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東京・春・音楽祭 2019

アーティスト

大矢素子 (オンド・マルトノ) 英国生まれ。東洋英和女学院高等部卒業後、東京藝術大学楽理科に入学。同大学院修士課程在学時、オンド・マルトノの開発者であるモリス・マルトノ著『アクティヴ・リラクゼーション』を翻訳出版(春秋社)。同大学院博士課程在学時、ロータリー国際親善奨学生として渡仏の後、パリ国立高等音楽院に入学。在学中、メシアン《三つの小典礼》のソリストとして、パリ国立高等音楽院オーケストラとの世界ツアーに出演、▼続きを見るパリ ノートルダム寺院、ランス大聖堂、スペイン マドリッドのオーディトリアム等で演奏。平成20年度文化庁新進藝術家海外派遣制度生として研鑽を積み、同音楽院オンド・マルトノ科を最優秀(首席)で卒業。帰国後、モリス・マルトノの思想研究により音楽学博士号を取得(2012年度東京藝術大学)。  オンド・マルトノを、原田節(はらだ たかし)、ヴァレリイ・アルトマン=クラヴリィ、音楽学を船山隆、福中冬子の各氏に師事。  2011年オペラシティ「B→C」(第132回)シリーズ、2012年NHK FM「リサイタル・ノヴァ」、2013年文化庁主催「明日を担う音楽家たち」でジョリヴェ《オンド・マルトノ協奏曲》を演奏(藤岡幸夫指揮、於東京オペラシティコンサートホール)。2014年NHK Eテレ「スコラ 坂本龍一音楽の学校――電子音楽編」に特別講師として出演、2016年アカデミー賞監督・作品賞受賞映画「レヴェナント・蘇りし者」(C)2016 Twentieth Century Foxにおいて坂本龍一作曲の楽曲を演奏。2017年、メシアン作曲のオペラ《アッシジの聖フランチェスコ》の全曲本邦初演において第二オンド・マルトノを担当(シルヴァン・カンブルラン指揮、読売交響楽団)、2018年8月には、NHK交響楽団主題「ほっとコンサートにおいて」メシアン《トゥランガリーラ交響曲》第五楽章のソリストとして出演するなど、演奏・研究の両面から現代音楽への近接を図っている。  2012年東京藝術大学教育非常勤助手、2013年~14年同大学専門研究員を経て、2015年より同大学大学院非常勤講師。▲プロフィールを閉じる

出演公演

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