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お知らせ 2011/03/08

"ヴィヴァルディ《四季》長岡京室内アンサンブル"
特別イベント開催のお知らせ

4月9日(土)、東京文化会館で行なわれる "ヴィヴァルディ《四季》長岡京室内アンサンブル"の公演に関連して、
2つの特別イベントを開催します。

本公演の前半プログラムでは、武満徹の名作《3つの映画音楽》とともに、
林光氏が今回新たに弦楽アンサンブル用に編曲した《3つの映画音楽》が初演されます。
後者の《3つの映画音楽》は、1960年代に林氏が作曲した映画音楽
《裸の島》《真田風雲録》《秋津温泉》からの抜粋により構成されています。

そこでこのたび、3つの映画のなかから『裸の島』(新藤兼人/1960)を公演当日に上演し、
さらにコンサートの直前、林氏をお招きしてのトークイベントを催す運びとなりました。
また、あわせまして林氏による自作解説も掲載しておりますので、ぜひご一読ください。


■映画『裸の島』上映会
日時:4月9日(土)13:00~14:45(12:30開場)
会場:東京文化会館 大会議室
参加費:500円
定員:70名
※上演前に、大原哲夫氏(エディター)による映画の解説があります。
※事前の申込で定員に達した場合は、当日の受付はございません。

■プレ・トーク 「林光(作曲家)×大原哲夫(エディター)」
日時:4月9日(土)15:35~
会場:東京文化会館 小ホール
※開演前に行ないますので、公演チケットをお持ちの方のみ、ご入場いただけます。


*《3つの映画音楽》
戦後、映画産業が"第二黄金期"を迎えた日本では(1958年には映画人口が11億人を突破した)、おびただしい数の映画が製作され、そうした映画に付随する音楽が数多く作られました。なかでも武満徹と林光は、音楽映画を熱心に書いた作曲家でした。そして今回、長岡京室内アンサンブルの音楽監督兼ヴァイオリニストである森悠子氏の強い要望を受けて、林光氏は、自身の映画音楽三作品を弦楽アンサンブル用に編曲し、武満徹の《3つの映画音楽》に倣って《3つの映画音楽》として、本公演で初演することになりました。

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