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東京・春・音楽祭 2019

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イゴール・レヴィット (ピアノ) イゴール・レヴィットは2018年のギルモア・アーティスト賞と、2018年のロイヤル・フィルハーモニック協会の「年間最優秀器楽奏者賞」を受賞した。
 2018年10月には、ソニー・クラシカルから、同レーベルでの第4弾となる待望のアルバム「ライフ(Life)」がリリースされる。このアルバムには、バッハ、ブゾーニ、ビル・エヴァンス、リスト、ワーグナー、ジェフスキー、シューマンの作品が収録されている。 ▼続きを見る今シーズンは、これらの作品をプログラムに盛り込んだリサイタル・ツアーを、ニューヨーク・カーネギーホール、サンフランシスコ・ハーブスト・シアター(サンフランシスコ・パフォーマンス協会によるコンサート・シリーズの一環として)、ルツェルン・ピアノ音楽祭、リスボン・グルベンキアン財団オーディトリアム、ベルリン・フィルハーモニー・ホールなどで行う。この他にも、ウィーン、ハンブルク、ミュンヘン、アントワープ、リエージュ、ドレスデンでリサイタルを行う。2019年春には、パリと東京で記念すべき初リサイタルを、これに次いで、ウィグモア・ホールでリサイタルの夕べ(3公演)を行う予定である。
 2018年8月には、ラヴィニア音楽祭でシカゴ交響楽団に、ザルツブルク音楽祭でウィーン・フィルハーモニー管弦楽団に、それぞれデビューを果たした。2018/2019シーズンのオーケストラ・デビューとしては、パリ管弦楽団、フランス国立管弦楽団、ミラノ・スカラ座フィルハーモニー管弦楽団、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団との共演が予定されている。再共演としては、バイエルン放送交響楽団、ピッツバーグ交響楽団が予定されている。また、2019年3月には、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のツアーに参加する。これにより、レヴィットにとっては初となる、待望のニューヨーク・カーネギーホールでのオーケストラ共演が実現する。
 これまでのシーズンにおける主な活動としては、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団、クリーヴランド管弦楽団、ロンドン交響楽団へのデビュー、エドワード・ガードナー指揮/BBC交響楽団との共演で2017年のBBCプロムス・オープニング・コンサートへの出演、キリル・ペトレンコ指揮/バイエルン国立歌劇場管弦楽団との共演によるアジア・ツアーなどがある。
ソニー・クラシカルの専属レコーディング・アーティスト。ベートーヴェンの後期ソナタ5曲のデビューCDでは、2014年のBBCミュージック・マガジン新人賞、2014年のロイヤル・フィルハーモニック協会ヤング・アーティスト賞を受賞。2015年10月、ソニー・クラシカルより3枚目のソロ・アルバムをリリース。これはハイデルベルクの春音楽祭の協力を得て、バッハの「ゴルトベルク変奏曲」、ベートーヴェンの「ディアベリ変奏曲」、ジェフスキーの「不屈の民」変奏曲を収録したもので、2016年のグラモフォン・クラシック・ミュージック・アワードで「レコーディング・オブ・ザ・イヤー」と「器楽賞」を授与された。
1987年、ニジニーノヴゴロド生まれ。8歳のときに家族と共にドイツ移住。2009年ハノーファー音楽演劇メディア大学において、理論・演奏の両方で大学史上最高の成績でピアノの学業を修める。これまでにカール=ハインツ・ケマーリング、マッティ・ラエカッリオ、ベルント・ゲーツェ、ラヨス・ロヴァトカイ、ハンス・ライグラフに師事。2005年、テルアヴィヴのアルトゥール・ルービンシュタイン・コンクールに最年少で参加し、銀メダル及び最優秀室内楽演奏賞、観客賞、最優秀現代音楽演奏賞を獲得した。
居住地のベルリンでは、サドラーズウェルズ・インディペンデント・オペラ管財人団の厚意により与えられた、スタインウェイDグランド・ピアノを使用している。▲プロフィールを閉じる

出演公演

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