよえるオランダ人》のゼンタ、ベートーヴェンの《フィデリオ》での二人のレオノーラなどを歌った。ドイツオペラを歌ううち、ドラマチック・ソプラノとしての力を発揮し、《ワルキューレ》、《ジークフリート》《神々の黄昏》のビリュンヒルデ、シュトラウス《エレクトラ》を同劇場にて歌った。 2006年、《影のない女》の皇后役でドレスデン・ゼンパー・オーパーにデビューして絶賛を博し、2009年には《さまよえるオランダ人》のゼンタ役、2010年には《フィデリオ》で再度同劇場に招かれた。
2011年にはフランクフルトで《トリスタンとイゾルデ》トリスタンでデビューし、12年には、ニースにて、リチャード・アームストロング指揮、ハンス・ピーター・レーマン演出で同役を歌っている。
イタリア・オペラにおいては、05年から07年にワイマール、07/08シーズンにブレーメンで歌った《ナブッコ》のアビガイッレがよく知られており、13年にはシュツットガルトにてジュリアーノ・カレッラ指揮で歌い、15年にも同役で出演予定である。また、《トゥーランドット》においては、ワイマールでアンドレア・モーゼ演出の同作品で絶賛され、12年にハンブルク、11/12年シーズンにベルリン・ドイツ・オペラで歌い、14年冬に同役を再び歌う予定。
2007/2008年のシーズンには、ワイマールでのリング・チクルスで《ワルキューレ》、《ジークフリート》、《神々の黄昏》の三人のブリュンヒルデ全てを歌った。この公演は、09年、DVDとブルーレイとしてArthouseから発売されている。同役でデビューした後、多くの世界的な舞台で絶賛を浴び、特に13年、ワーグナー生誕200年記念の年にフランク・カルストロフ演出、キリル・ペトレンコ指揮による同作品でバイロイト音楽祭にデビューしたことは特筆すべきである。同役で14年にも出演。
ブリュンヒルデ役では数多くの指揮者と共演しており、ベルリン国立歌劇場でのダニエル・バレンボイム、ブカレストでベルリン放送交響楽団を指揮したマレク・ヤノフスキ、ブタペストでのアダム・フィッシャー、ハンブルク国立歌劇場でのシモン・ヤング、ベルリン・ドイツ・オペラでのドナルド・ラニクル、アムステルダムでのハルトムート・ヘンヒェン、ヘルシンキでのレイフ・セーゲルスタム、上海にてケルン・グルツェニヒ・オーケストラとマルクス・ステンツ、エッセンでのステファン・ストルツ、ワイマールでのカール・シンクレアなどがあげられる。また、ピエール・アウディ、クラウス・グット、フランク・カルストルフ、ロバート・カーセン、ゲッツ・フリードリヒ、マイケル・シュルツ、ディートリヒ・ヒルスドルフといった演出家とも仕事をしている。
ブリュンヒルデ役をつとめる世界的なオペラ歌手として知られるだけでなく、10年のワイマールにおいてステファン・マルキ演出で初めて歌ったR.シュトラウス《エレクトラ》エレクトラでも知られるようになり、10年ケルンでのマルクス・ステンツ指揮ガブリエラ・レッシュ演出版、コペンハーゲンでのコンヴィチュニー演出版、アクセル・コーバー指揮クリストフ・ネルス演出版に出演したほか、最近では、著名な演出家であるルース・ベルグハウス演出版をダン・エッティンガー指揮によりマンハイムにて歌っている。15年、ベルリン・ドイツ・オペラでのドナルド・ラニクルズ指揮による《エレクトラ》リバイバル上演に出演予定。また、同年3月にはマレク・ヤノフスキ指揮、ベルリン放送交響楽団による同作品のCD収録に出演予定である。


©Kevin Maltby
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ブリュンヒルデ:キャサリン・フォスター Catherine Foster

