PROGRAMプログラム

東京・春・音楽祭-東京のオペラの森2014-

東京春祭ワーグナー・シリーズ vol.5『ニーベルングの指環』
序夜《ラインの黄金》(演奏会形式・字幕映像付)

プログラム詳細

※ この公演は終了いたしました。
© 堀田力丸、青柳 聡
■日時・会場
4.5 [土] 15:00開演
4.7 [月] 19:00開演
東京文化会館 大ホール

■出演
指揮:マレク・ヤノフスキ [インタビュー]
ヴォータン:エギルス・シリンス
ドンナー:ボアズ・ダニエル
フロー:マリウス・ヴラド
ローゲ:アーノルド・ベズイエン
アルベリヒ:トマス・コニエチュニー
ミーメ:ヴォルフガング・アブリンガー=シュペルハッケ
ファーゾルト:フランク・ヴァン・ホーヴ
ファーフナー:シム・インスン
フリッカ:クラウディア・マーンケ
フライア:藤谷佳奈枝
エルダ:エリーザベト・クールマン
ヴォークリンデ:小川里美
ヴェルグンデ:秋本悠希
フロースヒルデ:金子美香
管弦楽:NHK交響楽団
音楽コーチ:トーマス・ラウスマン
※当初ファーゾルト役で出演を予定しておりましたアイン・アンガーは来日できなくなりました。代わりまして、フランク・ヴァン・ホーヴが出演いたします。

■曲目
ワーグナー:楽劇『ニーベルングの指環』序夜《ラインの黄金》speaker.gif[試聴]
(全1幕/ドイツ語上演)※上演時間:2時間30分(休憩なし)

「東京・春・音楽祭」を愉しむためのオペラ講座を開催します
【日時】3.18 [火] 19:00開始[約90分]
【会場】G-Call Club サロン(JR五反田駅徒歩2分)
*講座の詳細やお申込みは こちら


~東京春祭ワーグナー・シリーズ『ニーベルングの指環』~


【試聴について】
speaker.gif[試聴]をクリックすると外部のウェブサイト「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」へ移動し、
プログラム楽曲の冒頭部分を試聴いただけます。
ただし試聴音源の演奏は、「東京・春・音楽祭」の出演者および一部楽曲で編成が異なります。


出演者

指揮:マレク・ヤノフスキ Marek Janowski マレク・ヤノフスキは、2002年よりベルリン放送交響楽団の芸術監督を務めており、在任中、世界的なオーケストラへと成長させている。ベルリン放送交響楽団と演奏したワーグナーのオペラ・シリーズは、ベルリンの聴衆を惹きつけ、演奏会形式オペラの新たなスタンダードをつくりあげた。同シリーズは、12年11月と13年3月の『指環』シリーズの演奏をもって完結した。▼続きを見るワーグナーのオペラ・シリーズ完全版のライブ録音はペンタトーンより発売されている。
世界中のオーケストラに客演指揮者として出演しており、アメリカではサンフランシスコ交響楽団、クリーヴランド管弦楽団、フィラデルフィア管弦楽団、ヨーロッパでは、ケルンWDR交響楽団、フランクフルト放送交響楽団、バンベルク交響楽団、パリ管弦楽団、ウィーン交響楽団、ブダペスト祝祭管弦楽団、オスロ・フィルハーモニー管弦楽団、NHK交響楽団等と共演。13年1月には、00年に音楽監督を退いて以来、初めてフランス放送フィルハーモニー管弦楽団を指揮し、2つのオール・ワーグナー・プログラムのコンサートを行った。15年2月には、首席指揮者を務めて以来の、ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団との3つのコンサートが控えている。
1939年にワルシャワで生まれ、ドイツで学んだ後、アーヘン、ケルン、デュッセルドルフ、ハンブルクにてアシスタントを務め、その後フライブルク(1973-75)、ドルトムント(1975-79)の歌劇場で音楽総監督を務めた。ドルトムントの在任中に急速に注目されるようになり、ヨーロッパの多くの主要な歌劇場に指揮者として招かれる。それはニューヨーク・メトロポリタン歌劇場からバイエルン国立歌劇場、シカゴやサンフランシスコからハンブルク、ウィーンからベルリン、パリにまでおよび、70年代後半以降、世界中の主要な歌劇場で、定期的に客演しなかったところはほとんどない。
そして90年代からは、オペラの指揮から、壮大なドイツの交響曲レパートリーへと集中する。現在、ヨーロッパと北アメリカの主要なオーケストラの間で非常に高い評価を受けており、世界的に一流のオーケストラに成長させていくことだけでなく、ドイツ音楽を核とするレパートリーの指揮者としての手腕も評価されている。
1984~2000年まではフランス放送フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督を務め、フランスだけでなく世界の中でも傑出した楽団へと成長させた。加えて1986~90年まではケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団の首席指揮者を、97~99年まではベルリン・ドイツ交響楽団の第1客演指揮者を務めた。また、2000~05年までモンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督を務め、01~03年にはドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者も務めている。
過去30年間にわたり、数多のオペラ全曲集と交響曲のシリーズを含む膨大な録音を残しており、それらの多くは国際的な賞を受賞している。中でもシュターツカペレ・ドレスデンと録音したリヒャルト・ワーグナーの《指環》4部作の完全版(1980-83)はこの作品における最も優れた音楽的妙味のある録音として、今日に至るまで高く評価されている。近年スイス・ロマンド管弦楽団とペンタトーンに録音しているブルックナー・シリーズは多くの賞賛を得ており、交響曲第3番については、「尋常でない興奮の入り混じった第1楽章から、色彩豊かな第2楽章。壮大な素晴らしい弦楽器セクションとともに、彼は圧倒的に感情の豊かな音楽をつくりあげている。語りかけてくる音楽の何という力強さ、美しさ、そしてなんと素晴らしい明快さだろう」とレスムジカ誌(ジャック・シュミット)に評されている。また、2013年11月に《神々の黄昏》のリリースによって完結した、ペンタトーンにおけるマレク・ヤノフスキのワーグナー・シリーズはガーディアン紙によって「生誕200年における、最も意欲的な録音プロジェクトだ」と評された。

© Felix Broede ▲プロフィールを閉じる

指揮:マレク・ヤノフスキ Marek Janowski

主催:東京・春・音楽祭実行委員会 共催:NHK交響楽団 後援:日本ワーグナー協会

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