PROGRAMプログラム

東京・春・音楽祭2019

《ファルスタッフ》 ~ヴェルディ最後のオペラ

ヴェルディがその生涯で最後のオペラとして発表した《ファルスタッフ》は、26作ある彼のオペラでは珍しい喜劇作品です。有名な最後の一言は、初演から120年を迎える現代でも、誰もが共感する人生への讃歌となって心に残ります。

プログラム詳細

2013:03:30:18:00:00

© 青柳 聡
■日時・会場
2013.3.30 [土] 18:00開演(17:30開場)
上野学園 石橋メモリアルホール

■出演
ファルスタッフ:吉川健一
フォード:石崎秀和
フェントン:倉石 真
医師カイウス:児玉和弘
バルドルフォ:小山陽二郎
ピストーラ:加藤宏隆
アリーチェ(フォード夫人):大山亜紀子
ナンネッタ:馬原裕子
クイックリー夫人:牧野真由美
メグ(ペイジ夫人):淀 和恵
ピアノ:マウリツィオ・カルネッリ
構成・演出:田口道子

■曲目
ヴェルディ:歌劇《ファルスタッフ》speaker.gif[試聴]

【試聴について】
speaker.gif[試聴]をクリックすると外部のウェブサイト「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」へ移動し、
プログラム楽曲の冒頭部分を試聴いただけます。
ただし試聴音源の演奏は、「東京・春・音楽祭」の出演者および一部楽曲で編成が異なります。


~関連コラム~

出演者

バリトン:吉川健一 Kenichi Yoshikawa 高い音楽性と企画力でも注目を集める逸材。東京都出身。国立音楽大学卒業、同大学院修了。二期会オペラ研修所プロフェッショナルコース第6期修了。日本クラシック音楽コンクール第2位(最高位)、トルトーナ国際音楽コンクール(イタリア)第3位、ラッコニージ国際音楽コンクール(イタリア)第3位各受賞。大学院オペラ《フィガロの結婚》タイトルロールでオペラデビュー後、 ▼続きを見る イタリアに留学。ヴィヴァルディ国立音楽院に学ぶ。世界的名バリトン、パオロ・コーニの愛弟子として研鑽を積みながら、《ラ・ボエーム》や《リゴレット》等、イタリア各地の歌劇場に出演。その他、宗教曲のソリストとしてもシャルパンティエ《テ・デウム》、カリッシミ《イェフタ》、シューベルト《ミサ曲》等のソリストとしてイタリアの主要オーケストラと共演する他、ポルトガルへの演奏旅行等、数々の舞台経験を積む。帰国後、新国立劇場二期会公演・実相寺昭雄演出《魔笛》パパゲーノ役に抜擢され、成功を収めたのを皮切りに、同二期会公演《ジャンニ・スキッキ》マルコ、《天国と地獄》マルス、《サロメ》2人の兵士1、新国立劇場《オルフェオとエウリディーチェ》オルフェオ、《沈黙》通辞、《ピーター・グライムズ》ネッド・キーン、日生劇場公演《夕鶴》運ず、《利口な女狐の物語》ハラシュタ、東京オペラグループ公演《フィガロの結婚》フィガロ、《コジ・ファン・トゥッテ》グリエルモ、日本オペラ連盟《ポッペアの戴冠》オットーネ、新日本フィルハーモニー交響楽団《ジャンヌ・ダルク》《トリスタンとイゾルデ》、札幌交響楽団《ピーター・グライムズ》等の成功に貢献する。宗教曲ソリストとしてもハンス=マルティン・シュナイトやハンス=ヨアヒム・ロッチェ等の指揮者、在京オーケストラとも共演し、バッハ《ヨハネ受難曲》《ロ短調ミサ》、ヘンデル《メサイア》、モーツァルト《戴冠式ミサ》、フォーレ《レクイエム》、ラター《子供のためのミサ曲》、ハイドン《戦時のミサ(パウケンミサ)》《ネルソン・ミサ》、ベートーヴェン《第九》、ライヒャ《レクイエム》(日本初演)等の歌唱で評価が高い。また、平成20~21年度(財)地域創造・登録アーティストとして活動し、親しみやすいコンサートやワークショップを全国に展開する他、子供向けのコンサートにも積極的に参加し、ソニー・ミュージック・ファンデーション主催「Concert for KIDS」や松井和彦作曲《イソップオペラ3部作》《泣いた赤鬼》等の公演成功に貢献している。若手バリトンとしてその活躍が注目されている。二期会会員。

