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東京・春・音楽祭 2018

アーティスト

コンスタンチン・リフシッツ (指揮) 1976年ウクライナ生まれ。5歳で名門グネーシン特別音楽学校に入学、名教授タチアーナ・ゼリクマンの感性豊かな指導を受けた。 13歳にしてモスクワ音楽院でリサイタルを行い、この時のライヴCDが95年のドイツ・エコー・クラシック最優秀新人賞を獲得。1990年にロシア文化財団の奨学制度「ニューネームズ」の一員に選ばれ、国内外での演奏活動を開始。指揮者のウラディーミル・スピヴァコフに認められ、▼続きを見るモスクワ・ヴィルトゥーゾの演奏会および1991年の日本ツアーにソリストとして参加した。その後もスピヴァコフ指揮モンテカルロ交響楽団、シナイスキー指揮モスクワ・フィルとの共演、テルミカーノフ指揮サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団とのヨーロッパツアーなどに参加した。 1994年、モスクワ・グネーシン特別音楽学校の卒業記念リサイタルで、バッハのゴルドベルク変奏曲を演奏。この曲のCDは96年米国グラミー賞にノミネートされた。評論家のエドワード・ロススタインはザ・ニューヨーク・タイムズ紙で「グールド以来最もパワフルなピアノ演奏」と評している。 リフシッツはリサイタルや世界主要オーケストラとの演奏活動を重ねる一方、クレーメル、アルゲリッチ、ヴェンゲーロフ、コパチンスカヤ、マイスキーなど錚々たる顔ぶれと共演している。1998年、東京で開催されたショスタコーヴィチ・フェスティバルにおいてロストロポーヴィチ指揮新日フィルと共演。ロストロポーヴィチはリフシッツの非凡な才能を認め、翌年のシカゴ交響楽団演奏会にリフシッツをソリストとして招いた。  近年はサンクトペテルブルグ・フィル、ベルリン交響楽団、シュトットガルト放送交響楽団と共演するほか、ロンドンのウィグモアホールをはじめとする世界有数のホールでのリサイタルや、リール音楽祭への出演、ラインガウ音楽祭での「バッハ・チクルス」を行っている。  近年は指揮者としても活躍しており、モスクワ・ヴィルトゥオーゾ、シュトットガルト室内管、ムジカ・ヴィヴァ室内管、セント・クリストファー室内管などを指揮や、弾き振りしている。  日本でも2010年、バッハ「ゴルトベルク変奏曲」、12年「フーガの技法」、15年「平均律1巻&2巻」「音楽の捧げ物」を演奏し、絶賛されている。▲プロフィールを閉じる

出演公演

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