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東京・春・音楽祭 2017

アーティスト

アドリアン・ザンペトレアン (バス) 1983年ルーマニアのクルジュ=ナポカで生まれ、地元の「ゲオルゲ・ディマ」音楽アカデミーでM.ザンペトレアン(父)に声楽を学ぶ。エリクレア・ダルクレー国際声楽コンクール、エウゲニア・モルドヴェアヌ国際声楽コンクール等、多くの声楽コンクールで優勝している。クルジュ=ナポカのルーマニア国立歌劇場の《ラ・ボエーム》コッリーネでオペラ・デビュー、続いて《ランメルモールのルチア》ライモンドを演じた。2007/08シーズンは、▼続きを見るミュンヘンのバイエルン国立歌劇場でヤング・アーティスト・プログラムのメンバーとして活動。2008/09シーズンには、ボローニャ市立劇場で《吸血鬼》、モンテカルロ歌劇場で《スペードの女王》、デュッセルドルフのドイツ・オペラ・アム・ラインで《ランメルモールのルチア》に出演した。2009/10シーズンは、ドイツ・オペラ・アム・ラインのメンバーとなり、《リゴレット》スパラフチーレ、《ノルマ》オロヴェーゾ、《トスカ》アンジェロッティ、《ラ・ボエーム》コッリーネ、《ランメルモールのルチア》ライモンドを演じた。11年には、《ドン・ジョヴァンニ》レポレッロでザルツブルク音楽祭にデビュー。同役で、12年にはミラノ・スカラ座のツアーの一環としてモスクワのボリショイ劇場、13年にはダニエル・バレンボイム指揮のもとベルリン国立歌劇場に出演した。2011~13シーズンは、ハンブルク国立歌劇場のメンバーとして、《チェネレントラ》アリドーロ、《セビリアの理髪師》ドン・バジリオ、《ドン・ジョヴァンニ》レポレッロ、《マクベス》バンコー、《ランメルモールのルチア》ライモンド等を演じた他、ドイツ・オペラ・アム・ラインの《ラ・ボエーム》、《セビリアの理髪師》に出演した。 その後の出演としては、パリ・オペラ座で《チェネレントラ》アリドーロ、《ドン・ジョヴァンニ》レポレッロ、ミラノ・スカラ座で《マクベス》バンコー、《オベルト》のタイトルロール、アレーナ・ディ・ヴェローナで《アイーダ》ラムフィス、パレルモのマッシモ劇場で《セビリアの理髪師》ドン・バジリオ、ベルリン国立歌劇場とザルツブルク音楽祭で《イル・トロヴァトーレ》フェルランド、モンテカルロ歌劇場で《愛の妙薬》ドゥルカマーラ博士、《ドン・ジョヴァンニ》レポレッロ、ハンブルク国立歌劇場で《ルクレツィア・ボルジア》アルフォンソ・デステ、エクサン・プロヴァンス音楽祭で《イタリアのトルコ人》セリム、ボルドー国立歌劇場で《ドン・カルロ》フィリッポ2世、ドイツ・オペラ・アム・ラインで《アイーダ》ラムフィス、新制作《ドン・カルロ》フィリッポ2世、ネザーランズ・オペラで《ドン・ジョヴァンニ》レポレッロ、シカゴ・リリック・オペラで《ランモルメールのルチア》ライモンド等が挙げられる。 今後の活動としては、ヴェネツィアのフェニーチェ劇場で《ドン・ジョヴァンニ》のタイトルロール、シカゴ・リリック・オペラで《清教徒》と《ラ・ボエーム》、アヴィニョン歌劇場で《マクベス》、ローマ歌劇場で《ランスへの旅》、ナンシー歌劇場で《アルジェのイタリア女》、モンテカルロ歌劇場で《カルメン》等に出演する予定。録音は、「ラモー:パラダン」(コヴィエッロ・クラシックス)、「ブゾーニ:ファウスト博士」(エームス・クラシックス)のCDに収録されている他、「エリーナ・ガランチャ――ベル・カント」(ドイツ・グラモフォン)にも参加している。またDVDは、ダニエル・バレンボイム指揮ベルリン国立歌劇場の「イル・トロヴァトーレ」(ドイツ・グラモフォン)、アレーナ・ディ・ヴェローナでの「アイーダ」(ベル・エアー・クラシックス)等がある。▲プロフィールを閉じる

出演公演

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