公式サイト http://keny.ciao.jp/ ▲プロフィールを閉じる

バリトン:吉川健一 Kenichi Yoshikawa

バリトン:石崎秀和 Hidekazu Ishizaki 端正で瑞々しい演唱で将来を嘱望される逸材。東京都出身。日本大学藝術学部音楽学科声楽コース卒業。東京藝術大学大学院修士課程(独唱専攻)及び博士後期課程修了。2005年、博士号(音楽)を取得。ウィーン国立音楽大学リート・オラトリオ科修了。2000年イタリア、フィナーレ・リーグレ市にてパルマ・ドーロ国際コンクール第3位、及び課題曲特別賞。07年より一年間、▼続きを見る 文化庁派遣芸術家在外研修員としてウィーンに留学。オーストリア・バーデン市にてドナウレンダー国際夏期アカデミーコンクール第1位。国内では第11回日本モーツァルト音楽コンクール第3位。平成15年度友愛ドイツ歌曲コンクール第3位。日本モーツァルト音楽大賞選考会2005優秀賞他、多数受賞。宗教曲では、ウィーンにてモーツァルト《レクイエム》、フォーレ《レクイエム》のソリストを務め、日本にてバッハ《マタイ受難曲》《クリスマス・オラトリオ》、ハイドン《パウケンミサ》、モーツァルト《ヴェスペレ》、ベートーヴェン《第九》のソリスト等を務める。オペラでは、新国立劇場《サロメ》《友人フリッツ》《アンドレア・シェニエ》《オルフェオとエウリディーチェ》、読売日本交響楽団定期ヘンツェ《午後の曳航(世界初演)》《道化師》、びわ湖ホール・プロデュースオペラ《シチリア島の夕べの祈り(日本初演)》《十字軍のロンバルディア人(日本初演)》、東京室内歌劇場主催《卒塔婆小町》《インテルメッツォ(日本初演)》《オルフェオ》、君津市民文化ホール主催《カルメン》、千葉市民オペラ《魔笛》、三枝成彰《Jr.バタフライ》、TIAAオペラ《ヘンゼルとグレーテル》、東京シティオペラ《ラ・ボエーム》、東京学芸大学大学院オペラ《ドン・ジョヴァンニ》(賛助)等に多数出演。05年、東京二期会《フィレンツェの悲劇》ではシモーネのカヴァーを務め、09年《カプリッチョ》ではオリヴィエで二期会デビューを果たした。09年4月カワイ表参道コンサートサロン・パウゼにて「ドイツ歌曲とバラードの世界-ゲーテとハイネの詩による-」と題し、帰国記念リサイタルを開催。ベートーヴェン、レーヴェ、ワーグナー、シューマン、メンデルスゾーン、ヴォルフ等、意欲的なプログラムを組んで注目を集めた。伸びやかな高音をもつハイ・バリトンとして、今後の活躍が期待されている。東京学芸大学准教授。二期会会員。 ▲プロフィールを閉じる

バリトン:石崎秀和 Hidekazu Ishizaki

テノール:倉石 真 Makoto Kuraishi 東京藝術大学声楽科卒業、同大学院オペラ科修了。芸大定期オペラ《コシ・ファン・トゥッテ》のフェランド役でデビュー。東京交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会、東京フィルハーモニー交響楽団のオペラコンチェルタンテ・シリーズなどに出演。2000年ロータリー財団国際親善奨学生としてイタリアに留学。ボローニャにおいてパリデ・ヴェントゥーリに師事、 ▼続きを見る 01年にはモンテプルチアーノ国際音楽祭に出演して高い評価を得る。02年に帰国後は日生劇場《ジャンニ・スキッキ》のリヌッチョ、東京室内歌劇場《井筒の女》の在原業平、藤沢市民オペラ《メリーウィドウ》(カミーユ)、《カヴァレリア・ルスティカーナ》(トゥリッドゥ)、横浜シティオペラ《愛の妙薬》(ネモリーノ)などで高い評価を得ている。また新国立劇場公演《カルメン》《ラ・ボエーム》《黒船》《軍人たち》に続けて出演している。海外ではイギリス・バクストンで行われたギルバート&サリヴァン国際フェスティヴァルで《コックスとボックス》のボックス役で出演したほか、12年3月にはパリの日本文化会館における《夕鶴》の与ひょう役で絶賛された。また4月にはイタリアの主要歌劇場の一つ、ジェノヴァのカルロ・フェリーチェ歌劇場における《トゥーランドット》に皇帝アルトゥム役として抜擢され、好評を博した。9月には東京音楽大学105周年オペラ《ラ・ボエーム》(広上淳一指揮、粟国淳演出)においてロドルフォ役を演じ、高い評価を得た。またヴェルディ《レクイエム》、ロッシーニ《スタバト・マーテル》、ベートーヴェン《ミサ・ソレムニス》《第九交響曲》などのソリストとしても高い評価を得ている。日本声楽アカデミー会員、東京音楽大学講師。 ▲プロフィールを閉じる

