PROGRAMプログラム

東京・春・音楽祭-東京のオペラの森2015-

東京春祭 for Kids子どものための《四季》
~三世代で聴きたい、ヴィヴァルディの四季

プログラム詳細

2015:03:15:11:00:00

■日時・会場
2015.3.15 [日] 11:00開演[約60分]
東京文化会館 小ホール

■出演
進行:江原陽子

読響メンバーによるアンサンブル
 ヴァイオリン:小森谷 巧、伝田正秀、小杉芳之
        肥田与幸、島田玲奈、對馬哲男
 ヴィオラ:三浦克之、森口恭子
 チェロ:木村隆哉、松葉春樹
 コントラバス:石川浩之
チェンバロ:廣澤麻美


■曲目
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集《四季》
 「春」 ホ長調 RV.269
 「夏」 ト短調 RV.315
 「秋」 ヘ長調 RV.293
 「冬」 ヘ短調 RV.297

[アンコール]
J. シュトラウス2世:ピッチカート・ポルカ

〜公演情報〜
オープニング・コンサート~春が来た!
~読響メンバーによる、春の訪れを祝うコンサート

【日 時】2015年3月13日(金)19:00開演
【会 場】東京文化会館 小ホール


 

出演者

進行:江原陽子 Facilitator:Yoko Ebara 東京藝術大学卒業。大学在学中より 4 年間、NHK「うたって・ゴー」に「歌のおねえさん」として出演。その後、音楽鑑賞教室やコンサートで司会を務める等、クラシック音楽のナビゲーターとして活躍。(公益財団法人)ソルフェージスク ール講師。洗足学園総合音楽コンサルタント。

進行:江原陽子 Facilitator:Yoko Ebara

■曲目解説

ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集《四季》

《四季》は 1725 年に出版されたヴァイオリン協奏曲集《和声と創意の試み》全 12 曲中の第 1 番~第 4 番にあたり、各楽章にはそれぞれの季節の情景を描写した短詩(作者不明)が付されている。


「春」第 1 楽章は、春を迎える歓びに満ちて、鳥のさえずりや小川のせせらぎ、突然鳴りだす雷鳴等、光あふれる情景が音によって描かれる。第 2 楽章ではさらさらと葉擦れの音がする草原でまどろむ羊飼い、第 3 楽章では羊飼いやニンフが牧笛の音にのせて踊る様が描かれ、春の祝祭を謳歌する。


「夏」第 1 楽章では、夏が過酷なものとして描かれており、人も自然も疲弊して不安と嘆きの旋律が支配的となる。第 2 楽章では、追い打ちをかけるように疲れた羊飼いに虫の群れが襲いかかり、第 3 楽章では、夏の厳しさが、雷鳴とどろく嵐となって劇的な自然を演出する。


「秋」第1楽章は、一転して豊作を祝う村人たちの明るい宴の様子となり、第 2楽章は宴の美酒に酔いしれて、心地よい眠りに誘われる静かな秋の夜、第 3 楽章では狩りの情景が生き生きと描写される。


「冬」第 1 楽章では、また過酷な季節が訪れ、冷たい雪の降りしきる厳しい寒さに身震いする。第 2 楽章は、《四季》の中でも有名な旋律。窓外に降る雨を眺めながら、あたたかい暖炉の傍で憩う幸せを描く。第 3 楽章は、氷上を用心深く歩く人、滑って転ぶ人、春の先触れとなる東南風と北風とのせめぎ合い等を描いて季節を締めくくる。


主催:東京・春・音楽祭実行委員会

※やむを得ぬ事情により内容に変更が生じる可能性がございます。

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