PROGRAMプログラム

東京・春・音楽祭2019

ミュージアム・コンサート「奇想の系譜展」記念コンサート vol.1 江崎浩司(リコーダー)

若冲や白隠がいた江戸中期、ヨーロッパは華やかなバロックの時代でした。同時代に生きた東洋と西洋の奇才たち。リコーダーの江崎浩司が自身の編曲で贈るバロック音楽の奇才ヴィヴァルディの協奏曲集。

プログラム詳細

2019:03:17:14:00:00

■日時・会場
2019/3/17 [日] 14:00開演(13:30 開場)[約60分]
東京都美術館 講堂

■出演
リコーダー、お話し:江崎浩司
バロック・ヴァイオリン:宮崎蓉子大久保幸子
バロック・ヴィオラ:中島由布良
バロック・チェロ:高群輝夫

■曲目
【ザ・バロック――江戸の奇才、ヨーロッパの奇才】
ファルコニエーリ:3声のためのフォリア 二短調
ヴィヴァルディ:協奏曲 ニ長調 《ごしきひわ》 op.10-3 (RV90より)
エイク:《笛の楽園》より No.115 ナイチンゲール
ラモー:歌劇《優雅なインドの国々》より
 2つのゼフィーロのエール
 花々のエール
ヴィヴァルディ:協奏曲 ト短調 《夜》 op.10-2  (RV104より)
パーセル:セミ・オペラ《妖精の女王》より Monkey's Dance
ブロウ:狩りのアルマンド
エイク:《笛の楽園》より No.7 かわいいマルティーナ
C.P.Eバッハ:バス・リコーダー、ヴィオラ&通奏低音のためのトリオソナタ ヘ長調
ヴィヴァルディ:協奏曲 ヘ長調 《海の嵐》 op.10-1(RV98より)

[アンコール]
パーセル:歌劇《妖精の女王》より 猿の踊り

チケットについて チケットについて

■チケット料金(税込)

席種 全席自由
料金 ¥2,100
■発売日

チケット予約・購入 お買い物カゴ トリオ・チケット

一般発売:2019年1月27日 (日) 10:00

■曲目解説 PDFダウンロード

【ザ・バロック ―― 江戸の奇才、ヨーロッパの奇才】

A.ファルコニエーリ:3声のためのフォリア

アンドレア・ファルコニエーリは、1639年からナポリ王宮の宮廷楽長を務めた人物。本曲はカンツォーナ第1集(1650年)に含まれる。「フォリア」はイベリア半島起源の舞曲で、16世紀中頃イタリアに広まった。

ヴィヴァルディ:協奏曲 《ごしきひわ》

鳥の鳴き声をモチーフにしたユニークな協奏曲。「ごしきひわ」とは、スズメよりもやや小型のカラフルな鳥で、澄んだ声でさえずる。急/緩/急の3楽章構成で、両端楽章では「ごしきひわ」のかまびすしい鳴き声や戯れる様子など、平和な田園風景が描かれている。

J.ファン・エイク:《笛の楽園》より 第115番 ナイチンゲール

ヤコブ・ファン・エイクは17世紀オランダで活躍した盲目の音楽家。《笛の楽園》は140もの旋律を含む大規模な曲集。本曲は1630年代イギリスの歌曲集にあった旋律を用いたという。自由奔放にさえずるナイチンゲールを模写したような可愛らしい小品である。

ラモー:歌劇《優雅なインドの国々》より

1735~36年にかけて完成したラモーの歌劇《優雅なインドの国々》は、舞踏要素が強い作品で、序幕と4つの幕からなる。題名にある「インド」とは、ヨーロッパ以外の国々を指しており、幕ごとに場所もストーリーも異なる。「2つのゼフィーロのエール」と「花々のエール」は、ペルシアを舞台にした第3幕「花々、ペルシアの祭」からの2曲で、異国情緒を感じさせる華やかさがある。「ゼフィーロ」とは「西風の神」のことである。

ヴィヴァルディ:協奏曲 《夜》

6つの楽章からなる協奏曲《夜》は、ユニークなモチーフを持つ曲で、神秘的な夜を表現している。闇の世界に足を踏み入れるようなラルゴに始まり、幽霊たちが跳梁するプレスト、そして緩/急の楽章を経て、第5楽章ラルゴは「眠り」と題されている。最後はアレグロで、闇の住人たちが押し寄せてくる。

パーセル:歌劇《妖精の女王》より 猿の踊り

パーセルが1695年に死をむかえるまでの5年間は、劇作品に対する情熱があふれ出し、約40曲もの作品を残した。1692年に初演された歌劇《妖精の女王》は、シェイクスピア『真夏の夜の夢』を原作とした、全5幕・59曲にも及ぶ長大な劇作品。「猿の踊り」は、第5幕の中国庭園の場面で奏される音楽である。

J.ブロウ:狩りのアルマンド

17世紀後半、王政復古期に活躍したイングランドの作曲家・オルガニスト、ジョン・ブロウは、パーセルの師でもあり、その本領は聖歌などの教会音楽だった。アルマンドは「ドイツ風」の意で、バロック音楽では器楽の組曲の第1曲に置かれることが多い。

J.ファン・エイク:《笛の楽園》 より 第7番 かわいいマルティーナ

 原曲はフランスの初期バロック音楽の作曲家エティエンヌ・ムリニエの宮廷歌曲とされる。世俗的な節回しが加味されて、親しみやすい旋律となっている。主題と2つの変奏からなる。

C.P.E.バッハ:トリオ・ソナタ ヘ長調 H.588

大バッハの次男カール・フィリップ・エマニュエル・バッハは「ベルリンのバッハ」とも呼ばれ、往時は大バッハをも凌ぐほどの名声を得ていた。楽想豊かで洗練されたその楽曲は、モーツァルトやベートーヴェンにも影響を与えた。本曲は2つのヴァイオリンと通奏低音のための「トリオ・ソナタ ロ短調H.587」を、バス・リコーダー、ヴィオラ(またはバスーン)、通奏低音のためのトリオに編曲したもので、1755年に完成している。

ヴィヴァルディ:協奏曲 ヘ長調 RV98 《海の嵐》

「海の嵐」を表現した協奏曲で、急/緩/急の3楽章構成。うねる大波、吹きつける強風、船になだれ込む大量の海水など、嵐に翻弄される様を描き出しており、臨場感のある描写が最大の聴きどころ。

主催:東京・春・音楽祭実行委員会
共催:東京都美術館(公益財団法人東京都歴史文化財団)
共催:日本経済新聞社
協力:日本音響エンジニアリング株式会社



※掲載の曲目は当日の演奏順とは異なる可能性がございます。
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(2018/10/29更新)

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