テノール:倉石 真 Makoto Kuraishi

テノール:児玉和弘 Kazuhiro Kodama 芳醇な美声と確かな音楽性が光る逸材。大分県出身。東京藝術大学声楽科卒業。同大学院修士課程オペラ専攻修了。二期会オペラ研修所第48期マスタークラス修了。修了時に優秀賞受賞。在学中に東京室内歌劇場第100回記念公演でのサリエリ《ファルスタッフ》(若杉弘指揮、鈴木敬介演出)のフォード役でオペラデビュー。その後、藝大定期オペラ公演《ウィンザーの陽気な女房たち》 ▼続きを見る フェントン、《皇帝ティートの慈悲》ティート、東京室内歌劇場公演でのプフィッツナー《クリスマスの妖精》ヨッヘン、吉川和夫《金壺親父恋達引》行平、パイジエッロ《セビリアの理髪師》市検長、びわ湖ホールでの《シチリア島の夕べの祈り》テバルド、《十字軍のロンバルディア人》修道院長、《海賊》奴隷及び宦官。トヨタコミュニティーコンサート《メリー・ウィドウ》サンブリオッシュ。東京二期会には2007年2月《ダフネ》(新制作・日本初演)、6月《ナクソス島のアリアドネ》ブリゲッラ、09年《カプリッチョ》の作曲家フラマン役で出演。コンサートでは《エリア》、モーツァルト《レクイエム》、《第九》等に出演。精彩を放つ演唱で好評を博し、今後の活躍が期待されている。二期会会員。▲プロフィールを閉じる

テノール:児玉和弘 Kazuhiro Kodama

テノール:小山陽二郎 Yojiro Oyama 愛知県出身。愛知県立芸術大学卒業。同大学院及び研修生修了。1994年、渡伊。愛知県新進芸術家海外研修費助成を受ける。カシナ・リリカ国際声楽コンクール第2位。ブダペスト国際声楽コンクール第2位。レナート・ブロージ歌曲コンクール第2位。ドニゼッティ・ロッシーニの声コンクール第2位。他にも数多くのコンクールにて入賞。95年、愛知県芸術劇場の《愛の妙薬》▼続きを見る ネモリーノでデビュー。96年にはイタリア・オルヴィエートで《セビリアの理髪師》のアルマヴィーヴァ伯爵でデビュー。続いてサルザーナにて同役、及び《リゴレット》のマントヴァ公爵に出演。その後、ミラノのローゼトゥム劇場で《友人フリッツ》フリッツ、《ランメルモールのルチア》アルトゥーロ、《アルジェのイタリア女》リンドーロと続いて出演。97年には、日生劇場での《魔笛》タミ-ノに出演し、「気品ある王子役」と絶賛された。同劇場や愛知県芸術劇場では《セビリアの理髪師》でも出演している。97~99年のシーズンにはハンガリー国立歌劇場のメンバーとして同劇場に《ファルスタッフ》フェントン、《チェネレントラ》ドン・ラミーロ、《ランメルモールのルチア》アルトゥーロで出演。スペイン、アルファス・デル・ピ室内オペラフェスティバルでの《バスティアンとバスティエンヌ》バスティアン及びルーマニア、コンスタンツァ・オペラ・フェスティバルでの《リゴレット》マントヴァ公爵でも成功を収めている。99年に帰国し、様々なコンサート、宗教曲、ベートーヴェンの《第九》に出演。藤原歌劇団では文化庁舞台芸術体験事業《愛の妙薬》ネモリーノに出演の他、《椿姫》のアンダースタディを務めて研鑽を積み、2003年《ロメオとジュリエット》ティボルトで本公演にデビュー、その後は《イル・カンピエッロ》ドナ・パスクア、《カルメン》レメンダード、《ランスへの旅》騎士、《リゴレット》ボルサ、《ラ・トラヴィアータ》アルフレード、《カルメル会修道女の対話》騎士フォルス、《ランメルモールのルチア》エドガルド、《夢遊病の女》エルヴィーノ等、多数出演し、いずれも好評を得ている。藤原歌劇団団員。 ▲プロフィールを閉じる