フリッカ:エリーザベト・クールマン Elisabeth Kulman エリーザベト・クールマンは、同世代を代表するメゾ・ソプラノ歌手、アーティストと見なされている。聴衆や評論家に、舞台におけるカリスマ的な存在感や多彩な音楽性とともに、そのかけがえのない表現豊かな声によって、説得力に富んだ印象を与えている。
オーストリア出身のクールマンは、ウィーン国立音楽大学に学んでヘレナ・ラザルスカに師事し、▼続きを見る優秀な成績で課程を修めた。まずフォルクスオーパー、それからウィーン国立歌劇場で頭角をあらわし、「聴衆のお気に入りナンバーワン」(『プレス』紙)にまで急速にのぼりつめた。イタリア語・フランス語・スラヴ語・ドイツ語の役に通じると同時に、自らの引き出しに頼ることなく、練り上げられた解釈をもって、常に新しい物差しを用いている。世界的なオペラの舞台で演じた重要な役どころとしては、《カルメン》カルメン、《ワルキューレ》フリッカ、《神々の黄昏》ヴァルトラウテ、《トリスタンとイゾルデ》ブランゲーネ、《サロメ》ヘロディアス、《ファルスタッフ》クイックリー夫人、《仮面舞踏会》ウルリカ、《ボリス・ゴドゥノフ》マリーナ、《こうもり》オルロフスキー等が挙げられる。ドニゼッティ《アンナ・ボレーナ》スメトンのズボン役では、アンナ・ネトレプコ、エリーナ・ガランチャに次いで「第3のプリマドンナ」として世に認められた。2010年のザルツブルク音楽祭では、グルックの《オルフェオとエウリディーチェ》オルフェオで、リッカルド・ムーティ指揮のもと、熱狂的に歓迎されたデビューを飾ったが、この役はすでに05/08年にパリ国立オペラで歌ったものであった。クールマンの演技の幅の広さは、バロック・オペラであるジョヴァンニ・レグレンツィ《イル・ジュスティーノ》のタイトル・ロールで一度ならず証明されている。これは07年シュヴェツィンゲン音楽祭で上演され、専門誌『オペルンヴェルト』の評論家アンケートにおいて「再評価すべきオペラ・オブ・ザ・イヤー」を得る結果となった。とりわけ注目を浴びたのは、2010年ウィーン国立歌劇場におけるアリベルト・ライマン《メデア》世界初演でのゴラ役である。
オペラと並んでコンサートの分野にも、音楽活動の重点を置いている。世界的にも高く評価されているソリストとして、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、バイエルン放送交響楽団、バンベルク交響楽団、南西ドイツ放送交響楽団、ベルリン放送交響楽団、クリーヴランド管弦楽団、シュターツカペレ・ドレスデン等のオーケストラや、ニコラウス・アーノンクール、ズービン・メータ、クリスティアン・ティーレマン、マレク・ヤノフスキ、フランツ・ウェルザー=メスト、トーマス・ヘンゲルブロック、ミヒャエル・ギーレン、セバスティアン・ヴァイグレといった指揮者と定期的に共演している。
またクールマンは、リート歌唱にも非常な熱意を寄せている。この多彩な顔を持つ歌い手は、古典的な「リートの夕べ」のかたわら、世界的なジャズ・カルテットと「ムソルグスキー Dis-Covered」、アマルコルド・ウィーンと「マーラーの歌曲」等、従来の型にはまらないプロジェクトを実現させている。このプログラムはどちらもCD化され、いくつもの賞を受賞している。11年にはピアノ奏者エドゥアルト・クトロヴァッツとリストのCDを発表し、12年にはバンベルク交響楽団とハンス・ゾマーのオーケストラ歌曲、またロシア人ピアノ奏者キリル・ゲルシュタインとムソルグスキーの歌曲集《子供部屋》を初録音した。13年には、ルツェルン郊外のトリプシェンにあるワーグナー自身のピアノを用いて、「アルテ(arte)」放送のためにワーグナー《ヴェーゼンドンク歌曲集》の映像を撮影した。同年、クールマンは最新プロジェクトであるフル・オーケストラとソリストのための「Hungaro Tune(ハンガリーの歌曲)」をウィーン楽友協会で上演したが、これはハンガリー音楽とその受容に貢献した。Julia Wesely

