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東京・春・音楽祭 2019

アーティスト

中野振一郎 (チェンバロ) 1964年、京都生まれ。桐朋学園大学音楽学部(演奏学科・古楽器専攻)卒業。ヴェルサイユ古楽、バークレー古楽、ライプツィヒ・バッハなど名高い国際音楽祭より招かれている。とりわけ「ヴェルサイユ古楽フェスティヴァル」(1991年)では、ケネス・ギルバートやボブ・ファン・アスペレンら欧米の名手と肩を並べ「世界の9人のチェンバリスト」のひとりに選ばれた。 1993年、ロンドンのウィグモア・ホールにリサイタル・デビュー。▼続きを見る1999年にはドイツにてコレギウム・ムジクム・テレマンを率い、オーケストラ・ディレクターとしての才能を国際的にアピールした。2011年に、年1回・全6回のリサイタル・シリーズ「F.クープランの全景~中野振一郎によるオルドル全曲公演」を上野の東京文化会館等でスタート。毎年、アジア最大級の音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ」(東京ほか)でも個性的なリサイタル・プログラムを披露し、好評を博している。近年は、得意のトークを交えたレクチャー・コンサートを通して、チェンバロの仕組みや古楽の魅力を伝える活動にも力を入れている。 録音活動にも熱心で、「J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲」(2000)がレコード・アカデミー賞に輝くほか、「J.S.バッハ:フランス組曲」(2004)は「レコード芸術」誌の特選盤に選出された。コレギウム・ムジクム・テレマンとの共演によるCDも2000年以降リリースされている。パーセルの生誕350年を祝う「女王の祭壇~パーセル作品集」は2009年度レコード・アカデミー賞・音楽史部門を受賞。2011年には、デビュー25周年を記念して「チェンバロ名曲集」(「レコード芸術」誌・特選盤)および「デュフリ全集」(2枚組:「レコード芸術」誌・特選盤/準特選盤)をリリース。最新盤は、「シャコンヌ〜中野振一郎クラヴサン劇場」と「Bach / Mozart: Works for Keyboard」(「レコード芸術」誌・特選盤)がある。 2010年には著書『チェンバロをひこう~憧れの楽器をはじめるための名曲集~』を音楽之友社より出版。 京都市立芸術大学、大阪・相愛大学、名古屋音楽大学で後進の指導にも励んでいる。文化庁芸術祭大賞(2004度)など受賞多数。▲プロフィールを閉じる

出演公演

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