テノール:小山陽二郎 Yojiro Oyama

バス・バリトン:加藤宏隆 Hirotaka Kato 静岡県出身。静岡県学生音楽コンクール入選。全日本学生音楽コンクール東京大会入選。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。小澤征爾音楽塾《こうもり》(2003)、《ラ・ボエーム》(2004)、《カルメン》(2007)各公演に参加し研鑽を積む。04年8月、第5回浜松市民オペラ《魔笛》のパパゲーノ役でオペラデビュー後、アメリカに留学。▼続きを見るジョンズ・ホプキンス大学ピーボディ音楽院修士課程修了。その後、インディアナ大学ジェイコブズ音楽院に奨学金を得て在籍し、パフォーマーディプロマを取得。インディアナ大学では、多くのプロ歌手を育て上げたことで有名な名教師アンドレアス・プリメノスのもとで学ぶ。08/09年夏にはイタリア・フィレンツェへの短期留学も経験。この時に著名なベニータ・ヴァレンテ、ケヴィン・ランガン、そしてミラノ・スカラ座コーチであるネルソン・カルツィ各氏の教えを受けるとともに、フィレンツェにて数回のコンサートに出演。アメリカ国内において、《ファルスタッフ》《フィガロの結婚》《ホフマン物語》《魔笛》《セビリアの理髪師》《愛の妙薬》《蝶々夫人》《ジャンニ・スキッキ》《椿姫》等、多くのオペラにソリストとして出演し、その活躍は「ヘラルド・タイムズ」紙(インディアナ州)や「ボルチモア・サン」紙(メリーランド州)を始めとする各新聞紙上で好評を博す。11年にはバーナード・ランズ作曲による、画家ゴッホの生涯を描いたオペラ《ヴィンセント》の世界初演でゴーギャン役に抜擢される。また、オペラ以外にもソロリサイタルや、米国・コロンバス交響楽団とのモーツァルト《レクイエム》バリトンソロを始めとするコンサートで活躍。米国有数の音楽祭の一つであるアスペン音楽祭へ、奨学金を授与され2年連続で参加し、多くのコンサートに出演。同音楽祭において、ベンジャミン・ブリテン作曲のオペラ《真夏の夜の夢》シーシアス役を歌い、その模様はアスペン・パブリック・ラジオによって生中継された。現在は拠点を日本に移し、ラモー作曲のオペラ《プラテー》日本初演への出演等、幅広い活動を展開している。早稲田中高等学校非常勤講師。二期会会員。

公式サイト  http://ameblo.jp/katoh1/ ▲プロフィールを閉じる

バス・バリトン:加藤宏隆 Hirotaka Kato

ソプラノ:大山亜紀子 Akiko Oyama 東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。同大学大学院修士課程オペラ科修了。大学院在学中に大学より推薦され、平成10年度NTTドコモ賞を受賞。第45期二期会マスタークラス修了時に最優秀者賞及び川崎静子賞を受賞。第39回日伊声楽コンコルソ入選。第74回日本音楽コンクール第2位及び岩谷賞(聴衆賞)を受賞。第5回上毛新聞芸術文化賞(音楽部門)を受賞。 ▼続きを見る これまでに《コジ・ファン・トゥッテ》フィオルディリージ役、《シモン・ボッカネグラ》アメーリア役、《仮面舞踏会》アメーリア役、《蝶々夫人》蝶々夫人役、《外套》ジョルジェッタ役、《トスカ》トスカ役、《オテロ》デズデモナ役、《カヴァレリア・ルスティカーナ》サントゥッツァ役等、様々なオペラに出演。また、「レインボウ21サントリーホールデビューコンサート1999」「JTアフタヌーンコンサート」「二期会新進声楽家の夕べ」「川崎静子賞20周年記念コンサート」「二期会ゴールデンコンサートin津田ホール」「びわ湖ホール ジルヴェスター・コンサート2007-2008」等に出演する他、ベートーヴェン《交響曲第九番》、ヴェルディ《レクイエム》等のソリストを務める。「ぐんま新人演奏会」「高崎新人演奏会」「松井田町音楽のつどい」「高崎音楽祭」等、地元の音楽会にも出演し、活躍の場を広げている。二期会、日本声楽アカデミー、日伊音楽協会、群馬音楽協会、東京ミュージックアーツ各会員。 ▲プロフィールを閉じる