©Julia Wesely
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フリッカ:エリーザベト・クールマン Elisabeth Kulman

ヘルムヴィーゲ:佐藤路子 Michiko Sato 京都市立芸術大学卒業。在学中ドイツ・マタイザーゾンマーアカデミーに参加。修了コンサートに出演。2003~08年の間、滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール・声楽アンサンブル専属歌手として活動。故若杉弘芸術監督監修の下、数多くのオペラやコンサート等に出演。
オペラでは、『ジャンニ・スキッキ』ラウレッタ役でデビューし、▼続きを見る同公演が音楽クリティッククラブ本賞など多数受賞。その後、びわ湖ホール主催『フィガロの結婚』伯爵夫人、『コジ・ファン・トゥッテ』フィオ ルディリージ、『こうもり』ロザリンデ、『ディドとエネアス』ベリンダ、ツェムリンスキー『小人』侍女、林光『森は生きている』女王、他、多数の作品に出演。
近年では、栗山昌良演出によるオペラシアター『椿姫』ヴィオレッタ、兵庫県立芸術文化センター佐渡裕プロデュース『ヘンゼルとグレーテル』露の精、日生劇場『オルフェオとエウリディーチェ』エウリディーチェ、5都市共同制作オペラ『椿姫』フローラ等で出演。又、2013年NHKニューイヤーコンサートでは『ワルキューレ』ブリュンヒルデ役パフォーマーとして出演した他、ペーター・コンヴィチュニー演出講習にて『ラ・ボエーム』ミミ役を務める等、研鑽を積む。
2012年~拠点を関東に移し、常陸風土記1300年記念・平井秀明『小町百年の恋』小野小町、新国立劇場『リゴレット』チェプラーノ伯爵夫人、まつもと市民オペラ『カルメン』フラスキータ、二宮玲子作曲/林望作劇『MABOROSI~オペラ源氏物語(初演)』紫の上役で出演。又、京都南座初のオペラ公演として西本智実プロデュース『蝶々夫人』タイトルロールを好演。2015年には京都南座及び、新橋演舞場にて再演が予定されている。
又、阪神淡路大震災復興記念こうべミレニアムコンサート・マーラー「復活」、バッハ「ヨハネ受難曲」、ドヴォルザーク「スターバト・マーテル」等宗教曲のソリスト等も務めている。
京都芸術祭京都府知事賞。なにわ藝術祭新人賞及び、大阪府知事賞、大阪市長賞受賞。ノーヴイ国際音楽コンクール第1位。宝塚ベガ音楽コンクール入賞。飯塚音楽コンクール入選。ABC新人コンサートオーディション、ソレイユ新人オーディション合格。
びわ湖ホール・声楽アンサンブルソロ登録メンバー。

