PROGRAMプログラム

東京・春・音楽祭2019

紀尾井シンフォニエッタ東京の“パーセル”と“ヘンデル”
~新時代の古楽リーダー、リチャード・エガーを迎えて

創立20年を迎え益々充実の演奏を聴かせている紀尾井シンフォニエッタ東京(KST)が音楽祭に初登場。アーノンクールらに続く欧州古楽界の新時代リーダーとして名高いリチャード・ エガーを指揮に迎え、KSTでは珍しいバロック・ プログラムをお届けします。

プログラム詳細

2016:04:01:19:00:00

■日時・会場
2016.4.1 [金] 19:00開演(18:30開場)
上野学園 石橋メモリアルホール

■出演
指揮:リチャード・エガー
管弦楽:紀尾井シンフォニエッタ東京
ソプラノ:阿部早希子
カウンターテナー:藤木大地

■曲目
ヘンデル:オラトリオ《ソロモン》 HWV67 より 「シバの女王の入城」 [試聴]
パーセル:歌劇《妖精の女王》 より「ソプラノと管弦楽のための大組曲」 [試聴]
ヘンデル(エガー編):組曲 《水上の音楽》 [試聴]
ヘンデル:
 歌劇《リナルド》HWV7 より 「私を泣かせてください」 [試聴]
 歌劇《ジュリアス・シーザー》HWV17 より

「海の嵐で難破した小舟は」 [試聴]

 歌劇《セルセ》HWV40 より 「オンブラ・マイ・フ」(なつかしい木陰よ) [試聴]
 歌劇《リナルド》HWV7 より 「風よ、旋風よ」 [試聴]
 歌劇《リナルド》HWV7 より 「あなたの面差しは優美に溢れ」 [試聴]

【試聴について】
[試聴]をクリックすると外部のウェブサイト「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」へ移動し、プログラム楽曲の冒頭部分を試聴いただけます。ただし試聴音源の演奏は、「東京・春・音楽祭」の出演者および一部楽曲で編成が異なります。


~春祭ジャーナル~


チケットについて

■チケット料金(税込)

席種 S席 A席 U-25
料金 ¥7,200 ¥5,200 ¥1,500
残席状況 本公演は終了いたしました。

 ■一般発売日
 2015年11月23日(月・祝)10:00
 ※ U-25チケットは、2016年2月12日(金)12:00発売開始
  (公式サイトのみで取扱)

■曲目解説

ヘンデル:オラトリオ《ソロモン》 より 「シバの女王の入城」

オラトリオ《ソロモン》は、1748年にわずか1ヵ月ほどで作曲された。旧約聖書に登場する古代イスラエルのソロモン王伝説に由来した物語である。この曲は、《ソロモン》第3幕冒頭で演奏される序曲(シンフォニア)。アラビア半島南部にあったシバの国の女王が、ソロモン王を表敬訪問するため、エルサレムに入城する際の華やかな音楽で、単独で演奏される機会も多い。

パーセル(R.エガー選曲):歌劇《妖精の女王》 より 「ソプラノと管弦楽のための大組曲」

バロック時代におけるイギリスの巨匠ヘンリー・パーセルによる全5幕に及ぶ歌劇《妖精の女王》の原作は、シェイクスピア『真夏の夜の夢』。「妖精の女王」とはオーベロンの妃ティターニアのことだが、原作からはかなり自由に翻案されている。初演は1692年、ヘンデルがロンドンに移住する20年前のことである。様々なキャラクターの歌曲や舞曲が続々と並び、そして器楽曲はヘンデルの音楽に通じる力強さを感じさせる。

ヘンデル(R.エガー選曲):組曲《水上の音楽》

ヘンデルの管弦楽曲のなかでも、特に親しまれている組曲《水上の音楽》は、英国王ジョージ1世の歓心を得るため、テムズ河での舟遊びのために作曲されたと言われる。ヘンデルは宮廷楽長などの公職には就かなかったが、王室の行事用に書いた音楽は他にもあり、宮廷でも特別な地位にあったと思われる。この組曲は、自筆譜が残されていないため、全曲がどのような順番・組み合わせで演奏されたのか、長らく議論の的だった。従来は「ヘ長調(第1組曲)」「ニ長調(第2組曲)」「ト長調(第3組曲)」という区分けによる3組曲という分類が主流だったが、近年では「ヘ長調」と「ニ長調・ト長調」の2組曲ではないかという研究成果も発表されている。

ヘンデルの歌劇より

「私を泣かせてください」は、大成功を収め、ヘンデルのロンドン移住のきっかけともなった歌劇《リナルド》(1711年初演)の第2幕第4場で歌われる。敵に捕らわれの身となったヒロイン・アルミレーナが、ゆっくりと歩を運ぶようなサラバンドのリズムにのせて歌う、胸に迫る嘆きのアリアである。

「海の嵐で難破した小舟は」は、ヘンデルのイタリア・オペラ時代の最高傑作とも言われる全3幕の歌劇《ジュリアス・シーザー》(1724年初演)の第3幕第7場で、窮地から一転、自らの運命の勝利を確信し、嵐で砕けた船が無事に港へたどり着いたことになぞらえて歌うクレオパトラのアリアである。

「オンブラ・マイ・フ(なつかしい木陰よ)」は、ヘンデル円熟期の傑作・歌劇《セルセ》(1738年初演)の第1幕第1場で、ペルシャ王セルセ(クセルクス)が、暑い陽射しをさえぎってくれる木陰に感謝して歌うアリア。王の気品と、木陰の心地よさが絶妙な雰囲気を醸し出している。

「風よ、旋風よ」は、歌劇《リナルド》第1幕の最後(第8場)で歌われる主人公リナルドのアリア。奪われた許嫁アルミレーナを取り戻すため、新たな闘志を燃やすリナルドの勇猛果敢さが表れている。

「あなたの面差しは優美に溢れ」は、歌劇《リナルド》第1幕第6場で歌われる恋人たち(リナルドとアルミレーナ)の無垢な愛の二重唱。この直後にアルミレーナは敵王の奸婦によって連れ去られてしまう。束の間の愛のひとときを歌う優雅な音楽である。

主催:東京・春・音楽祭実行委員会 特別協力:上野学園 石橋メモリアルホール

協力:公益財団法人 新日鉄住金文化財団


※掲載の曲目は当日の演奏順とは異なる可能性がございます。
※未就学児のご入場はご遠慮いただいております。
※やむを得ぬ事情により内容に変更が生じる可能性がございますが、出演者・曲目変更による払い戻しは致しませんので、あらかじめご了承願います。
※チケット金額はすべて消費税込みの価格を表示しています。
※ネットオークションなどによるチケットの転売はお断りいたします。

(2016/03/31更新)

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