ソプラノ:大山亜紀子 Akiko Oyama

ソプラノ:馬原裕子 Hiroko Mahara 鹿児島県出身。東京藝術大学声楽科卒業。同大学大学院修了。第13回日本声楽コンクール第2位。第14回奏楽堂日本歌曲コンクール第1位並びに中田喜直賞受賞。第3回長久手国際オペラ声楽コンクール第1位。第77回日本音楽コンクール第3位。2002年より小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトにて、《こうもり》ではイーダ役を、また演奏会形式公演ではアデーレ、▼続きを見る 《ドン・ジョヴァンニ》ツェルリーナ、《ラ・ボエーム》ではムゼッタで出演。05年には小澤征爾指揮:東京のオペラの森《エレクトラ》に裾持ちの女で出演。同年秋より小澤征爾の推薦によりドイツで研鑽を積む。帰国後、11年、東京二期会《フィガロの結婚》バルバリーナ役で出演。12年、新国立劇場・高校生のためのオペラ鑑賞教室《ラ・ボエーム》ムゼッタ役で出演。またソリストとしても、ヘンデル《メサイア》、ハイドン《四季》、ベートーヴェン《第九》、メンデルスゾーン《エリヤ》《真夏の夜の夢》《交響曲第2番「讃歌」》等、数多くの演奏会に出演。今後の活躍に期待と注目が集まっている。二期会会員。 ▲プロフィールを閉じる

ソプラノ:馬原裕子 Hiroko Mahara

メゾ・ソプラノ:牧野真由美 Mayumi Makino 東京都出身。東京藝術大学、同大学大学院修了。スイス・ロカルノ「ティチーノ・ムジカ」にてマグダ・オリヴェロ、チャールズ・スペンサーの両氏、ニューヨークにてピエール・ヴァレー氏、パルマにてヒサコ・タナカ氏に師事。第3回藤沢オペラコンクール奨励賞、第30回イタリア声楽コンコルソ金賞受賞。藤原歌劇団には2008年、帝国ホテル主催ジ・インペリアル・オペラ▼続きを見る 《セビリアの理髪師》のベルタに出演後、10年《カルメル会修道女の対話》のマザー・マリーで本公演にデビュー。その後、11年《ランメルモールのルチア》のアリーサ、《セビリアの理髪師》のベルタ、12年《フィガロの結婚》のマルチェリーナ、《夢遊病の女》のテレーザと連続して出演し、いずれも好評を博している。これまでオペラでは、サントリーホール・オペラ・アカデミー公演《ファルスタッフ》のクイックリー夫人でレナート・ブルゾンとの共演を始め、06年、東京のオペラの森《オテロ》エミーリア、07年、東京芸術劇場シアターオペラ《カヴァレリア・ルスティカーナ》のルチア、08年サントリーホール・オペラ《フィガロの結婚》のマルチェリーナ、小澤征爾指揮サイトウ・キネン・フェスティバル松本《利口な女狐の物語》のキツツキ、10年ニュー・オペラ・プロダクション《末摘花》の叔母の他、《カルメン》のタイトルロール、《ウェルテル》のシャルロッテ、《アドリアーナ・ルクヴルール》のブイヨン公妃、《蝶々夫人》のスズキ、《ジャンニ・スキッキ》のヅィータ、《リゴレット》のマッダレーナ等多数出演。また、サイトウ・キネン・フェスティバル松本では《ファルスタッフ》《ヴォツェック》《グレの歌》にカヴァーキャストとして参加し、03年には「ふれあいコンサート・千人の合唱」でカルメンを歌った。また、モーツァルト《レクイエム》、ヴェルディ《レクイエム》、ベートーヴェン《第九》、マーラー《復活》《千人の交響曲》等のソリストとしても活躍。02年には東京にてリサイタルを開催。安定した美声と表現豊かな演技で好評を得ているメゾ・ソプラノ。藤原歌劇団団員。 ▲プロフィールを閉じる