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ヘルムヴィーゲ:佐藤路子 Michiko Sato

ゲルヒルデ:小川里美 Satomi Ogawa 東京音楽大学音楽学部音楽学科声楽演奏家コース卒業。同大学院音楽研究科修士課程修了。在学中に留学生特別奨学金を得て、オーストリア・ザルツブルグに留学、モーツァルテウム国際サマーアカデミーにおいてM・リポヴシェク、A・ブルクシュタラーの両氏に師事しディプロマ修了。新国立劇場オペラ研修所6期生修了。2005年にメゾ・ソプラノからソプラノに声種を変更、▼続きを見るレパートリーを広げ、舞台人としての可能性を伸ばした。2006年に文化庁新進芸術家海外留学制度奨学金を得てイタリア・ミラノに留学、V・スカレーラ、P・ケラーの各氏に師事。現在はアジア・ヨーロッパで演奏活動を行ない、日本国内のみならず欧米での活躍も期待されるソプラノ歌手である。
これまでに、オペラ《魔笛》の侍女Ⅱ、《ドン・ジョヴァンニ》のドンナ・エルヴィーラ、《コジ・ファン・トゥッテ》のフィオルディリージ、《セヴィリアの理髪師》のロジーナ、《椿姫》のヴィオレッタ、《ラ・ボエーム》のミミ、《つばめ》のマグダ、《こうもり》のロザリンデ、《メリーウィドゥ》のヴァランシエンヌ、《泥棒とオールドミス》のミス・ピンカートン等を演じ、アレーナ・ディ・ヴェローナ・オーケストラ、NHK交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、読売日本交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、大阪フィルハーモニー交響楽団、京都市交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、札幌交響楽団、九州交響楽団などのオーケストラと共演、指揮者では井上道義、広上淳一、大友直人、佐渡裕、山田和樹、マレク・ヤノフスキ、ケリー・リン・ウィルソン、アントニオ・ピロッリの各氏らと共演した。2009年、シャネル・ピグマリオン・デイズ参加アーティストとして1年間定期的にリサイタルを行い注目を集めた。2010年3月、在トルコ日本国大使館の招聘によりトルコ国内4ヶ所で演奏を行い、同年9月には再度招聘を受け演奏会を行なった。その他2011年1・2月、東京・京都で行なわれたマスカーニ《イリス》にタイトルロールで出演し、可憐な舞台姿と情熱的な歌唱で絶賛を受けた(東京:読売日本交響楽団、京都:京都市交響楽団)。同年7・8月にはイタリア・トッレデルラーゴにおける第57回プッチーニ音楽祭に《トゥーランドット》のリュー役で出演、シモネッタ・プッチーニから賛辞を受けた。また、2012年4月にはジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ歌劇場にM・デヴィーア氏のダブルキャストとしてリュー役で出演した。同年、名古屋マーラー音楽祭《千人の交響曲》、東京芸術劇場リニューアルオープン記念演奏会・マーラーの交響曲第2番《復活》、12月には日本フィル、大阪フィルとの《第九》公演にソリストとして出演。2013年1月、2月には三枝成彰の新作オペラ《KAMIKAZE-神風》に、11月には日生劇場《フィデリオ》にレオノーレ役で出演。2014年には、東京芸術劇場《こうもり》4月には東京・春・音楽祭《ラインの黄金》、《コジ・ファン・トゥッテ》(佐渡裕プロデュースオペラ)藤原歌劇団《ラ・ボエーム》などに出演。
レパートリーはバロック音楽からヴェリズモ・現代音楽までと幅広く、イタリア・ドイツ・フランス歌曲作品も研究する。第19回日本声楽コンクール第3位。第44回日伊声楽コンコルソ第3位。2009年トゥーランドット国際コンクール優勝者。これまでに鈴木靖子、高橋啓三、成田繪智子、野村陽子、M・レアーレ、横山修司の各氏に師事。

©Kei Uesugi
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ゲルヒルデ:小川里美 Satomi Ogawa

