PROGRAMプログラム

東京・春・音楽祭2019

ミュージアム・コンサート佐藤采香 ユーフォニアム・リサイタル

スイスで学び、2018年にフィンランド・リエクサ国際コンクール優勝でその存在を世界に知らしめた、ユーフォニアムのライジングスター。

プログラム詳細

2019:04:03:19:00:00

■日時・会場
2019/4/3 [水] 19:00開演(18:30 開場)
国立科学博物館 日本館講堂

■出演
ユーフォニアム:佐藤采香
ピアノ:山中惇史

■曲目
久保哲朗:Beans
G.リチャーズ:「ピラトゥス」山の歌
M.ビッチュ:間奏曲
チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲 イ長調 op.33
T.ドス:パルス
ファリャ:《7つのスペイン民謡》 より
 ムーア人の織物
 ナナ
 カンシオン
 ポロ
P.ウィルビー:
 日本庭園の3つの即興曲
 フライト

Euphonium.pdf

[アンコール]
山中惇史:うたをうたうとき

チケットについて チケットについて

■チケット料金(税込)

席種 全席自由
料金 ¥3,600
■発売日

チケット予約・購入 お買い物カゴ トリオ・チケット

一般発売:2019年1月27日 (日) 10:00

■曲目解説 PDFダウンロード

久保哲朗:Beans

才能溢れる若き作曲家・久保哲朗が、佐藤采香のために作曲した2015年の作品。タイトルの「Beans」は、イギリスの童話『ジャックと豆の木』からインスピレーションを得たという。ピアノのリズミックな和音を契機に、ユーフォニアムの旋律は上昇をはじめ、中間部では雲の上で虹のように色彩が交差する。遠くでは、歌う金の竪琴が優しく音楽を奏ではじめる。ユーフォニアム・ソロによる短い語りの後、再び旋律は空へと伸びていく。

G.リチャーズ:ピラトゥス(山の歌)

スイスの都市ルツェルンにある神秘的な伝説が残る山「ピラトゥス」を描いた作品。「山の歌」というタイトルの通り、叙情的で雄大な存在の山に包み込まれるような暖かさを感じさせてくれる歌に、豊かに響くハーモニーが付随する。中間部のカデンツァでは、アルプホルンを彷彿とさせるような自然倍音列に、スイス・アルプスの空気を感じることだろう。

M.ビッチュ:間奏曲

国立パリ音楽院では、当時活躍中の作曲家がサクソルン・バスなど学生の試験に課題曲を書いていた時期があり、この曲も委嘱作品として1968年に誕生した。冒頭のアンダンテから、ビッチュの人々を魅了する和声で旋律を運び、ミステリアスなカデンツァを抜けると、力強さと気高さを象徴するようなテーマでアレグロへと移っていく。

チャイコフスキー(T.リューディ編曲):ロココの主題による変奏曲

1877年、チャイコフスキーの親友でありチェロ奏者であったフィツェンハーゲンに献呈された作品。初演の際、フィツェンハーゲンが無断でオリジナルに大幅な改訂を加えて演奏し、チャイコフスキーを困惑させたが、チャイコフスキーは苛立ちつつも得意げな親友に配慮し、改訂版の使用を黙認したという。T.リューディの編曲は、フィッツェンハーゲン版に基づきアレンジされたものである。ロココ様式を彷彿とさせる装飾音符を多用した軽快かつ優美で気高いテーマが、7つの変奏によって様々な表情を見せる。

T.ドス:パルス

若きバリトン奏者 F.ゲロルディンガーのために、オーストリアの吹奏楽の人気作曲家ドスが2017年に手がけた作品。ドスはアメリカのユニバーサル・スタジオのスタッフとして J.ウィリアムズの下で活動した経歴があり、彼の音楽には世代を超えて親しみやすい作品が多い。タイトルの《パルス》が示すように、生命のエネルギーを壮大なスケールで感じさせてくれる爽快な一曲。

ファリャ(T.リューディ編曲):《7つのスペイン民謡》より「ムーア人の織物」「ナナ」「カンシオン」「ポーロ」

ファリャは20代後半、自分の才能を試し、磨きをかけるためにパリに約6年滞在し、様々な作曲家からインスピレーションを受けた後、スペインに帰国した。その直後、《スペインの庭の夜》《三角帽子》など、最も有名なファリャ作品が生み出された。《7つのスペイン民謡》もそれと同時期の1915年に誕生した。スペイン各地の民謡に基づき、ファリャの手によって、荒々しいリズムの脈動に込められた情熱、神秘的なまでのメロディが描かれている。

P.ウィルビー:日本庭園の3つの即興曲

イギリスのブラスバンド作曲家として知られるウィルビーだが、管楽器のソロのための作品はどれも非常に挑戦的で、演奏可能な限りの芸術を追求している。この作品は、日本庭園からインスピレーションを得て、ソロとエレクトロニクスのために1999年に作曲された。厳密かつ繊細な日本の様式美が描かれる。

P.ウィルビー:フライト

ブラスバンド作曲家として名が知れたばかりの頃の作品。タイトルの通り、動力における飛行を様々な局面から捉え、滑走から離陸、混沌とした旋回、そして急上昇・降下などを描く。ピストンを持つ金管楽器の表現の可能性を追求した、ウィルビーの最も挑戦的な作品の一つである。

主催:東京・春・音楽祭実行委員会
共催:国立科学博物館



※掲載の曲目は当日の演奏順とは異なる可能性がございます。
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(2018/10/29更新)

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