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東京・春・音楽祭-東京のオペラの森 2018 -

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クラウス・フロリアン・フォークト (テノール) クラウス・フロリアン・フォークトは、当代最高のワーグナー歌手の一人である。そのレパートリーは、《ローエングリン》ローエングリン、《パルジファル》パルジファル、《タンホイザー》タンホイザー、《ニュルンベルクのマイスタージンガー》ヴァルター、《ワルキューレ》ジークムント等のドラマティックな役がほとんどだが、《フィデリオ》フロレスタン、《死の都》パウル、《ホフマン物語》ホフマン等も含まれている。▼続きを見るそしてさらに、《さまよえるオランダ人》エリック、《ホヴァーンシチナ》アンドレイ、《ルサルカ》王子、《ナクソス島のアリアドネ》バッカス、《ファウストの劫罰》ファウスト等のリリック・ドラマティック・テノールにまで役の幅を広げている。 主要なオペラハウスやバイロイト音楽祭、ザルツブルク音楽祭等、引く手あまたであり、そのキャリアにはミュンヘン、ベルリン、ハンブルク、パリ、ロンドン、バルセロナ、ウィーン、マドリード、ミラノ、トゥールーズ、ヘルシンキ、ニューヨーク、東京といった都市が含まれる。2005年に《ホフマン物語》ホフマンで日本、06年に《ローエングリン》ローエングリンでニューヨークのメトロポリタン歌劇場、07年に同役でミラノ・スカラ座にそれぞれデビューを果たした。スカラ座は、後に《フィデリオ》フロレスタンで再演もした。ウィーン国立歌劇場の新制作《ローエングリン》を歌って大成功を収め、同プロダクションでチューリヒ歌劇場にも出演した。15年、ハンブルク国立歌劇場の新制作《死の都》で素晴らしいパウルを務めた。17年には、バイエルン国立歌劇場の新制作《タンホイザー》タンホイザーを務め、この役を新たなレパートリーに加えている。 07年、カタリーナ・ワーグナーによる新演出《ニュルンベルクのマイスタージンガー》ヴァルターによって、バイロイト音楽祭への圧倒的デビューを飾った。さらに11~15年、ハンス・ノイエンフェルス演出による《ローエングリン》でめざましい成功を収めた。16年、ハルトムート・ヘンヒェン指揮による新演出《パルジファル》でタイトルロールを務め、17年には、フィリップ・ジョルダン指揮バリー・コスキー演出のバイロイト新制作《ニュルンベルクのマイスタージンガー》でヴァルターを務めた。 ローエングリンという役が、世界中の主要な舞台へとフォークトを導いた。ワーグナー作品における聖杯騎士の役で、現在彼ほど成功を収めたテノール歌手は他にいない。彼はローエングリン役としての新たなスタンダードを打ち立てたのだ。そしてこれまでに、ミラノ・スカラ座、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場、ウィーン国立歌劇場、チューリヒ歌劇場、東京の新国立劇場、バイエルン国立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、ハンブルク国立歌劇場、バーデン=バーデン・イースター音楽祭、バイロイト音楽祭等でローエングリンを務めている。 コンサート歌手や、リートの優れた歌い手としても名声を築いており、これまでに幾度も、ウィーン、ニューヨーク、ロンドン、アテネ、ベルリン、ライプツィヒ等や、タングルウッド音楽祭、グラーフェネック音楽祭、ザルツブルク音楽祭等で国際的なリサイタルのキャリアを積んでいる。コンサートのレパートリーには、モーツァルト、ベートーヴェン、マーラー、フロトウ、ワーグナー等の作品が含まれる。ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、バーミンガム市交響楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団等の有名オーケストラと定期的に共演し、ダニエル・バレンボイム、アンドリス・ネルソンス、マリス・ヤンソンス、シモーネ・ヤング、アントニオ・パッパーノ、ケント・ナガノといった著名な指揮者とも仕事をしている。 ドイツ北部のホルシュタインに生まれ、ホルンを学んでハンブルク国立フィルハーモニー管弦楽団で数年間演奏していた。その後リューベック音楽大学で学び、オーケストラのホルン奏者としての道を諦めて、テノール歌手に転向した。フレンスブルク歌劇場でデビューし、ドレスデン・ゼンパー・オーパーの一員となった。03年からは、フリーランスの歌手として活動している。 収録も幅広く行なっており、ペーター・シュナイダー指揮ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団『ヘルデン』(2012)、ジョナサン・ノット指揮バンベルク交響楽団『ワーグナー』(2013)、ゲーリット・プリースニッツ指揮ミュンヘン放送管弦楽団『フェイヴァリッツ』(2014)の2つのソロCDが、ソニー・クラシカルからリリースされている。加えて、コルンゴルト《死の都》(セバスティアン・ヴァイグレ指揮フランクフルト歌劇場)に出演した他、クリスティアン・ティーレマン音楽監督のもと、ベルリンからブロードウェイまでのヒット曲を集めたCDとDVDでルネ・フレミングと共演。また、マレク・ヤノフスキ指揮ベルリン放送交響楽団と《ローエングリン》全曲を収録している。フランツ・シュミット《七つの封印の書》の録音は、16年1月にリリースされた。12年には、年間優秀アーティストとしてエコー・クラシック賞を受賞している。▲プロフィールを閉じる

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