オルトリンデ:藤谷佳奈枝 Kanae Fujitani 香川県出身。東京藝術大学声楽科卒業。卒業時にアカンサス賞・同声会賞を受賞、同新人演奏会に出演。同大学大学院音楽研究科修士課程(オペラ専攻)修了。
1998・1999年高松テルサ音楽祭・グランプリ受賞。第4回KOBE国際学生音楽コンクール・特別賞。第53回全日本学生音楽コンクール・声楽部門・高校の部・大阪大会第1位。▼続きを見る第58回同コンクール・大学一般の部・東京大会・奨励賞。第14回日本クラシック音楽コンクール・声楽部門・最高位。第11回世界オペラ歌唱コンクール「新しい声2005」アジア予選決勝出場。平成17年度友愛ドイツリートコンクール・第2位。第37回イタリア声楽コンコルソ・ソプラノ特賞。第14回日仏声楽コンクール・第2位。第76回日本音楽コンクール・第2位、合わせて岩谷賞(聴衆賞)を受賞。
日本でのオペラ出演は2003・2009・2013年 モーツァルト作曲《コジ・ファン・トゥッテ》デスピーナ、2003・2005・2008年 J.シュトラウス II世作曲《こうもり》ロザリンデ、2006年 モーツァルト作曲《ドン・ジョヴァンニ》ドンナ・アンナ、2006年 ビゼー作曲《カルメン》ミカエラ、2006年 プッチーニ作曲《ジャンニ・スキッキ》ラウレッタ、2006年 ブレトン作曲《パロマの夜祭》スサーナ、2007・2014年 プッチーニ作曲《ラ・ボエーム》ミミ、2008・2009年 プッチーニ作曲《ラ・ボエーム》ムゼッタ、2009・2011年 フンパーディンク作曲《ヘンゼルとグレーテル》グレーテル、2012年 モーツァルト作曲《ドン・ジョヴァンニ》ツェルリーナ、2012年 サイトウキネン本公演、山田和樹指揮 オネゲル作曲《火刑台上のジャンヌ・ダルク》ヴァージン・マリー、2012年 ヴェルディ作曲《リゴレット》ジルダ、2013年 サイトウキネン本公演、小澤征爾指揮、ロラン・ペリー演出、ラヴェル作曲《子供と魔法》安楽椅子、コウモリ、2014年 東京・春・音楽祭、マレク・ヤノフスキ指揮 ワーグナー作曲《ラインの黄金》フライア等を演じる。
イタリアでのオペラ出演は2010年9・10月【64ma Sagione Lirica Sperimentale 2010】イタリアのスポレート ヌォーヴォ劇場にて、チマローザ作曲《秘密の結婚》カロリーナ、ウンブリア地方オペラ・シーズン、スポレート ヌォーヴォ劇場、フォッリーニョ サン・ドメニコホール、ペルージャ モリアッキ劇場、アッシジ リリック劇場、ドニゼッティ作曲《愛の妙薬》ジャンネッタにて出演。2011年2月よりトーレ・デル・ラーゴ プッチーニにある【Alto perfezionamento per cantanti lirici presso La Fondazione Festival Pucciniano】フェスティバル・プッチニアーノのアカデミアに通い、6月 ドニゼッティ作曲《愛の妙薬》アディーナにて出演。2011年7月はペーザロで行われた【Rossini Opera Festival】のアカデミアに通い、8月はペーザロ ロッシーニ劇場、ロッシーニ作曲《ランスへの旅》モデスティーナにて出演。2011年9・10月【65ma Stagione Lirica Sperimentale 2011】ウンブリア地方のオペラ・シーズン、スポレート ヌォーヴォ劇場、ペルージャ モリアッキ劇場、アッシジ リリック劇場、プッチーニ作曲《蝶々夫人》蝶々さん、2011年11月【Gaetano Donizetti Bergamo Music Festival】ベルガモ ドニゼッティ劇場、ピッチンニ作曲《ラ・チェッキーナまたは良い娘》パオルッチャ、2014年2月【Stagione Lilica 2013/2014】パルマ レージョ劇場、ロッシーニ作曲《結婚手形》ファンニーにて出演。
また2012年9月ドイツのバード ユーバーキンゲン モーツァルト作曲《コジ・ファン・トゥッテ》デスピーナにて出演。
コンサートではモーツァルト作曲《レクイエム》《戴冠ミサ》、ベートーヴェン作曲《第九》(西本智実、山田和樹指揮)、ヘンデル作曲《メサイア》、ヴィヴァルディ作曲《グローリア・ミサ》、ヴェルディ作曲《レクイエム》等のソリストを務める。
小澤征爾音楽塾公演 J.シュトラウス二世作曲《こうもり》ロザリンデ役のアンドレア・ロスト、フンパーディンク作曲《ヘンゼルとグレーテル》グレーテル役のカミラ・ティリング、モーツァルト作曲《フィガロの結婚》スザンナ役のデヴン・ガスリーのカヴァーキャストを務める。
これまでに中野勝美、中村義春、大島洋子、故・朝倉蒼生、ロレーヌ・ヌバー、市原多朗、藤丸崇浩、ピエール・ヴァレーの各氏に師事。ドイツリートをコンラート・リヒター氏に師事。また、2008・2010年、ミレッラ・フレーニ氏のマスタークラスを受講。ノルマ・ファンティーニ、レナート・ブルゾン、ルイージ・アルヴァ、エリザベート・ノルベルク=シュルツ各氏のマスタークラスを受講。イタリアではルチェッタ・ビッツィ、ジュリアーナ・パンツァの各氏に師事。
2004年4月から2008年3月まで、よんでん文化振興財団、奨学生。
2009年10月から2011年9月まで、ローム・ミュージック・ファンデーションの在外研究生としてイタリアに在住。
2012年3月 香川県より、県文化芸術新人賞を受賞。
2013年9月から2014年8月まで、ローム・ミュージック・ファンデーションの奨学生としてイタリア国立パルマ音楽院の大学院に在籍。

