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東京・春・音楽祭 2019

アーティスト

向山佳絵子 (チェロ) 東京生まれ。9歳よりチェロを始め、松波恵子、堀江泰氏、レーヌ・フラショー、毛利伯郎の各氏に師事。1985年、第54回日本音楽コンク-ル第1位入賞。87年、東京芸術大学入学。88年、第3回アリオン賞審査委員奨励賞受賞。90年、ドイツ・リューベック国立音楽大学に留学し、ダヴィド・ゲリンガスに師事。同年、第10回ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール第1位入賞。92年、NHK交響楽団の「若い芽のコンサート」に出演し、▼続きを見る高い評価を受けた。同年、第2回出光音楽賞受賞。カザルスホールでの「向山佳絵子とチェロの世界」シリーズや、東京オペラシティでの連続リサイタル、各地の音楽祭への参加、JTアートホール室内楽シリーズのプランナーとして活躍、また98年よりハレー・ストリング・カルテットのチェリストに迎えられるなど、常に話題を集めている。チェロのヤーノシュ・シュタルケル、ダヴィド・ゲリンガス、ヴァイオリンのアイザック・スターン、ヨセフ・スーク、イヴリー・ギトリス、ピアノのマルタ・アルゲリッチほか、世界の一流演奏家たちとの共演も数多くこなす一方、NHK交響楽団、東京都交響楽団、読売日本交響楽団、東京フィル、日本フィル、新日本フィル、大阪フィルなど主要オーケストラとも共演。そのほか、リサイタル、室内楽にと多彩な演奏活動を繰り広げている。また、98~99年にはNHK-FMの人気番組「おしゃべりクラシック」のパーソナリティを務め広い層からの支持を得た。その後もNHK-FMには度々出演、生放送中のリクエストに答えたり、特番の司会を務める等し、話題となった。最近では企画の公演が、BSクラシック倶楽部等テレビでも放送されている。2013~2017年にはNHK交響楽団首席チェロ奏者も務めた。録音はソニー・ミュージックジャパンインターナショナルより「シューベルト:アルペジオーネソナタ他」「祈り」「森の静けさ」「白い風景」「バッハ無伴奏チェロ組曲全曲」の5枚のCDが発売されておりいずれも高い評価を得ているほか、カメラータ・トウキョウから池辺晋一郎及び三善晃のチェロ協奏曲のCDもそれぞれ発売されている。また録音曲はNHKスペシャルや、ドラマのテーマ曲、TVCM曲などにも使用されている。2017年度まで東京藝術大学非常勤講師として、2018年度からは京都市立芸術大学准教授として後進の指導を務める傍ら、日本を代表する実力派チェリストとして益々活動の場を広げている。▲プロフィールを閉じる

出演公演

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