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東京・春・音楽祭 2017

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スペランツァ・スカップッチ (指揮) 2014年11月、ミュージカル・アメリカの月間新人賞にノミネートされ、またつい最近は、急速に国際的なキャリアを伸ばしたことに対して、優れた女性に与えられる栄誉ある「マルゲリータ・アック2015」賞を受賞した。イタリア生まれの指揮者スカップッチは近年、ウィーン国立歌劇場の《椿姫》や《チェネレントラ》によって聴衆や批評家の賞賛を受け、ウィーン・デビューを成功させた。今や国際的な音楽シーンで、最も注目されている指揮者▼続きを見るの一人である。 今後の予定としては、ローマ歌劇場で新制作《コジ・ファン・トゥッテ》、リエージュ王立歌劇場でヴェルディ《レクイエム》、リガのラトヴィア国立歌劇場で《ノルマ》、チューリヒ歌劇場で《連隊の娘》と《ラ・ボエーム》、ウィーン国立歌劇場で《ドン・パスクワーレ》、《愛の妙薬》、《ラ・ボエーム》、バルセロナのリセウ大劇場で《アッティラ》を指揮する他、トロントのカナディアン・オペラに《セビリアの理髪師》でデビューする。さらに交響曲のコンサートでは、パルマのトスカニーニ交響楽団、フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団、ニューヨークのジュリアード管弦楽団、スイスのバーゼル交響楽団等を指揮する。 近年では、ペーザロのロッシーニ音楽祭で《イタリアのトルコ人》、METリンデマン/ジュリアード音楽院の制作により、リンカーン・センターで演奏会形式の《夢遊病の娘》、ロサンゼルス・オペラで《ラ・ボエーム》、ワシントン・オペラとトリノのレージョ劇場で《チェネレントラ》、サンタフェ・オペラで新制作《連隊の娘》、フィレンツェのトスカーナ州立管弦楽団とペルゴレージ《スターバト・マーテル》、そして南デンマーク・フィルハーモニー管弦楽団とのコンサート等を指揮している。また、フィンランド国立歌劇場で《ドン・ジョヴァンニ》、リスボンのサン・カルルシュ国立劇場で《ノルマ》、マチェラータ音楽祭2014で《椿姫》を指揮。さらにビルバオのアリアーガ劇場にてロッシーニ《ひどい誤解》でスペイン・デビュー、コンサートではロッシーニ《スターバト・マーテル》でロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団を指揮した。 13年11月には、ワーナー・クラシックスから初のCDアルバムをリリースしており、モーツァルトのアリアをラトヴィアの名ソプラノ歌手マリーナ・レベッカやロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団と共演した。16年には、アルバニア出身のテノール歌手セミール・ピルギュやフィレンツェ五月音楽祭管弦楽団と共演したCDアルバムをオーパス・アルテからリリースしている。 ジュリアード音楽院およびローマのサンタ・チェチーリア音楽院卒業。▲プロフィールを閉じる

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