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オルトリンデ:藤谷佳奈枝 Kanae Fujitani

ヴァルトラウテ:秋本悠希 Yuki Akimoto 東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。卒業時にアカンサス音楽賞、同声会賞を受賞し同声会新人演奏会に出演。平成22年度平和堂財団芸術奨励賞受賞。第17回コンセール・マロニエ21声楽部門第1位。翌年、世田谷美術館にて初のソロリサイタルを開催。NHK-FMリサイタル・ノヴァに出演。第62回藝大メサイアアルトソリストを務める。▼続きを見る藝大定期藝大フィルハーモニア定期演奏会+うたシリーズ生誕200年『ヴェルディとワーグナー』に出演。2013年期待の音大生によるアフタヌーンコンサートに出演。2014年東京・春・音楽祭ワーグナーシリーズ《ラインの黄金》にヴェルグンデ役で出演。東京藝術大学モーニングコンサートに出演し尾高忠明氏、藝大フィルハーモニアと共演。2014年度藝大合唱定期演奏会《クリスマスオラトリオ》にアルトソリストとして出演。これまでに小木谷好美、寺谷千枝子の各氏に師事。現在、同大学院音楽研究科修士課程独唱科在学中。

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ヴァルトラウテ:秋本悠希 Yuki Akimoto

ジークルーネ:小林紗季子 Sakiko Kobayashi 長崎県出身。国立音楽大学声楽科卒業。同大学大学院音楽研究科声楽専攻オペラコース首席修了。同大学卒業演奏会、同大学院オペラ《フィガロの結婚》にケルビーノ役で出演。二期会オペラ研修所49期マスタークラス修了。修了時に優秀賞受賞。二期会主催新人演奏会に出演。新国立劇場オペラ研修所第9期生修了。曽我榮子、三林輝夫、ゼルジョ・ベルトッキ、▼続きを見るパトリツィア・モランディーニ各氏に師事。オペラ研修所公演では《アルバート・ヘリング》フローレンス・パイク役、《フィガロの結婚》マルチェッリーナ役、《カルメル会修道女の対話》マダム・クロワシー役、《コジ・ファン・トゥッテ》ドラベッラ役として出演。文化庁在外研修生として一年渡伊。イタリアのプラートにてオペラ《修道女アルジェリカ》バデッサ役でイタリアデビュー。新宿アトリエオペラ《カルメン》タイトルロール。サイトウキネンフェスティバル青少年のオペラ《ヘンゼルとグレーテル》ゲルトルート役。小澤征爾音楽塾《ヘンゼルとグレーテル》ゲルトルートカバー、《蝶々夫人》母役、《フィガロの結婚》マルチェリーナ役で出演。 東京二期会《パルジファル》花の乙女・アルトの声、同《ホフマン物語》アントニアの母の声等に出演。豊潤で深みのある声を持をもつ新星として今後の活躍が期待される。二期会マイスタージンガーメンバー。二期会会員

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ジークルーネ:小林紗季子 Sakiko Kobayashi

ロスヴァイセ:山下未紗 Misa Yamashita アメリカ生まれ、静岡県掛川市出身。東京音楽大学音楽学部声楽科を経て、東京藝術大学音楽学部声楽科アルト専攻を今年度卒業。新国立劇場にて日本初演となったR.シューマン《ゲノフェーファ》をはじめ、《フィガロの結婚》、《愛の妙薬》等に出演。学生オーケストラによる国際協力チャリティーコンサートや若き声楽家によるコンサート等、数々の演奏会に出演。国際協会海外留学助成コンクール準合格、これまでに声楽を有山静枝、坂本紀男、青木美稚子の各氏に師事。

