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公演情報 2014/03/29

東京春祭ワーグナー・シリーズvol.5《ラインの黄金》
出演者変更のお知らせ

ファーゾルト役で出演を予定しておりましたアイン・アンガーは、都合により来日できなくなりました。代りまして、フランク・ヴァン・ホーヴが出演いたします。
お客様には出演者変更に至りましたことを、心よりお詫び申し上げます。何卒ご了承賜りますよう、謹んでお願い申し上げます。

東京春祭ワーグナー・シリーズvol.5
『ニーベルングの指環』 序夜《ラインの黄金》(演奏会形式・字幕映像付)
【日時】2014年4月5日(土)15:00開演/4月7日(月)19:00開演
【会場】東京文化会館 大ホール
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© Alexandra Polyakova & Louis Currie
FrankvanHove.png フランク・ヴァン・ホーヴ(バス) Frank van Hove
 ドイツのボン生まれ。ボンとテュービンゲンで最初は神学と哲学を学んだ。1987年に学位を取得した後、ベルリンでハルトムート・シンガー、クルト・モル、ルドルフ・ピエルネイ、イルムガルト・ハルトマンらに師事して声楽と演技の勉強を始めた。
 最初に出演したのはデッサウとブラウンシュヴァイクの歌劇場であり、2011年まで籍を置き、幅広いレパートリーを演じたのはマンハイム国立劇場だった。同劇場で演じた役には、《ラインの黄金》のファーゾルト、《ワルキューレ》のフンディング、《さまよえるオランダ人》のダーラント船長、そしてモーツァルトのレポレッロ、ドン・アルフォンソ、ザラストロ等である。
 海外でも活躍しており、ブラジルではケント・ナガノ(バッハの《マタイ受難曲》のキリスト)、トリノとルガーノではディエゴ・ファソリス(ハイドンの《天地創造》)、テル・アヴィブとエルサレムではガリー・ベルティーニ(ベートーヴェンの《ミサ・ソレムニス》、ブダペストではティト・チェッケリーニ(ロッシーニ《小ミサ・ソレムニス》)等と共演し、リヨン歌劇場ではフリードマン・レイヤーの指揮で《魔法の酒》を歌った。
 演出家では、ヴィリー・デッカー、ギュンター・クレーマー、ハリー・クプファー、イェンス=ダニエル・ヘルツォーク、アンドレアス・ホモキ等と共演している。
 2011年以降はフリーの歌手として活動し、ベルリン・コーミッシュ・オーパー(ヤナーチェクの《利口な女狐の物語》)に招かれ、ウィーン・フォルクスオーパーでは《ルサルカ》の水の精、コペンハーゲンの国立劇場ではハルトムート・ヘンヒェンの指揮で《パルジファル》のグルネマンツを、またトーマス・ヘンゲルブロックとの共演でもグルネマンツを歌った。2013年1月には、バルサザール・ノイマン・アンサンブルと共演、フライブルク歌劇場にも出演した。スティーヴン・スローンの指揮ではバルトークの《青ひげ公の城》のタイトル・ロールを歌い、絶賛を博した。
 今後の出演予定には、ドイツとパリでのトーマス・ヘンゲルブロック指揮北ドイツ放送交響楽団とのウェーバーの《魔弾の射手》のコンサート・シリーズやイングランドでの《パルジファル》のグルネマンツ等がある。

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