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東京・春・音楽祭 2019

アーティスト

カレファックス・リード・クインテット (室内楽) カレファックスは共通の情熱のもとに強い絆で結ばれた5名のリード楽器奏者によるオランダのアンサンブルである。その卓越した演奏、見事な編曲、革新的な演出は、30年以上にわたって、国内外で高く評価されている。彼らはリード・クインテットという、まったく新しいジャンルを生み出した。そして、彼らの後に続く世界中の若い管楽器奏者に刺激を与えている。カレファックスは、ポップなメンタリティーをもった▼続きを見るクラシック・アンサンブルと定義することができるだろう。 『カレファックス --- この5人の極めて才能豊かなオランダ人男性の演奏を聴くと、リード・クインテットが地球上最高の音楽の形式であるように思えてくる』    (ザ・タイムズ紙)
<レパートリー>
カレファックスはプログラム作りに冒険的なアプローチを用いており、その驚異的なまでに多彩なレパートリーは、1100年に作曲されたものから現代の作品にまで及ぶ。オーボエ、クラリネット、サキソフォン、バス・クラリネット、バスーンというユニークな編成のために、独自の編曲によって作品を演奏するほか、新たな作品を委嘱して演奏している。数多の国外ツアーや、ピアニストのジャン=イヴ・ティボーデ、歌手のノラ・フィッシャーやコーラ・ブルグラフ、トランペット奏者のエリック・ヴロイマンス、ヴァイオリニストのリザ・フェルシュトマン、クラリネット奏者のキナン・アズメ、オランダ室内合唱団をはじめとする様々なジャンルの音楽家との共演を通じ、世界各地の音楽やジャズ、即興演奏などの影響を積極的に受け入れている。また、舞台作家のバウキエ・シュヴァイグマンやビデオ・アーティストの ヤープ・ドゥルプスティーンなど、音楽以外の分野のアーティストたちとも定期的にコラボレーションしている。
<パイオニア>
今日、カレファックスに倣って、世界各地でリード・クインテットが結成されている。カレファックスはそのパイオニアたる役割として、自らの編曲による楽譜をカレファックス・エディション名義で出版している。カレファックスはさらにその活動の枠を広げ、多彩な音楽体験を集めた音楽祭であるPANフェスティバルを毎年開催し、音楽以外の芸術活動との思いがけない出逢いや作曲コンクールも展開するなど、インスピレーションに溢れる探究の場を創出している。
<CD>
カレファックスはこれまでに有名レーベルのドイツMDGと彼ら自身のレーベルであるRIOJAレコードから19枚のCDをリリースしており、いずれも世界中のメディアから高く評価されている。 『信じられない・・・・ カレファックスが触れるものはすべて黄金に変わる。』 (テレグラフ紙) 2015年10月には、ラジオ・プロデューサーのレックス・ボルマイヤーが執筆したカレファックスの30年の歴史を綴る記念書籍『Calefax en de Caleidoscoop(カレファックスと万華鏡)』が出版された。
<受賞歴>
カレファックスはオランダの主要音楽賞の多くを受賞している。2012年にはファミリー向け音楽ショー『De Muziekfabriek(音楽ファクトリー)』でドイツのJunge Ohren Preis賞に輝いた。▲プロフィールを閉じる

出演公演

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