メゾ・ソプラノ:牧野真由美 Mayumi Makino

メゾ・ソプラノ:淀 和恵 Kazue Yodo 国立音楽大学声楽学科卒業。同大学大学院オペラコース修了。砂川 稔、桑原英子、疋田生次郎の諸氏に師事。第16回日本クラシック音楽コンクール入賞。卒業後、数度に渡りイタリアにおいて研鑽を積んでいる。2002年3月、山形市及び米沢市においてリサイタルを開催し、好評を博した。オペラでは国立音楽大学大学院オペラ《コジ・ファン・トゥッテ》のドラベッラでデビューし、▼続きを見る 《魔笛》クナーベ、《ノルマ》アダルジーザ、《ランメルモールのルチア》アリーサ、《ラ・ファヴォリータ》レオノーラ、《蝶々夫人》スズキ、《カルメン》カルメン等を歌った。また、コンサートでは、ペルゴレージ《スターバト・マーテル》、バッハ《カンタータ》、ハイドン《ネルソン・ミサ》、モーツァルト《レクイエム》《ミサ曲》、ベートーヴェン《第9交響曲》、ドヴォルザーク《レクイエム》等のソリストとしても活躍している。二期会会員。 ▲プロフィールを閉じる

メゾ・ソプラノ:淀 和恵 Kazue Yodo

ピアノ:マウリツィオ・カルネッリ Maurizio Carnelli ピアノ、クラヴィチェンバロ、指揮、作曲を学ぶとともに、芸術象徴論で大学の哲学科を卒業する。音楽家として広範囲に活躍しているが、特に歌手の伴奏者として著名であり、アルフレード・クラウス、ジュゼッペ・ディ・ステファノ、二コラ・マルティヌッチ、ピエトロ・バッロ、ルチアーナ・セッラ、ナイジェル・ロジャース、スヴェトラ・ヴァシリエヴァ、▼続きを見る ステファニア・ボンファデッリ、アンナ・リタ・タリエント、ジャネット・ペリー、ファウスト・テンツィ、アデリーナ・スカラベッリ等と共演している。また特筆すべきは、ルチア・ヴァレンティーニ・テッラーニの専属伴奏者としての活躍であり、1996年にはハイドンとロッシーニの歌曲集とカンタータ集をレコーディングし、「CDクラシック賞」を受賞した。また、意義深い経歴としてはジョルジョ・ガスリーニとの共演があり、そこでアメリカの「ソング」の伴奏を体得し、《地球の歌》の世界初演をレコーディングした。リートや室内歌曲にも精通していて、15年に渡りミラノの音楽院において声楽学科歌曲コースで教授を務めている他、東京、ソウル、ヴァル・ティドーネ等で行われる音楽講習会にも教授として参加している。主要なドイツ・リートの録音や演奏会での伴奏は数多く、スカラ座、リリコ劇場、ミラノ音楽院、クレモナのポンキエッリ劇場、パヴィーアのフラスキーニ劇場、パドヴァのポッリーニ音楽院、トリノ王立歌劇場、ローマのオリンピコ劇場、ナポリのピエタ・デ・トゥルキーニ、ヴァチカンのネルヴィ広間、ルツェルンとルガーノのコングレスセンター、ブダペストの国会議事堂、東京の都市センターホール、ソウルのヒル・ステート・センター等で演奏している。著名な指揮者(ロマーノ・ガンドルフィ、アルベルト・ゼッダ、マッシミリアーノ・カルディ)や役者及び演出家(オッタヴィア・ピッコロ、ファニー・アルダン、ジョルジョ・アルベルタッツィ、アントネッロ・マダウ=ディアツ)と共演する他、ミラノ・ムジカ、アーテル・フォーラム、ロッシーニ・オペラ・フェスティバル、ジョルダーノ・フェスティヴァル、ドニゼッティ・フェスティバル等にも招かれている。近年では特にモーツァルトからシューベルトまでのクラシック音楽に精通し、いくつかの全曲演奏(モーツァルト《フルートとチェンバロのためのソナタ》をセルジョ・ザンペッティと共演、モーツァルト/グリーグ《2台のピアノのためのソナタ》をカルロ・バルザレッティと共演)やベートーヴェンのソナタ全曲演奏にも取り組んでいる。また、ロッシーニのカンタータ《ディドーネの死》のピアノ伴奏版、ヴィヴァルディ《四季》のヴァイオリンとピアノ版、イタリア1900年代歌曲集、1900年代作品アリア集(テノール用、ソプラノ用)等、リコルディ社から出版されている楽譜の監修にも携わっている。350回に渡るラジオ番組を制作、出演する他、イタリア国営放送RAI Dueの人気番組にもレギュラー出演した。最近では、イタリア共和国大統領とスイス連邦大統領の後援を受けて出版された《詩人の歌》をテノールのファウスト・テンツィとレコーディングした。音楽の普及活動にも積極的に取り組み、セグラーテの「青少年のための音楽」の芸術監督や「ラッコルダータ」の主催、ACTIKO協会総裁を務めている。