ロスヴァイセ:山下未紗 Misa Yamashita

グリムゲルデ:塩崎めぐみ Megumi Shiozaki 鳥取市出身。鳥取大学農学部農林総合科学科卒業。武蔵野音楽大学大学院声楽専攻修了。新国立劇場オペラ研修所第11期生修了。平成23年度文化庁新進芸術家海外研修制度でベルリンへ留学。Opera Classica Europa 公演、ヴェルディ作曲オペラ《リゴレット》マッダレーナ役でドイツデビュー。ロンドンSoho Theatre 公演オペラ”Finding Butterfly”(プッチーニ作曲 オペラ《蝶々夫人》▼続きを見るより)スズキ役で出演。Pacific Music Festival 2014にて、R.シュトラウス作曲 オペラ《ナクソス島のアリアドネ》作曲家役で出演。日本演奏連盟会員、二期会会員。

©Julia Wesely
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グリムゲルデ:塩崎めぐみ Megumi Shiozaki

シュヴェルトライテ:金子美香 Mika Kaneko スケール感に満ちた深みのある美声で注目される逸材
山口県出身。東京音楽大学声楽演奏家コースを首席で卒業、同大学院声楽専攻修了。ザルツブルグモーツァルテウム音楽院マスタークラス修了。二期会オペラ研修所マスタークラス修了。修了時に優秀賞受賞。平成18年度文化庁新進芸術家国内研修員。第18回奏楽堂日本歌曲コンクール第3位入賞。▼続きを見る第15回日仏声楽コンクール第2位及び日本歌曲賞を受賞。 大学卒業時にNTTDoCoMoの奨学生となる。読売新人演奏会、RAINBOWサントリーデビューコンサートに出演。オペラでは、2008年2月二期会《ワルキューレ》(飯守泰次郎指揮)グリムゲルデ役でデビュー。あわせてフリッカのアンダースタディも務める。また9月には新日本フィル定期《薔薇の騎士》(クリスティアン・アルミンク指揮)に出演。2009年6月二期会ニューウェーブオペラ《ウリッセの帰還》の主役ペネロペで出演。2010年2月二期会《オテロ》にエミーリア、9月二期会《魔笛》侍女Ⅲ、11月に横須賀芸術劇場オペラ宅配便シリーズメノッティ《霊媒》ババ、2011年11月横須賀芸術劇場にてメノッティ《泥棒とオールドミス》ミス・トッド、2013年2月《アメーリア舞踏会へ行く》友人役、2013年11月《ヘンゼルとグレーテル》ゲルトルート役、2013年びわ湖ホール《ワルキューレ》シュヴェルトライテ役、2014年《ラインの黄金》フロースヒルデ役にて出演。コンサートではベートーヴェン「合唱幻想曲」、第九、ヘンデル「メサイア」、小林研一郎指揮日本フィルヴェルディ「レクイエム」、小澤征爾指揮新日本フィルメンデルスゾーン「エリア」、飯守泰次郎指揮東京フィルオーチャードホール20周年ワーグナーガラコンサート、仙台にて「せんくら」、ペルゴレージ「スターバトマーテル、バッハ「ロ短調ミサ」、2013年第15回NHKニューイヤーオペラコンサート等に出演。平成24年度山口県芸術文化振興奨励賞受賞。存在感ある美声と高い音楽性、将来の活躍が大いに期待される逸材である。二期会会員

©Yoshinobu Fukaya
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シュヴェルトライテ:金子美香 Mika Kaneko

主催:東京・春・音楽祭実行委員会 共催:NHK交響楽団 後援:日本ワーグナー協会

※未就学児のご入場はご遠慮いただいております。
※やむを得ぬ事情により内容に変更が生じる可能性がございますが、出演者・曲目変更による払い戻しは致しませんので、あらかじめご了承願います。
※チケット金額はすべて消費税込みの価格を表示しています。
※ネットオークションなどによるチケットの転売はお断りいたします。

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