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東京・春・音楽祭 2017

アーティスト

ヴァハン・マルディロシアン (ピアノ) アルメニアのエレヴァンに生まれる。1993年にパリ音楽院に入学しジャック・ルヴィエに学ぶ。ピアノと室内楽で優秀な成績を修めて首席で卒業し、ほどなくフランスを始めヨーロッパ各国、アメリカ、カナダ、ロシア、日本をはじめアジア各国でリサイタル活動を行うようになる。また、室内楽の演奏にも熱心に取り組んでおり、イヴリー・ギトリス、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、ルノー&ゴルティエのカプソン兄弟、ハンナ・チャン等▼続きを見る世界的に活躍する演奏家と共演を重ねてきた。特にギトリスには「最高のパートナー」と認められて世界各国のリサイタルで共演を行っている。加えて、フランス国立管弦楽団、アルメニア・フィルを始め各国の オーケストラに定期的に客演し、いずれも成功を収めている。 現代音楽にも造詣が深く、特に作曲家エリック・タンギーより彼のピアノ・ソナタ第2番の献呈を受けた。2001年のパリでの初演に際してル・モンド紙が「驚くべきピアニスト!」の見出しで半ページ を割いてマルディロシアンを称賛した。 2006年にニューヨークの指揮者セミナーに招かれクルト・マズアに学んで以来、指揮者としても非凡な才能を発揮。フランス国立管弦楽団等に客演を果たし好評を得た。以降、定期的にアルメニア交響楽団、プラハ・フィルハーモニー管弦楽団、アマルガム・オーケストラ(ストラスブールフィル、南西ドイツ響、バーデンバーデン響、フライブルク響の選抜メンバーによるオーケストラ)、チェコ・チェンバー・ソロイスツ、レバノンフィルハーモニー管弦楽団、フランス国内、ドゥエー、カンヌ、トゥールーズのオペラ劇場のオーケストラ、ノボシビルスクの室内管弦楽団、などへの出演がある。2010年 よりフランスのカーン管弦楽団の首席指揮者を務めている。 ピアノと指揮を両方務める弾き振りも得意とし、首席指揮者を務めるカーンのオーケストラとの共演による、グリーグのピアノコンチェルトは、話題となった。モーツァルトやベートーヴェンはもちろんのこと、近現代ではショスタコーヴィチの協奏曲までレパートリーとしている。2014 年には東京フィルハーモニー交響楽団に客演し、日本のオーケストラにデビュー。2015 年には東京・春・音楽祭ならびに日本フィルハーモニー交響楽団、NHK交響楽団への客演を果たし、絶賛を博した。▲プロフィールを閉じる

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