©clara magl giallo ▲プロフィールを閉じる

ピアノ:マウリツィオ・カルネッリ Maurizio Carnelli

■あらすじ

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 かつては数々の武勇伝を残し、優男を自称する老騎士ファルスタッフは、大酒飲みの好色漢。その日もガーター亭で飲んだくれ、勘定が払えない彼は、従者カストラとパンドルフォにフォード夫人アリーチェとペイジ夫人メグに恋文を届けさせようとするが固辞され、「名誉だと! この悪党め!」とモノローグを歌う(第1幕第1場)。
 フォード邸の庭。アリーチェとメグは、ファルスタッフから届けられた同じ文面の恋文を見せ合い、クイックリー夫人とアリーチェの娘ナンネッタとともに、好色漢をこらしめようと計画する。次いでフォード、医師カイウス(フォードはナンネッタをカイウスに嫁がせるつもりでいる)、2人の従者、フェントン(ナンネッタの恋人)が登場、カストラとパンドルフォは、アリーチェに恋文が届けられたとフォードに告げる。ナンネッタとフェントンの愛の二重唱「燃える唇」に、女たちと男たちの八重唱(第1幕第2場)が続く。
 ガーター亭で飲んだくれるファルスタッフにクイックリー夫人が、アリーチェの逢引きの誘いを伝える。有頂天の彼は自分を鼓舞する(「さあ行け、ジョン!」)。変装したフォードがアリーチェへの想いを語ると、ファルスタッフは彼女と逢引きする話を聞かせる。フォードは嫉妬に駆られ、「夢かまことか」と歌う(第2幕第1場)。
 フォード家の居間。ファルスタッフが誘いに乗ったことを確認すると、女たちは作戦を開始。ファルスタッフが「ノフォーク侯の小姓のころ」と自画自賛してアリーチェを口説きにかかるところへ、フォードが男一同を連れて乱入し、舞台は大騒ぎ。女たちはファルスタッフを洗濯籠のなかに隠し、窓からテムズ川に投げ捨てさせる(第2幕第2場)。
 ファルスタッフがガーター亭の前で「なんという世の中だ」と不満を語っていると、再びクイックリー夫人が登場。アリーチェが先の災難を悲しみ、公園の樫の木の下で逢いたがっていると告げ、一同は仮装芝居の段取りをつける(第3幕第1場)。
 ウィンザー公園。フェントンが「燃える唇から恋の歌が」を歌い、ナンネッタが応える。アリーチェはフォードの裏をかこうと、フェントンにカイウスと同じ修道衣を着せる。全員が準備を終えたところでファルスタッフが彼女を口説きにかかると、メグが「悪魔が来た」と叫ぶ。公園の樫の木の下に現れる妖精を見ると死ぬ、という言い伝えがあるのだ。妖精の女王姿のナンネッタを見て、ファルスタッフは樫の木の下でうずくまる。ナンネッタが妖精の歌「季節風の息の乗って」を歌い、一同がファルスタッフを小突きまわすと、ファルスタッフは悲鳴を上げ泣きだしてしまう。と、パンドルフォが頭巾を外してしまったので、ファルスタッフははめられていたことに気づき、傲慢さを取り戻す。フォードは変装したナンネッタとカイウスを結婚させようとするが、アリーチェの機転でフォードの計画も失敗に終わり、ナンネッタとフェントンは祝福される。ファルスタッフは「この世はすべて道化」と歌い、一同も唱和する。


主催:東京・春・音楽祭実行委員会 特別協力:上野学園 石橋メモリアルホール

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