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東京・春・音楽祭 2018

アーティスト

イェンドリック・シュプリンガー (ピアノ) ドイツ・ゲッティンゲン生まれ。6歳からカール=ハインツ・ケマーリンクのもとでピアノを学び、指揮法をハノーファー国立音楽大学でルッツ・ケーラーに師事した。ハルトムート・ヘルのマスターコースで大いに芸術上の感化を受け、歌曲伴奏者として広範なレパートリーを築いた。加えてピアニストとしても、ハノーファーのカール・ベルゲマン初見演奏コンクール第1位等、国内外の有名なコンクールで受賞経験がある。▼続きを見る ドイツ・オペラの専門家であり、特にワーグナーやR.シュトラウスのレパートリーを演奏する際には、優れた指揮者たちから定期的に音楽アシスタントの依頼を受けている。最近のプロジェクトでは、クリスティアン・ティーレマンによるバイロイト音楽祭での《トリスタンとイゾルデ》、ウィーン国立歌劇場での《ナクソス島のアリアドネ》、バーデン=バーデン祝祭劇場での《エレクトラ》、ザルツブルク音楽祭での《影のない女》、ザルツブルク復活祭音楽祭での《オテロ》や、サー・サイモン・ラトルによるウィーン国立歌劇場での《パルジファル》や《ニーベルングの指環》等があり、他にもフランツ・ウェルザー=メスト、キリル・ペトレンコ、ヤニック・ネゼ=セガン等が指揮する作品に参加している。 リートや歌曲のレパートリーに対する情熱も持ち合わせており、歌曲リサイタルの伴奏ピアニストとしての依頼も多い。クラッシミラ・ストヤノヴァやマルリス・ペーターゼンとは定期的に、ウィーン・コンツェルトハウス、ザルツブルク音楽祭、ウィグモア・ホール、カーネギー・ホール、チューリヒ・トーンハレ等に出演している。東京ではクラウス・フロリアン・フォークトとシューベルト《美しき水車小屋の娘》で共演し、話題を呼んだ。またウィーン楽友協会でも数度にわたり、リカルダ・メルベート、ヤニナ・ベヒレ、アドリアン・エレート等と共演している。マルリス・ペーターゼンとハルモニア・ムンディに録音したCD「ゲーテ歌曲集~永遠に女性的なるもの」は、2012年にリリースされ、数多くの賞を獲得した。▲プロフィールを閉じる

出演公演

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