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東京・春・音楽祭 2017

アーティスト

クリスティナ・パサローユ (ソプラノ) ブカレストのディヌ・リパッティ音楽学校で学びはじめ、奨学生としてジュネーヴ音楽院、その後ミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院でヴィットーリオ・テッラノーヴァに師事。2009年ウィーン国立音楽大学を卒業し、翌10年までボローニャの若い歌手のためのプログラムのメンバーとなる。国内外のコンクールで数多く優勝しており、そのなかにはエリクレア・ダルクレー、パウル・コンスタンティネスク、ジョルジュ・ジョルジェスク、▼続きを見るミニアトゥーラ・ロマンティカ、マルツィアン・ネグレアの各コンクール、またルーマニア声楽オリンピアード、ルーマニア歌曲コンクール、オーストリアのフェルッチョ・タリアヴィーニ、パドヴァのイリス・アダミ・コッラデッティ、モデナのルチアーノ・パヴァロッティ、バルセロナのジャコモ・アラガル2011の各国際コンクール、ギュータースローの「新しい声」コンクール2011等が挙げられる。ヨーロッパで多くのリサイタルやコンサートを行っており、ロンドンのローゼンブラット・リサイタル・シリーズ、ウィーン楽友協会、ラヴェンナではガラ・コンサートでアンドレア・ボチェッリと共演、ルッカ、ミラノでスカラ弦楽合奏団と共演、ボローニャ、グラーツ、リンツ、アンカラ、パルマの王立歌劇場(《椿姫》、《海賊》)、パレルモ、ボルツァーノ、トレント、ブリクセン、アムステルダム、デュースブルク・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤー・コンサート、ジュネーヴ、ドルトムント、ナンシー、ベルリン、北京等が挙げられる。在学中に《皇帝ティートの慈悲》、《魔弾の射手》、《ドン・ジョヴァンニ》に出演しており、またハイドンの《天地創造》、《カルミナ・ブラーナ》、モーツァルトの《レクイエム》、ヴェルディの《レクイエム》にも出演。 09年《つばめ》マグダでボローニャ市立劇場にデビュー、ホセ・クーラと共演した。10年春にはアンドレイ・ジャガルス演出、ミケーレ・マリオッティ指揮《カルメン》ミカエラ、ロレンツォ・マリアーニ演出《ラ・ボエーム》ミミ、《蝶々夫人》に出演。11年《椿姫》ヴィオレッタでノルトハウゼン劇場にデビュー。ナンシーのロレーヌ国立歌劇場でホセ・クーラ指揮《つばめ》、ルドルシュタットで《椿姫》、ザンクト・マルガレーテン音楽祭で《カルメン》ミカエラを演じた。12/13シーズンは、カッセルで《コジ・ファン・トゥッテ》フィオルディリージ、《アドリアーナ・ルクヴルール》、フランクフルト歌劇場で《オテロ》デズデーモナと《椿姫》、エール音楽祭で《リゴレット》ジルダと《椿姫》ヴィオレッタ、ザンクト・マルガレーテン音楽祭で《ラ・ボエーム》ミミを演じた。ニース・オペラ座には、14年に《アドリアーナ・ルクヴルール》、15年に《ユダヤの女》ラシェル、《椿姫》ヴィオレッタ、16年に《ユグノー教徒》ヴァランティーヌで出演した。また14年には《修道女アンジェリカ》のタイトルロールでバルセロナのリセウ大劇場にデビューした。14/15シーズンには、ザンクト・ガレン劇場で《カルメン》ミカエラ、アヴィニョン・オペラ座で《ラ・ボエーム》ムゼッタ、アントワープとヘントのフランドル・オペラで《コジ・ファン・トゥッテ》フィオルディリージ、ブカレスト国立歌劇場で《椿姫》ヴィオレッタ、ローマ・カラカラ浴場の野外オペラ・フェスティバルで《ラ・ボエーム》ミミを演じた。15/16シーズンには、ヴィースバーデンのヘッセン州立劇場でU.ラウフェンベルクの新制作《オテロ》デズデーモナ、ニース・オペラ座で《椿姫》ヴィオレッタと《ユグノー教徒》ヴァランティーヌ、サンパウロ市立劇場とリオ・デ・ジャネイロ市立劇場で《ラ・ボエーム》ミミ、テルアビブのイスラエル国立オペラ劇場で《真珠採り》レイラを演じた。16年9月には、《カルメン》ミカエラでウィーン国立歌劇場にデビュー、またザンクト・ガレン劇場で《フィガロの結婚》コンテッサに出演。17年は、ミュンヘンのバイエルン国立歌劇場に《カルメン》ミカエラでデビューする他、エッセン・アールト劇場で新制作《リゴレット》ジルダのデビューを予定している。 今後の予定としては、ブレゲンツ音楽祭(2017、2018)で《カルメン》ミカエラ、ヴィースバーデンのヘッセン州立劇場(2017、2018)で《椿姫》ヴィオレッタ、《マノン》と《コジ・ファン・トゥッテ》のタイトルロール、テルアビブのイスラエル国立オペラ劇場(2018)で《ユグノー教徒》ヴァランティーヌ等が挙げられる。エリーナ・ガランチャのCD『ハバネラ』のために《カルメン》フラスキータをドイツ・グラモフォンに収録、またマガズィーニ・ソノリのために《ラ・ボエーム》を収録した。▲プロフィールを閉じる

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