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東京・春・音楽祭-東京のオペラの森 2018 -

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ユレク・ディバウ (指揮) ユレク・ディバウは、広く尊敬されている指揮者・指導者であり、有名なウィーン・フィルハーモニー管弦楽団およびウィーン国立歌劇場のメンバーである。2014年より、シンフォニエッタ・クラコヴィアの総監督及び首席指揮者を務めている。また、サブジェにあるグイド鉱山の歴史的なホール「レベル320」で企画されたクシシュトフ・ペンデレツキ国際音楽祭の創設者および監督でもあり、同音楽祭は17年に5回目を迎える。▼続きを見る 彼のカリスマ性はヨーロッパ音楽界の聴衆からも評価され、これまでに、ウィーン室内管弦楽団、ウィーン交響楽団、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン・アート・オーケストラ、バイエルン室内フィルハーモニー管弦楽団、クオピオ交響楽団、プラハ放送交響楽団、タタルスタン国立交響楽団、シンフォニア・ヴァルソヴィア、ポーランド国立放送交響楽団、シレジア室内管弦楽団、レオポルディウム・ヴロツワフ室内管弦楽団、ポズナン・フィルハーモニー管弦楽団、クラクフ・フィルハーモニー管弦楽団、ウッチ・フィルハーモニー管弦楽団、ポーランド・バルト・フィルハーモニック、国立音楽フォーラム交響楽団等と演奏してきた。さらに、ギドン・クレーメル、マルティン・グルービンガー、グザヴィエ・ドゥ・メストレ、アーウィン・シュロット等のソリストと共演してきた。オペラ指揮者としては、グルック、テレマン、オッフェンバック、フリート等、多彩なレパートリーを披露している。シンフォニエッタ・クラコヴィアの監督である彼は、ポーランドのシレジア・オペラにおけるペンデレツキ《ユビュ王》の舞台演出の音楽監督も引き受けた。その公演は評論家と聴衆双方から高い評価を得て、ゴールデン・マスク賞2017の年間最優秀パフォーマンス賞を受賞した。 古楽に積極的な演奏家としても、コンチェルト・ケルンやマルク・ミンコフスキが設立したグルノーブル・ルーヴル宮音楽隊等の名高いアンサンブルと共演している。いくつかの野外演奏(ロマ音楽ヴァイオリニストのロビー・ラカトシュとのコンサート等)の他、ウィーンのホーフブルク宮殿で、ウィーン国立歌劇場のソリストたちとの室内オペラやガラ・コンサートを指揮した。ジャズ、フォーク、ワールドミュージック、映画音楽、視覚映像の多彩な表現等にまたがる学際的なプロジェクトに対しても偏見がなく、ダンス、音楽、セリフを結び合わせた革新的なオペラやスペクタクル等、様々なジャンルを越えた作品に参加している。また、オーケストラによる映画のライブ演奏(クラクフ国際映画音楽祭でのマルチ・パフォーマンス)や映画音楽の演奏(有名なアルヴェニア・スタジオでの収録セッション)等の分野における彼の非凡な技能は、よく知られ、高く評価されている。20~21世紀音楽の型破りな上演によるマルチメディア・パフォーマンスを創り出し、そのプロジェクト参加のために、クシシュコフ・ペンデレツキ、ヴォイツェフ・プショニャック、エドヴァルト・ルチン、ポズナンのポーランド・ダンス・シアター、ダニエル・ストリーエツキ等を招聘した。 ポーランド音楽の紹介と普及に熱心で、クシシュトフ・ペンデレツキ《弦楽のためのアダージョ》初演を指揮したり、同作曲家の弦楽四重奏曲《書かれなかった日記のページ》の世界初演や、協奏的二重奏曲(ポーランドとフランス初演)にも参加している。ウィーン室内管弦楽団によるフランティシェク・レッセル「序曲」のウィーン初演を主導し、コンチェルト・ケルンにグジェゴシュ・ゲルヴァジ・ゴルチツキ――ポーランドのヘンデルと呼ばれる――の音楽を紹介した。また、クジェシミール・デブスキの作品も初演している。ウィーン室内管弦楽団とともに、第14回ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクールの受賞者のための特別賞を創設し、優勝者ユン・ソヨンをウィーン・コンツェルトハウスでの演奏に招いた。 これまでに多くの優秀な芸術家と共演しており、ユーリ・バシュメット、ジュリアン・ラクリン、アンジェラ・ヒューイット、イタマール・ゴラン、ミハエラ・ウルスレアサ、ミシェル・ルティエク、フランス・ヘルメルソン、アルト・ノラス、アーウィン・シュロット、コンスタンティ・アンジェイ・クルカ、ピオトル・パレチニ、グザヴィエ・ドゥ・メストレ、ガボール・ボルドツキ等が挙げられる。室内楽奏者としては、ウィーン・ピアノ五重奏団、プリマ・ヴィスタ弦楽四重奏団、シレジア弦楽四重奏団、ウィーン・ヴィルトゥオーゼン、ファイン・アーツ四重奏団、上海クァルテット、ターリヒ四重奏団、ミュンヘン六重奏団等と共演している。 10~12年には、ドレスデン音楽大学で教授を務めた。マーラーの記念年には、改装されたマーラーの生家の庭に、ヴァーツラフ・ハヴェルやトーマス・ハンプソンとともに、「マーラー・ローズ」の記念植樹を依頼された。ドイツ(ソニー・クラシカル)、ポーランド(DUX)、ベルギー(R.C.P.)、日本(カメラータ)等のレコード・レーベルで録音を行なっており、ポーランド・レコード・アカデミーによるフレデリック賞を2つ受賞している。 第3回クシシュトフ・ペンデレツキ国際音楽祭では、シンフォニエッタ・クラコヴィアを率いて、ペンデレツキ《トランペット協奏曲》のポーランド初演を指揮した(世界初演シリーズの一環)。そのときソリストを務めたのが、傑出したトランペット奏者ガボール・ボルドツキだった。ボルドツキ、シンフォニエッタ・クラコヴィア、ユレク・ディバウの三者は、「オリエンタル・トランペット協奏曲集」(ソニー・クラシカル、2016)の収録でも共演した。このCDは17年1月、ICMA(国際クラシック音楽賞)の現代音楽部門を受賞、続いて栄誉あるエコー・クラシック賞を受賞した。最新アルバムのショパン「ピアノ協奏曲集」では、シンフォニエッタ・クラコヴィアとシモン・ネーリング(第17回ショパン国際ピアノコンクール・ファイナリスト、テルアビブでのルービンシュタイン国際ピアノコンクール2017優勝者)が、ペンデレツキとディバウ指揮のもと収録しており、ピツィカート誌の「スーパーソニック賞」とクレッシェンド誌の「ジョーカー賞」を受賞し、批評家の間でも世界的な評価を浴びつつある。▲プロフィールを閉じる

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