東京・春・音楽祭-東京のオペラの森2011-
ミュージアム・コンサート東博でバッハ vol.7 田崎悦子(ピアノ)
プログラム詳細
2011.3.18 [金] 19:00開演(18:15開場)
東京国立博物館 平成館ラウンジ
■出演
ピアノ:田崎悦子
■曲目
J.S.バッハ:
《平均律クラヴィーア曲集 第1巻》より
前奏曲とフーガ 第1番 ハ長調 BWV846

前奏曲とフーガ 第4番 嬰ハ短調 BWV849

パルティータ 第6番 ホ短調 BWV830

《平均律クラヴィーア曲集 第1巻》より
前奏曲とフーガ第13番 嬰ヘ長調 BWV858

前奏曲とフーガ第8番 変ホ短調 BWV853

パルティータ 第4番 ニ長調 BWV828

「東博でバッハ」
・vol.8 福田進一(ギター)の公演詳細はこちら
・vol.9 中野振一郎(チェンバロ)の公演詳細はこちら
・vol.10 横坂 源(チェロ)の公演詳細はこちら
【試聴について】

プログラム楽曲の冒頭部分を試聴いただけます。
ただし試聴音源の演奏は、「東京・春・音楽祭」の出演者および一部楽曲で編成が異なります。
出演者
ピアノ:田崎悦子 Piano: Etsko Tazaki
1979年、シカゴ交響楽団音楽監督のゲオルク・ショルティに発掘され、同オーケストラとバルトークのピアノ協奏曲第2番を共演、衝撃的なデビューを飾り、一躍世界の桧舞台に上がる。これまでに、サヴァリッシュ、スラットキン、ブロムシュテット、小澤征爾ら世界一線の指揮者と共演を重ねている。
東京都生まれ。井口秋子に師事し、NHK−毎日新聞共催「全日本学生音楽コンクール」ピアノ部門で優勝し、桐朋学園高校音楽科を卒業。フルブライト奨学金を得て渡米し、ジュリアード音楽院で研鑽を積む。以後30年間、ニューヨーク在住。1970年のブゾーニ国際コンクール、1971年のリスト・バルトーク国際コンクールでそれぞれ上位入賞し、ヨーロッパ楽壇にデビュー。1972年には、カーネギー・ホールでニューヨーク・リサイタルデビューを果たす。
これまでに、シカゴ、デトロイト、セントルイス、ブダペスト、ロッテルダム、スイスロマンド等のオーケストラと共演した他、アメリカ建国200年記念音楽祭では、若きアメリカのホープとして、ケネディセンターでのリサイタルに招かれた。その他、ルツェルン、マルボロ、アスペン、サイトウ・キネン・フェスティバル松本、草津音楽祭等の国際的なフェスティバルに出演。バルトーク・カルテット、ジュリアード弦楽四重奏団等の国際的奏者との室内楽での共演も数多い。
日本においてはNHK交響楽団を始め、東京フィルハーモニー交響楽団、東京都交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、読売日本交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、札幌交響楽団等と共演。10年間にわたって東京文化会館で行なわれた「ドイツロマンをもとめて」のシリーズは絶賛を浴び、97年「三大作曲家の遺言」は文化庁の芸術祭参加作品となった。2001年には「ピアノ・マラソン」と題してバルトーク、ドビュッシー、プロコフィエフの3回リサイタルシリーズを行ない、これまでの概念を打ち破った企画と演奏で絶大な注目を浴びる。2003年には、自伝を音と言葉で綴る「ピアノ・ストーリー」を自身で監督し、リサイタルの新しいスタイルを築き、全国で爆発的な人気を呼ぶ。2006〜09年には、3年がかりでバッハから21世紀までを縦断する6回シリーズ「田崎悦子ピアノ大全集」を開催し、大きな反響を呼んだ。八ヶ岳ピアノマスタークラス“Joy of Music”総合音楽監督。桐朋学園大学音楽部特任教授、同大学院特任教授。
田崎悦子公式サイト http://www.etsko.jp/
主催:東京・春・音楽祭実行委員会 共催:東京国立博物館